ブルックリン横丁

ブルックリン在住17年の音楽ライター/歌詞対訳者=渡辺深雪の駄ブログ。 そろそろきちんと再開しますよ。

175:「続報:キャム vs ジェイZ」

2006-01-27 | ブルックリン横丁
途中でキャメル・トー問題に発展(脱線)してしまった例のディス・ソングですが今朝になってまた新展開が。っていうかNY時間の1/25にどうやらキャムロンが今回の件について記者会見したらしいんですがね。そしてそしてようやくジェイZ側のコメントも発表されますた。要約すると「MCとして相手にすべき程のトラックでもない、ゴミみたいな曲だ。記者会見までしているキャムロンの意図は明らか、ただ注目を集めて自分の宣伝をしたいだけ。反撃するつもりもないし、ヤツの宣伝のために利用されたくない」と。ま、商人キャムロンの意図はもともと見え見えだからいいとして、「さあどうするジェイZ!?」みたいな世論をハナで笑うようにして「利用されたくない」と言い切るジェイZも潔いっす。さすが爪先を露にしたCEO(しつこい)。ガキの喧嘩なんて相手にしてらんないっす、みたいな?

しかーし、さらに追い打ちをかけるように今朝もまたキャムロンの新トラックが早朝のNYCを賑わせておりますよ。何と過去にジェイZが数々のMCから「引用」したラインのあれこれを、「オリジナル→ジェイZの引用後」みたいに対比させてつなげていくナイスなミックス仕様ディス。もちろんキャムは「引用」なんて生易しい言い方はしておらず、「パクリまくり!!」って連呼してるんだけど、そのパクり元としてビギーはもちろん、スリック・リックだの2パックだのスヌープだの、ビッグ・ダディ・ケインだのものスゴい量になっており。

仕事柄リリックの一字一句に耳を傾けなきゃならん状況は沢山あるのだが、まぁラッパーが他のMCのラインを引用するのは別に珍しくも何ともないし、多くの場合がそのオリジネイターに対する敬意も込めつつ、という意図にもとづいてのことだとワタシは解釈している。多くのリスナーも同じ見解だと思うがどうでしょう。ヒップホップ好きの会話に頻用されるフレーズとかもフツー誰かの有名なパンチラインだったりするし、ある意味「ラインの引用」ってこのカルチャーの一部と言っても過言ではないんじゃないの?(それがまた時代と共にどんどん変化していくのもオモシロかったりする訳ですが。デイヴ・シャペルのコメディ・スキットでもそういうネタがあったね。ノーディギディダウト。)何か日本のオッサン(特に中小企業の成り上がり社長系、愛読書は『プレジデント』)とかも「信長はこう言った…」だの「龍馬の有名な言葉に…」とか好きじゃん?それと一緒、みたいな。あれ、ちょっと強引だった?

キャムロンの言い分としては、「ジェイZはビギーの引用だけはそのネタ元を明らかにして公にビギーに対するリスペクトを表明しているものの、他のMCの場合は自分が彼らのラインを引用したということを特に表明していない。これは単なるパクリに過ぎない」と吠えている。さらに「2パックはお前のことを好きでもなかったし、故人やクラシックなレジェンド達から引用するならまだしもスヌープなんてまだバリバリ現役だし」とか。うーん、とりあえず腕をぶんぶん振り回してパンチ浴びせかけてる感じか?

ラジオの生放送中にはキャム支持派/ジェイ支持派が結構活発にそれぞれの意見をのべにDJに電話をかけてきたりするのだが、「ずっとジェイのファンだったけど8枚のCDを全部捨ててやる」とか「マジ?」みたいな意見もあった。みんな流されやすいんだなぁ。

しかし公平なヘイターのラジオ・ホスト=スターも一方的にキャムのトラックを垂れ流すだけでなく、キャム自身が他のMCのラインを「引用」/「パクった」事例を指摘。結局キャムもビギーやDMXをパクってやんの。かっちょわりー。

ということでどこにも着地する気配のなさそうなこのビーフ(と言うのもどうかと思うが。一方的すぎて)、これは他のMCのラインの引用についてそれぞれがどう思うか、聴く手によって見解が違ってきそうね。

あ、でも一つだけオチがありました:やっぱりビギーはスゴかった。ちゃんちゃん。ようやくビギー母も最近になって声高に言うようになってきたが、もういい加減ビギーの遺産を搾取すんのはやめようよ。なんかさー、何やっても「ビギー万歳!」みたいなところに落ち着けちゃえばそれでヨシ、みたいな。ディディがいかんのだな、ディディが。ブツブツ…ってワシもカネにならんことをあーだこーだよく書くよな。こんなことばっかりしてないで自分の美容メインテナンスでもしとけ、ってセルフ突っ込みしてみました。セフォラで化粧品買う前に鼻毛処理を何とかしろ、ってことですわ(内輪ネタ)。



174:「BKレペゼントゥザフレスト!」

2006-01-21 | ブルックリン横丁
何かシワシワに写っちゃったけどちょいと前に頼んだ究極のBKレペゼン・シャツがようやく到着しました!ぱちぱち。実物のロゴ部分はもっと黄色っぽいんだがのう。まいいや。ダウンタウンBKに本拠地を持つ某カスタマイズ・ブランドでオーダーしたのだが、ワシがいつも愛用しているamerican apparelのシャツやらパンツやらの中から好きなのを選び、これまた好きなフレーズ等を好きなフォントでカスタマイズ制作してくれるというお店。色々考えた挙げ句、やっぱり気のきいたヒップホップ引用文かつBKレペゼンちっくなモノが良かろうと思いまして(まるCどーしよ、とか全然考えてなかったなぁそういえば)、結局選んだのが「My Borough Is Thorough」。スルー、じゃありません。ソーロー、です。ボーロー、ってのは所謂「地区」、もちろんブルックリンのことっす。それからソーローってのはどう訳したらいいかねぇ、教科書的には「徹底的」とかなんでしょうが、ヒップホップ的には「ハンパないぜ!」とか?言わずと知れたビギーの引用。その後ジェイZもフォクシーも自分のライムに散りばめてましたが。

ちなみにシャツの裏地もちょうどヨイ感じに毛羽立っていてあったかく、今朝太陽を学校に送りに行く時に着てみたのだが着心地は抜群。うっかりパジャマにならないように気をつけたい。さて気になる巷の反応ですが、見るからにベイビー・ダディっぽい(偏見)ヒップホップなあんちゃん達はニヤリ。「アーイ。」とか言われました。つかみはオッケー。さすがに髪を振り乱した白人のオバさん連中はただ凝視。多分どういうことか状況がよく呑み込めてないと思われ。別に呑み込んで欲しいともちっとも思ってないんですが。

しかしこれ着てうっかりクイーンズとかシャオリンとかに行っちゃったら何か間違ってヤツらのボローをレペゼンしてるとも思われかねないので気をつけなきゃな。今後もひとり自己マンまっしぐらなレペゼン服シリーズを人知れず増やしていこうと思う今日この頃。

あっ、それから「自分が産まれた土地でもないのにようレペゼンするわ」とか突っ込まないように。我が心の荻窪にもホントの故郷札幌にも、酒池肉林時代の幡ヶ谷にもBKほど投資してませんから。(田無市民時代のことは記憶ナシ。しいて言えば仮眠所か。)ちょっと尋常じゃない意気込みでBKの明日を心配してますから。

速報:キャムロンがジェイZをディス。

2006-01-20 | ブルックリン横丁
今年一発目のビーフ速報きましたー。…ってまだ一方的に攻撃が開始されただけですが。さきほどPower105.1の名物モーニング・ショウ=「スター&バックワイルド」で聞いちゃった、キャムロンによる対ジェイZディスソング。いやー朝から笑わせてもらいました!キャムといえばロカフェラ時代にハーレムつながりでデイム・ダッシュが張り切って引っ張ってきたものの、ジェイとはソリが合わず、結局のところデイムなき後はKOCHに移籍、というのは周知の通り。まぁロカフェラ加入当初から色々な確執が噂されてはいたものの、取材でその辺突っ込んでみても曖昧に茶を濁されたりとあまり歯切れが良くなかったのだが。しかーし!ここに来ていきなりのディスソング、またまたケイスレイのミックスCDで発表されたそうな。まぁしばらくはこのネタで聴取率を上げていこう、っことだと思うのでラジオ局側も曲の全貌はなかなか明かしてくれないのだが(いけず~)、断片的に聴いたところによるとどうやら「デフジャム時代は自分のレーベルのことをディスる度に50万ドル(6千万円くらい)の罰金を支払わされることになっていた」だの何だのと、基本は’辛い過去’に対する恨みつらみ、って感じもありつつ、しかし何といっても今のところの秀逸パンチラインは「オープン・トーのサンダルを履いたお前/ジョー・キャメルみたいな顔してるくせに」!!!世界一のヘイターとして知られるバックワイルドもやはりココが一番「キタ!」らしく、しきりにネタにしてましたがそれにしても「オープン・トーのサンダル」。そのまんま、爪先が露になった涼しげなサンダルのことなのだが何故これがディスになるのか?結論から言うと「ゲイっぽい」ってことに尽きるのだが、ご存知のように身だしなみには人一倍気を使うアフリカン・アメリカンにとって、例えば肌が乾燥して粉吹いちゃってるとか、踵がガサガサとか、そういうのはやっぱり男でも「イケてない」ことの証になる訳だ。しかしオープン・トーのサンダルなんか履いちゃうと手入れの行き届いてない爪先とかがぱっくり見えちゃうワケで、自然手入れも念入りにせざるを得ない=オカマっぽい、というメンタリティ。(しかしハーコー気取りの男衆でもカネが入ると甘皮処理とかはネイリストに任せたりしてるのはどう説明するんだ?と常々疑問に思ってたりもする。デイム・ダッシュのネイリストなんてブリトニー・スピアーズと一緒の白人のオバちゃんだぜ。ま、ハーレム出身はきらびやかが信条だからそれもOKってことかいな。)

ここ最近のジェイのファッションを見てりゃ判るが、ストリートっぽい恰好をする時は大抵ロカウェアかエイプ、たまーにオーチャード・ストリートみたいなローカル・ブランドとかを着ているが、イメージ的にはやっぱりクラッシーなスーツだったり「日曜日のお父さん風」な保守的CEOファッションだったりするワケで。お抱えのスタイリストもいるワケだし、あそこまでのステイタスを得れば自然と付き合う人間も変わってくるだろうし、いつまでも「レペゼンマーシープロジェクト!BKトゥザフレスト!」とか言ってられないのはよーくわかる。しかしヒップホップを土俵にして成り上がって来た身として、どこまでその出自と折り合いをつけていくのか、その辺のバランス感覚が今こそ問われているワケですな。(ストリート抱き込み対策としてとことんストリート志向なナズと手を組んだりしてるけどね)オープン・トーのサンダルを履いたままグラマラスな成り上がり階段を駆け上がるのか?さてジェイZどうする?

それからジョー・キャメルってのはあのタバコのキャメルのキャラクターのラクダのこと。ジェイのラクダ顔については既にNASにも指摘されていることではあるが。干し草とかゆっくり回し噛みする感じで。

ちなみに猛暑のNYの夏に一度うちの旦那がたまりかねて庭履き用のサンダルを買って来たことがあり(それでもディーゼルとかではなくティンバーランドなところに自称BKサグライフフォーライフの意地を感じます)、それを得意になって「オープン・トー履いてやんの!」とバカにしたのですが「カリビアンだから俺はOK」とあっさり切り返された事が。産まれも育ちもBKのくせにそういう時だけカリブの血を持ち出すあたりがセコい。というわけでどうやらこのディスはアフリカン・アメリカン限定ということでお願いします。誰にお願いしてんだ。

173:「偽装エジプト人を子に持つ母の手記」

2006-01-19 | ブルックリン横丁
今日はちょいと用事があったのだがちょうど子供を学校に迎えに行く時間と重なっていたので2秒くらい考えた結果学校をサボらせ一緒に連れてくことにした。たまたま今日の用事は学校で習うことよりももっとエキサイティングで面白いことの一つだったのでね。んでもって用事が済んだ後で最近ますますエジプトおたくと化してきた息子太陽たっての希望により、7th Avにあるエジプト料理の店に行ってみた。どういう訳か知らないヒトに会う度に「自分はエジプト人とメキシコ人のハーフだ、でも日本語もペラペラでレペゼンハイチなアメリカン」と変態きわまりない自己紹介をする我が息子、「じゃあ○○ってエジプト語で何て言うのか言ってみろ」と言えば「ホニャラララ…」とこれまたタモリもビックリなインチキ言語を喋ったりするので、ここは是非エジプト人の店員にそこんとこバシっとチビしく指導してもらおうじゃないか、という魂胆もあり。

開店20年近くなるというパークスロープのその店は奥の半分が食堂みたいになっており、かったるそうなネエちゃん(非エジプト人)が給仕してくれる。ぜんぜん予備知識ナシで入ったモンで、適当にランチ・メニューの羊肉のジャイロと牛肉のケバブを頼んでしまった。多分エジプト料理の真髄は全く他のところにあると思われるが腹が減ってたのでそこはまぁ目をつぶろう。エジプシャン・ティーも頼んでみたけどオイシかったっす。今度はきっちりアレコレ質問して本格的エジプト料理を頼むとしよう。

んで太陽のエセエジプト人疑惑についてだが、ウェイトレスのネエちゃんに例の「ホニャラララ」な挨拶をカマしてみたものの、どうみても東欧系のネエちゃんじゃ相手にならず、いきなり店長らしきエジプト人を連れてきてしもうた。しかしこの奇特な5歳児を目の前に巨漢エジプト人は大仰に喜んでみせてくれ、ヤツのエセ言語を正すどころかホメ殺しに出るという予想外の展開に。通じていたのか!?あれでいいのか!?うーむ。今後ヤツはますます図に乗って自称エジプト人を標榜し続けるに違いない。一瞬ローマ在住のイタリア人(だっけ?)を装い日本の女子大生を片っ端から食っちまった空手大好きイラン人=カバキ(世代限定ネタ)の姿が脳裏をよぎったが慌てて消し去った私。自称エジプト人、って字面だけでも怪しいじゃーん。

そういや病院で太陽を産んだ後に病室に入れ違いで入ってきた巨漢のオバはんはエジプト人だったなぁ…旦那がせっせと手作りのエジプト料理を運んで来るのをみて「もうそれ以上食わない方がいいよ…」とうんざりしてたのを思い出した。あ、もしや赤ちゃん取り違えられちゃった!?あの適当な看護婦の態度を見てたらそれもあり得ない話じゃねぇな。うーん、謎は深まるばかりなり。

172:「新成人の皆様おめでとう&牛角NY」

2006-01-17 | ブルックリン横丁
あれ?成人の日って変わってないよね?ともあれ今年新成人の皆様おめでとうございます。とかいってこんな駄ブログ見に来てるような新成人ヤダー。ま、成人とかいうけどハタチなんてホント全然大人じゃないんで、まぁ晴れ着着て地元の友達としばらくぶりに顔合わせてそのままどっかに繰り出して暴れて、みたいなお約束通過儀礼を楽しんで下さいな。ちなみにほんの数年前に成人を迎えたワタクシもレンタル着物でいそいそと杉並公会堂へ行き、その足で中野区で成人式を迎えた当時の彼(キャー)と合流、大学の他の友人等も交えて何故か六本木カプリチョーザ(学生っぽい!)でパスタ大皿食いまくり、着物にソース飛ばしまくり(ヤダー)、挙げ句の果てには…記憶ナシ。そんなモンです。

さて、全然話は変わりますが週末ちょー寒いってのにいきなり旦那がジーンズ新調したいというのでブロードウェイのエイトリアムまで行き、そのままビレッジの牛角NY店で晩飯。カルビにハラミに石焼ビビンバ、キムチ盛り合わせにナムルなどなど。日本風の焼肉は里帰り以来だったので久々にたらふくかっ込んじゃったよ。太陽は札幌の牛角に行ったことがあったのを思い出したらしく旦那に向かって自慢していた。デザートの抹茶アイスを食ってたらいきなりカオリちゃん登場。ほどなくしてやすこさんとじろう君母子も登場。太陽はじろう君と遊んでもらったこともあるので大喜び。我々とは入れ替わりなカンジになってしまったが皆考えることは一緒なのかね。ともあれおいしゅうございました。

171:「ジュエルズ・サンタナ&DJハヂメ」

2006-01-14 | ブルックリン横丁
あれよあれよと言う間に2005年度後半の顔みたいになっちゃった感じのジュエルズ・サンタナの取材に行って参りました。たまたまNYに来ているDJハヂメも一緒。ジュエルズはディップセットの取材以来3年ぶり、ハヂメくんも確か一昨年東京某所中2階(わかりやすいな)で顔を合わせた以来(だよな?)という懐かし大会。カオリちゃんも来てたよ。

ディップセット取材時はキャム不在、ジーキーは奇人だしジム・ジョーンズは例の陰気な感じでゴニョゴニョ話すだけなので、とりあえずよく喋る若者ジュエルズに救われた記憶がありましたが今回も饒舌は健在。それから音楽の話になるとなーなーっぽいがサイド・ビジネスの話になると目が輝き出すというハーレム商人魂もさらに一層磨きがかかってました。曰く「次は不動産」だそうよ。しかも地価上昇が天井打ちのNYではなく、あえてNJを選ぶあたりも抜け目ナシ。若いのに感心やね~。

あんまりネタにしちゃうと記事書く時に苦しいのでほどほどにしときますが、例の「エィッ!!」ってかけ声はフツーに「他のMCとは違ったトレードマークを」と思って行き着いた結果、とか。ってことはアレですね、「エィッ!」に至るまでにはさぞかし色々な奇声が発されたってことだよね?ちょっとかわゆいエピソードだと思いますた。

ここ数年のディップセット人気はGユニットのソレとはまたひと味違った感じで定着というか、何かこう別にディップセットなんてどうでもいいし~とか思ってる輩からも別にヘイトされる風でもなく、笑っちゃうほどのサンプリングねた&狙ってるとしか思えないキャッチーなフックという思い切ったディレクションの割にはストリート・クレディビリティーも厚っ、っていうか。何かちょっと理想的じゃな~い?みたいな美味しい展開になってますね、ディップセット。去年のハロウィンなんか、カラフルなパッチのついた革ジャンにバンダナ巻いて「サンタナ…サンタナ…あ~いむばぁぁぁぁああああ~っく」(もしくは「エィッ!」)って言ってるキッズが結構いたからね。その前の年はツケ毛のドレッドぶら下げて仮装リル・ジョンだったキッズがそっくりそのままサンタナに寝返った、と。ちなみにこのネタをジュエルズに話したら真顔で「それはいい話だ」って言ってたよ。嬉しいのか!?

あとはちびっとだけファッションについての質問もしたのだが、何やらいつぞやはロカウェアの広告で一緒にモデルしてた息子にキッズ用のペーパーデニムを15本も買ってあげたそうですわ。ほぇ~。ちなみに本人はトゥルーレリジョンをご着用。メトロやね~。…ま、あと他にも色々ありましたが残りはルイール用ということで。

それから取材後にちょっくら時間があったのでハヂメくんとダブルハードのノブくんとスタバで茶飲み。奢ってくれてありがとう。DJハヂメ、ラジオでのしゃべりも割と嫌いじゃないらしい。うぷぷ。日本を代表するハーデストワーキンDJとしてモリモリご活躍の様子で。頼もしい限りです。思えばプロモーター時代の私がどんなにヘボい皿を持参しても大仏のような目で優しく受け取ってくれた数少ないDJでもあり。あのファンクマスター・フレックスに頼まれても頑として首を縦に振らなかったメンフィス・ブリークのフリースタイルを収録するという世界初の快挙を成し遂げた男=ハヂメ。数年前その現場にワシも居合わせたがそりゃあ大変だったんだから。まさか将来こんな仕事に就くとは予想だにしなかった女子高生時代、ロン毛だったハヂメくんとはセンター街付近でのチ、チ、チーマー活動で(きゃー書くのも恥ずかしいぞ!)つながってたんだよね。ワシがパー券を売ってたパーティーでハヂメ君が回して、とかそんな感じで。うひょー。トニーラマのブーツ?ベルボトムの裾はずるずる引き摺るカンジで??ゴローズのコンチョ?バンソンのライダース??きゃああああああ~。何だったんだろう。古着のアロハ着てDADAに出て踊っちゃったりした頃の話???合掌。月日は流れました。

業務連絡:求むひつまぶし!(追記あり)

2006-01-12 | ブルックリン横丁
こういうことにブログを使ってみるのも良かろう、ということで2006年は激しくBK横丁を濫用してみたいと思いマフ!現在名古屋でうみゃ~モン(適当な名古屋弁)食べ歩いている道産子番長ナオミ嬢からヨダレの出るようなメールが届いたのでついつい羨ましくなってしまいました。いったいぜんたいNYでおいすぃひつまぶしが食べられるスポットなんてあるのかしら。カラっと揚がった手羽先も食べたい。最後に名古屋に行ったのなんかリーマン時代のプロモ出張だよ~。何年前の話だ!NY在住名古屋人の憩いの場所とか知ってるヒトがいたら是非タレ込みヨロスク!冷凍庫のうなぎ蒲焼きでも刻んで茶をかけて食べちゃおうかな…でもやっぱり違っててガックリしちゃうんだろうな…はぁ~。ラブ・ひつまぶし?。

(追記)私のひつまぶしに対する妄想を煽ったニクい女、DJナオミ嬢のサイトから勝手に転用したひつまぶしの写真をアップ。はぁ~。今もしジェイZとナズのコラボアルバムのリスニングセッションとNY初のひつまぶし専門店のオープニングとが重なったら迷わずひつまぶしを選ぶな。はぁ~。見てよこの鰻の並び具合。1杯2杯3杯…と刻々変わる鰻のマジカル味変化。どなたか私に名古屋出張の仕事を下さいませんか。ギャラはひつまぶしで結構です。

170:「思わず速報:アンジェリーナ・ジョリー妊娠」

2006-01-12 | ブルックリン横丁
いつの間にか気がついたらブラピ&アンジーウオッチャーだった私ですがとうとうアンジーがプラビの子供を妊娠したと認めたそうでぇす!マット・デイモンよりも断然ブラピ派の私ですがアンジーが相手なら許そう。ジェニファー・アニストンよりもアンジーの方がイイ女っぽいしさー。うーむでも彼氏としてはヴィンス・ヴォーンも捨て難い…ジェニファーもやりますなぁ…ということで新年早々多少ディレクションが狂い気味のBK横丁お届けしますた!明日はジュエルズ・サンタナに取材してくっからよ!アイっ!今ドン・オマールを電話で追っかけてるところでちょっと辛抱切らしてアップしてみたぜ!ピィス!

168:「謹賀新年」

2006-01-02 | ブルックリン横丁
皆様あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。月並みだなぁ。毎年一応新年の抱負なるものを口にするのだが3日で忘れるので今年もきっとそんな予感。今年~来年にかけて個人的なビッグイベントが続くのでそれに向けての準備やら対策やらで忙しくなりそうです。ひぃ~。

クリスマス周辺から2週間ほど家族でのんびりしておりますた。ずっと部屋の隅に積み上げてあった未読の小説やら何やらを片っ端から読みあさる、ある意味幸せな日々。その間に遂に恐れていた太陽のプレステデビュー(ゴジラのバトルゲームを延々。ビックリするほど強いんだこれが。)やクリス・ブラウン/オマリオン/シエラ/バウワウのMSG公演など。司会は勝手にマイ・ガールのダ・ブラット。個人的ハイライトはバウワウのショーの途中で出て来たDFBことデム・フランチャイズ・ボーイズ。JDプロデュースの「Oh I think they like it~」ってサビ&脱力のスナップ・ダンスが大人気なきゃつら(死語)でんな。太陽もいつも唄ってます。ビデオではブラットがジーパン脱ぐんですが今回もステージでやってました。ちなみに彼女とワタシはタメ。取材時にはタメを祝って一緒に記念撮影しますた。ワタシも人前でいつでもジーパン脱げる大人の女でいたいと思います(やめなさいって)。それからオマリオンよりも全然シエラの方がイイ筋肉してましたakaケンカ強そう。バウワウの目が座ってて月日の流れを感じましたですよ。あの貫禄じゃシエラも落ちるって。

それから私事ですがどういうワケか美味しい紅茶(しかもアールグレイじゃなきゃイヤ)がやたら飲みたくて飲みたくてたまらんちんな毎日でして、近所のスーパーのリプトンじゃとても満足出来ず色々と探し歩いているのですが誰か英国帰りの紅茶通とかいたら美味しいorオススメのアールグレイの銘柄を教えて下され。明日は気が向いたらミッドタウン(確か)のフォションの路面店にでも行ってみようかと思ってるんですが。これもまた月並みだなぁ。