大変だー!
先週末からNYのラジオではジェイ-ZとR・ケリーの衝突のニュースで持ち切り。それぞれが自分の言い分をラジオ局でぶちまけ、真相は霧の中といった状況であるが、直接の発端は29日にMSGで行われた「Best Of Both World」ツアーのNY公演。両者共にステージに上がり、一緒に「Best Of Both World」で幕開け~ジェイのソロ、そしてR・ケリーのソロ、という交互の展開になったのだが、R・ケリーのソロ2幕目になった時に事態は急変。突如R・ケリーが「観客席の中に銃を持っていると思われる男が二人いる。身の危険を感じるので今日はこれでお終い」と宣言、マイクを床に叩きつけて帰ってしまった。私はたまたまその夜観に行っていたのだが、観客は「へっ?」ってカンジであまり深刻に受け止めていなかった(私も含め。)もともとジェイの本拠地だし、観客の殆どは引退したはずのジェイを観に来ている風だったからね。しかし後でR・ケリーがラジオで発言し判明したことだが、実は数日前から「MSG公演をキャンセルしないと殺す」と脅迫を受けていたとか。それでパフォーマンス中、最前列の両脇に立っていた男達がジャケットの前を開け、銃らしきものをチラつかせたんだとか。さらに驚きの告白は続く。観客にステージを去ると宣言した後、思い直してジェイのゲストとして登場したジャ・ルールと共にまたステージに戻ろうとした際、R・ケリーも知っているというある人物に催涙スプレーをかけられたとか。(噂ではその人物とはどうやらジェイーZサイドの人間だとか。)
ここで押さえておきたいのが、この全米40都市をまわる大掛かりなダブル・キャスト公演の水面下で深刻視されていたという二人の不仲説。ジェイーZの言い分では「どの都市でパフォーマンスしても自分のショウの方がファンのリアクションが良いのでR・ケリーが嫉妬している」という。(それに対しR・ケリーは「あり得ない」と否定。)しかしここになって明らかになっているのが、これまでRケリーの「都合」により3公演がキャンセル、セント・ルイス公演では2時間の遅刻、さらにフィラデルフィア公演でもショウの途中で失踪、なんとRケリーは近くのマクドナルドにいたらしい(笑)。度重なるドタキャン&プログラム変更により1人でステージを盛り上げなきゃならないという苦しい立場に追い込まれたジェイーZがキレるのも仕方ないだろう。
(この度重なる「ドタキャン」疑惑についてのR・ケリーの弁明は「今回のツアーではこれまでの15年のキャリアで初めて照明関係のリハーサルに立ち会わなかったので」という苦しいものだった。)
事実、金曜日のショウでは急遽穴が空いてしまったR・ケリーの持ち時間を埋めるべくジェイZがフル稼働。メンフィス・ブリークをはじめとするロッカフェラ軍団に加えフォクシーやメアリー・J・ブライジ(相変わらず素晴らしいパフォーマンス!)辺りまでは予定通りのゲスト陣と思われるが、どう考えても「楽屋に遊びに来てたんだけど急遽ピンチヒッターで出ちゃいました」感たっぷりのアッシャー、T.I.等までが自分達の持ち歌を披露する始末。美味しいといえば美味しいのだが、さすがにいつもは素敵なステージ衣装に身を包むアッシャーがいかにもフツーの普段着でパフォームするのはいかがなものかと。(これまた後日談だが、ステージ裏ではその場で飛び入りゲストの演奏用CDRを焼いたりして付け焼き刃な対応をせざるを得なかったんだとか。いやー、便利な世の中になりましたな。)
せっかく発売されたばかりの『Unfinished Business』であるが、世の中的にはどっちらけモード満点。しかし今回ばかりはジェイーZに軍配が上がるだろう。いくら「あれ、アンタ引退してたんじゃなかったの?」とツッコミを入れられたっていいの。ドタキャンに次ぐドタキャンの気難し屋=R・ケリーの尻拭いをしてきたその心労たるや。さすが、オトコだね。ビヨンセが惚れるのもしゃーないね。
一夜明けた30日のMSG公演は果たしてR・ケリーがきちんとまたステージに上がるのか、そして二人はどういう態度を取り合うのか、というのが見物だったのだが、筆者は残念ながら見ていない。(実際R・ケリーは散々ラジオで「俺が行かないワケがないだろう」と豪語していたくせにやっぱり姿を見せなかったそうだが。)その後の両者の言い分もとくに追っていないので興味のある方はネットでサーチして報告しておくんなまし。
先週末からNYのラジオではジェイ-ZとR・ケリーの衝突のニュースで持ち切り。それぞれが自分の言い分をラジオ局でぶちまけ、真相は霧の中といった状況であるが、直接の発端は29日にMSGで行われた「Best Of Both World」ツアーのNY公演。両者共にステージに上がり、一緒に「Best Of Both World」で幕開け~ジェイのソロ、そしてR・ケリーのソロ、という交互の展開になったのだが、R・ケリーのソロ2幕目になった時に事態は急変。突如R・ケリーが「観客席の中に銃を持っていると思われる男が二人いる。身の危険を感じるので今日はこれでお終い」と宣言、マイクを床に叩きつけて帰ってしまった。私はたまたまその夜観に行っていたのだが、観客は「へっ?」ってカンジであまり深刻に受け止めていなかった(私も含め。)もともとジェイの本拠地だし、観客の殆どは引退したはずのジェイを観に来ている風だったからね。しかし後でR・ケリーがラジオで発言し判明したことだが、実は数日前から「MSG公演をキャンセルしないと殺す」と脅迫を受けていたとか。それでパフォーマンス中、最前列の両脇に立っていた男達がジャケットの前を開け、銃らしきものをチラつかせたんだとか。さらに驚きの告白は続く。観客にステージを去ると宣言した後、思い直してジェイのゲストとして登場したジャ・ルールと共にまたステージに戻ろうとした際、R・ケリーも知っているというある人物に催涙スプレーをかけられたとか。(噂ではその人物とはどうやらジェイーZサイドの人間だとか。)
ここで押さえておきたいのが、この全米40都市をまわる大掛かりなダブル・キャスト公演の水面下で深刻視されていたという二人の不仲説。ジェイーZの言い分では「どの都市でパフォーマンスしても自分のショウの方がファンのリアクションが良いのでR・ケリーが嫉妬している」という。(それに対しR・ケリーは「あり得ない」と否定。)しかしここになって明らかになっているのが、これまでRケリーの「都合」により3公演がキャンセル、セント・ルイス公演では2時間の遅刻、さらにフィラデルフィア公演でもショウの途中で失踪、なんとRケリーは近くのマクドナルドにいたらしい(笑)。度重なるドタキャン&プログラム変更により1人でステージを盛り上げなきゃならないという苦しい立場に追い込まれたジェイーZがキレるのも仕方ないだろう。
(この度重なる「ドタキャン」疑惑についてのR・ケリーの弁明は「今回のツアーではこれまでの15年のキャリアで初めて照明関係のリハーサルに立ち会わなかったので」という苦しいものだった。)
事実、金曜日のショウでは急遽穴が空いてしまったR・ケリーの持ち時間を埋めるべくジェイZがフル稼働。メンフィス・ブリークをはじめとするロッカフェラ軍団に加えフォクシーやメアリー・J・ブライジ(相変わらず素晴らしいパフォーマンス!)辺りまでは予定通りのゲスト陣と思われるが、どう考えても「楽屋に遊びに来てたんだけど急遽ピンチヒッターで出ちゃいました」感たっぷりのアッシャー、T.I.等までが自分達の持ち歌を披露する始末。美味しいといえば美味しいのだが、さすがにいつもは素敵なステージ衣装に身を包むアッシャーがいかにもフツーの普段着でパフォームするのはいかがなものかと。(これまた後日談だが、ステージ裏ではその場で飛び入りゲストの演奏用CDRを焼いたりして付け焼き刃な対応をせざるを得なかったんだとか。いやー、便利な世の中になりましたな。)
せっかく発売されたばかりの『Unfinished Business』であるが、世の中的にはどっちらけモード満点。しかし今回ばかりはジェイーZに軍配が上がるだろう。いくら「あれ、アンタ引退してたんじゃなかったの?」とツッコミを入れられたっていいの。ドタキャンに次ぐドタキャンの気難し屋=R・ケリーの尻拭いをしてきたその心労たるや。さすが、オトコだね。ビヨンセが惚れるのもしゃーないね。
一夜明けた30日のMSG公演は果たしてR・ケリーがきちんとまたステージに上がるのか、そして二人はどういう態度を取り合うのか、というのが見物だったのだが、筆者は残念ながら見ていない。(実際R・ケリーは散々ラジオで「俺が行かないワケがないだろう」と豪語していたくせにやっぱり姿を見せなかったそうだが。)その後の両者の言い分もとくに追っていないので興味のある方はネットでサーチして報告しておくんなまし。