ブルックリン横丁

ブルックリン在住17年の音楽ライター/歌詞対訳者=渡辺深雪の駄ブログ。 そろそろきちんと再開しますよ。

号外:フォクシー上機嫌

2006-06-29 | ブルックリン横丁
異変です!
全国に3人くらいいると思われるヘヴィなBK横丁愛読者ならご存知、長年に渡るフォクシー・ブラウンとワタクシの壮絶なる確執akaビーフ合戦が遂に終了かっ!?

先日ラジオ・シティで行われたジェイZのデビュー10周年記念コンサート(チョー良かったらしい。ググってみそ)にもしっかり出演、どうやら気になる聴力もほぼ快復したと伝えられるフォクシー・ブラウン。LAでの治療を終了し最近また実家前の階段に座ってうだうだしてることが多かったので、「まさかアイツまた喧嘩売ってくんじゃねーだろうな」、とヒヤヒヤしてたワケですが、昨日通りかかったらにゃんとカノジョの方から「ハァァァイイ!!」と明らかに高テンションの挨拶が。手まで振ってやがる。何かがおかしい…。でもまぁご近所とモメるのは嫌だからね、とりあえず過去を無視して私も返礼しといたよ。大人になったね、ワシ。例のラジオ・シティでも異常にナイスだった、との楽屋レポートも聞いてるが、過去のフォクシーのビッチぃなアティテュードを知る者にすればビックリ仰天なこの上機嫌モード、とりあえず号外ということで早速ネタにさせて頂きました。

198:「男のデニム事情」

2006-06-19 | ブルックリン横丁
日本男児を夫に持つ友人知人の中には「旦那がガイジン=記念日のギフト関係ばっちこい!」と思い込んでいる輩が多い。確かにバレンタイン、結婚記念、母の日(父の日)、誕生日、そしてクリスマスと年に5回はギフトが舞い込むのは有り難いが、貰いっ放しってワケにもいかんので結構頭が痛い問題である。毎年続くとさすがにネタ切れ。ギフト・サティフィケイト(商品券)でもイイんだが、基本的に買い物嫌いな旦那なので一応何かしらあてがっておくことにしている。そんな中とりあえず毎度有り難がられるのがデニムなんですな。ジーンズは男の制服ですから。

うちの旦那は勤続10年のリーマンであるが、業種的にスーツは着ない。デニムにTシャツ(黒、ネイビー、オリーブグリーンその他軍事色の高い色使いに限定)、そしてティンバーランドもしくはアディダスのオールスター(茶、ネイビー、黒に限定)が基本である。出会った頃とほぼ変わらん。昔だったら今は亡きハウス・オブ・ヌビアンなんかで売ってそうなコンシャスかつポリティカルなメッセージTシャツだったりラスタ調なライオンプリントのモノを好んでいたりしたモンだが、30超えて落ち着いたようで。お偉方とのミーティングや出張の際には襟付きのシャツを着て「コーポレートなオレ」を主張。旦那も大人になりました。

てなワケで金曜はバカの一つ覚えのようにジーパン漁りにSOHOへ。結果から言うと撃沈。

SOHOブルーミーの地下でアタリをつけてからお約束のエイトリアムに向かったのだが、オヤZ曰く「最近めっきり下品になった」(同感)エイトリアムのギラギラした品揃えに引いた。だってさぁ、何かフラットブッシュの奥地で売ってるバッタもんのエイプにしか見えないようなのをきっちりカラーコーディネイトしちゃってる風のワナビーズでいっぱいなんだもん…。もちろんわっしょいチチマン祭り状態。メンズのセクションにいるってのに雰囲気パステル調。っていうかエイトリアムで買い物した後の感想って10年前から変わらない。とりあえずデカいし品数もあるのでラクなんだけど、「何だかなぁ…」と腑に落ちないものを感じながら妥協して選んで安くないカネを払ってすごすご退散、みたいな。とかいってセレクトショップをこまめに回る甲斐性もない。とくに自分の買い物でない場合は。

あ、話が逸れちゃった。っていうかいきなりですがいつのまにPRPSってあんなに幅きかせてんの?2、3年前にBKのVinnie'sで見かけた時はまだ「新規参入ごめんなすって」感アリアリだったんだけど、今や激戦のメンズデニム・コーナーの中央テーブルに平積み状態、しかも1本$300以上。せいぜい$200くらいじゃなかったっけ?「30超えてヤング・ジーズィーじゃ踊れねーよ」が口癖のオースク万歳な旦那のこと、こんな浮かれたメンズデニムバブルに乗せられるのは心外なハズ。二番、三番煎じな新参組にベンジャミン3枚はないな。それから遊びゴコロ満載、ネオソウルでフォークロア感満載なパッチワークだの主張するステッチなど、小賢しい細工のデニムも却下。あくまでも色落ち、風合い、フィット、の3本勝負が男のデニム選びってモンだろう。違いますか???

しかしそんな基準で選ぼうとすると結局はメンズデニム界における無難なパイオニア・ブランドに、ってことになるんだろうが、出たての頃は「会社の女のコに褒められちゃったYO!」とご満悦だった(オヤジ化)セブンのデニムも今じゃバナリパとかGAP着るのと同じレベルに成り下がっちまったし(何か男のセブン=コーポレートなフィリピーノorコリアン男子の遊び着、なイメージなのは私だけですか?)、頼みの綱のペーパーデニムもすっかり存在感が薄れていたよ…。っていうかサイズもフィットも品数が激薄。ブルーミーなんか合計で3本くらいしか残ってなかったし…。色落ち具合ではjoe'sも良かったんだが、イメージ的にjoe'sは婦女子限定にしておきたい。

ここでサジを投げるワケにもいかず、とりあえずギラギラした品揃えに目が慣れてしまった数分後、ワシは何とフラフラとトゥルーレリジョンの棚に引き寄せられていたのだった。「そういえばジュエルズ・サンタナも履いてたし」、とワケわからん理由で自分を励ましつつ(そして何よりももう面倒臭かったので)、さらには「たまには遊び心があってもイイよね!」と思いっきり常軌道を逸脱して尻ポケットのステッチがキッチュな1本をお買い上げ…。自分が穿く分には好きだしさ、トゥルーレリジョン。

しかしその後イーストヴィレッジの「モブ・ディープのかかるラーメン屋」=めん食い亭にてオヤZと合流したトコロ、フレッシュなTOKYOオサレ事情を仕入れてきたばかりのオヤジはお土産の新茶とリリー・フランキーの文庫本とともに「トゥルーレリジョン?あ~微妙だな~」と吐き捨てた!「日本だとギャル男系だよ?」だと!なぬーーーーー!(ちなみに今回のめん食い亭のBGMはマックスウェル~フェラ・クティ。ナイス。)ヤバい!でももう店に戻る時間はない。

そして数時間後、旦那からもやっぱり却下だったトゥルーレリジョンはすごすごと店のバッグの中へ(返品、交換を予想してギフト包装すらしない今日この頃)。だってもう、履いた瞬間ケツまわりがオカマ臭プンプン!なんか、股上が浅いっていうか食い込みっていうか、履くだけで身のこなしがしゃなりしゃなり…。NYでも指折りのチチマン・レッドゾーンなパークスロープとヴィレッジを行き来するキケンな毎日を送る旦那にはアブな過ぎるシルエット!!!やはり店内の空気に飲まれたワシの完敗だね。てなワケで返金お断りなエイトリアムで、2週間以内にまた新たなギフトを探さねばならないというミッションが生まれてしまいました。あーあ。

197:「アイス・キューブ取材、メイシオ・パーカー&プリンス!!!」

2006-06-16 | ブルックリン横丁
6年ぶりのソロ作「Laugh Now, Cry Later」が全米で発売されたばかりのキューブさんに直撃取材しました。ベテランの貫禄。王者の風格。初心忘るるべからず。…どこを切ってもいい男です。別格。ハァ~。惚れた。ウェストサイド・コネクションとして初めて取材した時もそうだったが、紳士的なマナーとか物腰はLLと張るね。50もそれに近いものがあるし、ハリウッドはラッパーを洗練させるね。

さて昨夜はルーツの新作のリスニングにも行かず、夏の恒例フリー・コンサート・シリーズ「Celebrate Brooklyn!」のこけら落とし公演に行って参りました。知人宅でベビーシッターをしているルイール大好きあやかちゃんと太陽と3人、お目当てはメイシオ・パーカー!ジャジーでファンキーなサックス・アーキテクト。初夏の夕暮れ、屋外に響く生音はタマらんっす。そのうち太陽の学校の友達のメイシオ(5歳)とその父に遭遇、何と彼らはサウンドチェックのタイミングに合わせて生メイシオ・パーカーに接近、5歳のメイシオは「ミスター・パーカー、僕の名前もメイシオだよ」とちゃっかりミート&グリートしたそうで。ええ話や。NYのキッズは恵まれてるよな。太陽もジェイムス・ブラウン・メドレーになったあたりで軽く反応、拾った小枝をサックスに見立てて吹く真似とかしてて微笑ましい。

すっかり暗くなった空の下、終盤を迎えたショウを早めに後にする客がちらほら出てきた頃、何やらステージ脇からざわめきが。ダークなスーツに身を包んだ背高のジャズメンの後ろにまばゆく光る純白の王子…プリンスじゃん!!!

ここで帰りかけてた客が一気にステージ前に走り出した!事情を飲み込めずまだ「イェェェ!メイシオォォォ!」とか叫んでる太陽をぐいっと小脇に抱えとりあえず目の前の鉄柵にナイスポジションゲット。最新作「3121」のラスト・ナンバー「Get On The Boat」をパフォーム。観客席はもうてんやわんや。巨漢のオッサンオバちゃんに視界を遮られかろうじてプリンスだけが見え隠れする中、残念ながらメイシオ・パーカーとの共演シーンを肉眼でキャッチ出来なかったのが心残りであるが贅沢は言いますまい。マンハッタン内で今夜行われるフリーコンサートに出演予定のため昨日からNY入りしていたプリンスがアイドル視しているメイシオ・パーカーのステージに飛び入り参加する、という筋書きは想像出来なくもないが、あたしゃプリンスがNY入りしてたことすら知らなかったからね。まったくもって嬉しいサプライズだったわよ。

てなわけで今年の夏コンサートもかなり幸先よさそう。Celebrate Brooklyn!には今後もバーリントン・リーヴィやらセイヴィオン・グローヴァー(タップダンサーの彼ですね)やら見たいショウがいっぱいあるし、さっきあやかちゃんが送ってくれたインフォによるとさらにBKの奥地で行われるイベントにもアンソニー・ハミルトン&アンジー・ストーン、LLクールJなどなどかなりステキなラインアップが。セントラルパークもイイんだけどさ、あのマンハッタンのアグレッシブな混み方はBK隠遁組にはキビシいのでね。

さてこれから父の日ギフトを探しにSOHOでもブラついてくることにしよう。結局はいつも通りメトロなジーンズを適当に見繕って終了、ってことになるんだろうけどさ、もう最近のメンズジーンズ事情もレディーズ並みに種類があって選びきれんよ。レディーズの尻ポケット付近に注目が集まる凝ったデザインはブーティリシャスなこのご時世ですから納得しますが、ノンケな旦那の尻ポケットはあくまでもすっきりしていて欲しい…ということでAntikデニムは却下。トゥルーレリジョンでギリギリかな…ブツブツ…

196:「シャウトアウト:マティスヤフの日本盤は偉い!」

2006-06-08 | ブルックリン横丁
昨日マティスヤフの日本盤が届いた(井上さんありがとう)。対訳したのに完成盤を送ってくれない担当と、ライナーノーツにちびっとばかり反映されたインタビューを通訳した程度の貢献度にも関わらず、一言手書きメモを添えてちゃんとサンプルを送ってくれる担当といるわけですがね(チクリ)。今回のパターンは圧倒的に後者です。グッジョブ!

んでおもむろにビニール開けて早速ライナー&対訳を読んだワケですが、この執筆陣の人選がこの上なく絶妙。湯浅学さん、エガイツさんのダブル・ライナーに加え「ユダヤ教とラスタ」なるお題目で鈴木考弥さんの丁寧な宗教的背景の解説、んでもってとどめが泉山さんのお馴染み注釈付き完全対訳。よくぞここまでやってくれました。偉い。逆に全部訳して諸外国に逆輸入してやってくれ、ってくらい偉い。特に湯浅さんのライナーは手書き原稿をそのまま反映させたデザインで視覚的な味わいもグゥながら、あたしゃその内容にグッときました。バカな若造ライター(=ワシ)が阿呆ブログで拙い文章を晒しててホント申し訳ない、って感じです。一つのアルバムを聴いて、ああいう風に多角的に、客観的に、自分だけの経験と感性と知識を交えて書き上げ、そのアーティストの世界観を過不足なく伝えるのがどれだけ難しいことか!ほぼ意味のなさそうなやっつけ解説文も多い中、輸入盤に数個の百円玉を加えるだけで、もっともっと突っ込んだ音楽の聴き方を提案してくれたり知識を授けてくれる「正しい日本盤」カルチャー。しかし若者よ、くだらんことにカネ使うなら「正しい日本盤」カルチャーをサポートするために進んで日本盤を買いなはれ。たった数百円の積み重ねで余生がぐぐっと深いものになること請け合いです。当たり外れも多いけどさ(ありゃりゃ)。

それか日本のレコード会社の洋楽制作チームで連携してだね、その年度ごとに「ベスト・オブ・日本盤」アワードを設けるべきだね。そのアルバムの売り上げは無視。争点は「いかにそのアルバムが購買者の音楽鑑賞経験を豊かなものにするために貢献したか」のみ。ライナー部門、対訳部門、デザイン部門(たまに見かけるアーティスト周辺のファミリー・ツリーとか、詳しい図表なんかを掲載した場合)に分けちゃったりしてさ。受賞ライターや担当ディレクターにはご褒美を。レコ屋の商品券とかでもいいかね。ラジオ局と企画タイアップして、受賞アルバムからのシングルカットを1週間毎日オンエアなどすれば宣伝効果もアリ。そうそうあと名(迷)邦題部門も是非設けたいところ。邦題カルチャーは日本の宝ですから。


195:「あっDMCだ!」

2006-06-05 | ブルックリン横丁
出先からの帰宅途中、角のボデガでトイレットペーパーと牛乳(主婦のうっかり買い忘れアイテムですな)を買いに旦那をパシらせクルマの中で待っていたら前方から白いBMWのX5がやってきた。別に珍しくもないクルマではあるが旦那が「あっDMCだ」とひとこと。NYで有名人を目撃するのは特別なことでもないが、何故か日曜午後の住宅街、しかもうちのブロックで見るとはちょっとカンゲキ。世間話していた旦那とその友人は右手の拳を上げつつ「DMC!」とリースペクト。「おぅ!」とDMCも笑って右拳で返礼。巷で見ていて、一般人に声をかけられてしまう有名人と、顔は認識されてもとりあえず放置される有名人とがいるが、DMCは間違いなく前者。一日に何度「おぅ!」を繰り返してんだろうね。大変だね。ちなみに先日フォートグリーンの床屋の前にミュージック・ソウルチャイルドが立っていたが彼の場合は声をかけられるわけでも認識の後放置されるわけでもなく、明らかに誰にも気づかれていなかった。風景に馴染み過ぎか。

194:「静かな湖畔でインド人と釣りバトル」

2006-06-02 | ブルックリン横丁
メモリアル・デー・ウィークエンドはNY州北部、いわゆるアップステートに行って参りました。だいたい例年この時期には旅行やら出張やらで南方へ遠征しハンパない紫外線を浴びつつその年の日焼け下地作りを完了させて帰ってくるのが定番なのだが、今年は庭いじりのスタートダッシュが早かったため既にワタシのカラダはイイ感じに野良焼け完了。去年の秋からまだマトモなロードトリップを経験していないベイビー・ハマーちゃんをオトコにするため、ここはいっちょ片道300マイルのドライブ旅行にでも繰り出しますか、と突如北へ向かって走り出した我々3人。行き先はアディロンダック州立公園内にあるレイク・ジョージ周辺。予備知識ゼロ。たまたま「アメリカン・アイドル」を観てたらCMでパタキ州知事が「レイク・ジョージへ来てチョ」とウィンクしていたので。旅先選びにうるさいワケじゃないが、このテの観光誘致CMにまんまと誘われた事が一切なかった我々にしてみればヒジョーに素直な選択といえます。

でまぁ87号線をひたすら北上すること4時間強で着いちゃったレイク・ジョージ周辺ですがコレが思いの他楽しかった!何故かインド人観光客多し。ボートに乗ったり洞窟探検したり鉱物掘りの真似事をしたり仮装したり大砲や銃を鳴らしたりと盛りだくさんの3泊4日。しかし何といってもハイライトは釣り。釣り船をチャーターして湖上で釣りなど、と思っていたらフツーにどこも満員だったため、意気消沈しつつもそこらの釣り具屋にて「淡水釣りの一般的な竿と仕掛けと餌ちょうだい」とお願いし(計30ドルくらい)、泊まっていた宿の船着き場から冗談半分で竿を出したらいきなり太陽からヒット連発!となりのインド人釣り師達が終日粘って釣果はゼロという中、うちらの竿には笑っちゃう程魚が寄って来た。何故かは未だに不明。恐るべし釣り具屋。ワシらのウハウハっぷりがよほど気になるのか、インド人釣り師達は太陽が釣り上げたスポットに無理クリ仕掛けを投げ込んでみたり、よそ見してる間にワシらの餌箱からミミズをかすめ取ったりと何だか物凄いアグレッシブ。ガンジーにチクるぞ。魚類はバスやポーチなど。フライにするとウマいらしいのだがワシらの部屋にキッチンは付いていなかったので湖にリリースしようとしたら鋭い視線が背中に刺さる。何とそのインド人クルーは一族のリユニオンだかで親戚一同が結集しており、子供が100万人くらい腹を空かせて今晩のオカズを待っているのだと。バケツには息も絶え絶えなお魚が15匹ほど。もはやインド人キッズは父ちゃん達の釣果よりもむしろワシら夫婦の浮きの動きが気になるらしい。ちょっとでも浮きが動くたび「キターーーー!!」と大喜び。旦那は既にただの優しいオジさんと化し、ガキらにリールを巻かせてあげたりしている。ワシはといえばマナーのなってないサイババ釣り師を牽制しつつマイ・スポットとマイ・ミミズの確保に大忙し。ちなみに太陽は既に釣りを放棄し浜で待機の他の80万人くらいのインド人キッズと戯れていた。夕闇の中殆ど見分けがつかなくて笑った。

結果的にはその後釣れた数匹も含めた全釣果をごっそりガキんちょにあげました。既にヤツらの部屋の前のポーチでは包丁を持ったインド母達が待ち構えていた。鋭い手さばきでさくさく三枚下ろし。ま、こうして100万人の腹を空かせた子供達にオイシく食べてもらった方がお魚も本望でしょう。ワタシも横から「針を飲み込んじゃってるのもいるから気をつけてさばいてネ」とか言ってる始末。

そんなこんなでオトコになったハマー君を従えBKに戻り、以来ワシはといえば庭いじりやでんでん虫飼育(その後数が増えまして計13匹)に加え、BK釣り情報収集に忙しい。この辺だと季節によりイカ、ヒラメ、鯖などが釣れるそうで。大変美味しいらしい。こりゃ立派なオカズになるね。しかも毎週土曜日は太陽の日本語学校のおかげで朝から半強制的にロングアイランドに行ってるしね。これはもう釣りでもしとかないとね。毎週水曜日にはローカル新聞で釣り情報が掲載されるらしい云々等、知られざるBK釣り人インフォも着々と収集中。あとは馴染みの釣り具屋を開拓してネタを仕入れなきゃな。ウキウキ。それからベイビー・ハマーakaブラック・マンバちゃんにも新たなニックネームを…その名も浜ー。これが言いたくてここまでこのネタひっぱりました。