なるほど裸眼で金環食を見てはいけない
と言われていた理由が納得できた
太陽が隠れるといってもその眩しいこと
実際には裸眼では見てはいられない明るさ
しかし今日はなまじっか雲が出ていたために
つい裸眼で見てしまった人も多かったようだ
この明るさでは動物たちも特別変わった行動を
しなかったかもしれない
前回の皆既日食では鳩が不安そうに
地表を歩きまわっていたが今回は
自分が見る限りは何ら変わったことはなかった
起きた時には厚い雲に覆われて
せっかく購入した専用メガネも記念の一品
としか役割を果たせないかと思ったが
幸い通勤途中の金環日食が始まる時刻
ちょうど晴れてきてしかも車を停めるのにも
最適な場所があって(既に先客がいたが)
そこで世紀の天体ショーを楽しませてもらった
といっても、ホント予想されたとおりだ
テレビと同じだ
くらいしか感想はない
ただ少しばかり気持ちがウキウキはしていたかもしれない
ところで通勤途中みかけた風景で対照的だったのが
小学生やお母さん連中、お年寄りの反応と
高校生の反応の違い
小学生は体全体からにじみ出るような好奇心・
ワクワクした様子が感じられた
それは付き添いのお母さんがたやお年寄りにも感じられた
一方、全く反対だったのがバスを待つ高校生の姿
日食にはまるっきり関心のない様子
普段と一緒で友達とだべったり地面に座り込んだり
およそ今日が特別な日の感じはない
しかしなあ、こんな日は滅多にあることじゃないし
単純に騒いでもいいんじゃないか!
と思ったし、むしろ何故ザワザワしないんだ
もう興味はないというかそういうエネルギーすら
ないのかと余計な心配をしてしまう
あとで会社の若い仲間に聞くと
彼らは照れくさくて平成を装ってるのでしょう
とあった
それならいいけれど
もう少し単純に気持ちとか好奇心を表に出せれたら良いのに
と、また余計な考えが浮かんだ
若いってことは、こんなもんかな?