パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

「奔馬」やっぱりよくわからない三島由紀夫

2017年05月18日 20時05分15秒 | 

「奔馬」を読み終えた
学生時代からの二度目だ
「春の雪」を読んで時間が経っていないので 
前作で仕込んだエピソードは思い出す事ができたし
次に繋がるだろうエピソードもなんとなく予想がついた

しかし、よくわからない
というのが読後の正直な印象
まず前提となる「純粋な美しさ」なるものがよくわからない
そして「切腹」につながる死へのあこがれみたいなもの
それらがほとんど理解できない

神風連のエピソードの後半は、切腹シーンの連続で嫌になるくらい
これは森鴎外のなんとかいう小説にもあったが、時代背景とか時代の空気というのか
今の自分にはとても理解できない

確かにイメージを喚起する文章はしばしば存在する
でも、相性が良くないから全然心に響かない

ついで「暁の寺」に行こうと思ったが、どうやら気持ちは離れている 
「暁の寺」よりは今は現代語訳で「源氏物語」でも挑戦してみようか
という気分の方が強い
いやマンガの「あさきゆめみし」の方がいいかな(図書館にあればの話だが) 

いつもの、どうでもいい話!

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