パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

お気に入りのところは、、、

2023年12月02日 11時30分38秒 | 音楽

またもやビートルズ絡みの話

赤盤・青盤を聴いてつくづく感じるのは録音された音楽の完成度の高さ
どんな曲もそのところが好き!という部分はあるもので
すぐに思い浮かぶのは赤盤の「Girl」と「And I love Her」と
青盤の「Fool On The Hill」の主となるメロディ以外のところ

「Girl」では曲の後半からギターの雄弁なフレーズが
メインの声とまとわりつくように絡む
この部分を聴いていると、声よりもギターの音の方に気が行ってしまう
このギターの対旋律はこの他に、これと同じ音を2回演奏する部分もあって
それとの兼ね合いも面白い(下の動画の1分30秒あたりからと2分くらいからのところ)

Girl (2023 Mix)


「And I love Her」のお気に入りの部分は、
分散和音で繊細にアコースティックギターが絡むところ
この音色のなんとチャーミングなことだろう

And I Love Her (2023 Mix)

そして「Fool On The Hill」はリコーダーのメロディが好きだ
主旋律を奏でるところではなくて、全く伴奏となっているところ
まるでモーツァルトの20番のピアノ協奏曲20番の
シンコペーションの特徴的なフレーズが流れる中
バイオリンが新しい旋律で奏されるところとよく似た感じで
才能のある人は同じようなことをするものだ、、と思ったりする

The Fool On The Hill (Remastered 2009)

ということで、のんびりした土曜日のお気楽な好きな部分の紹介

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