ワールドカップはまだ終わっていない
日本が敗退した時点で、にわかファンは関心は別のところにいってしまうが
ここからの真剣勝負が面白い
イングランド対フランス、アルゼンチン対オランダなどは
どんな展開になるかワクワクする
日本人の熱しやすく冷めやすい傾向とスター主義はちょいと不安を覚える
それは普段サッカーを見ない人にもわかりやすいかもしれないが
肝心な点をないがしろにされそうで違和感を覚える
三苫のプレーは効果的で諦めないところも良かったが
試合を見ていてまるで予感の様に感じたところは
ドイツ戦での権田のスーパーセーブが続いた時に
「もう点は入れられないだろう」とふと思ったことだ
ワールドカップ全体の流れを一気に日本に傾かせたのは
ドイツ戦の堂安の同点ゴールだった
彼の前にごっつぁんゴールとなるボールがこぼれてきた
その幸運が日本のその後を変えた
そしてその幸運は今度は実力でスペイン戦の同点ゴールをゲットした
不思議な予感はドイツ対スペイン戦を見ていても不意に訪れて
スペインのGKを始めとした後ろからパスを回すプレイは、
プレスをかけた選手を少しばかりバカにしているところが見えて
これはきっといつかポカをする!と感じたのだった
だから日本は無駄かもしれないがGKにプレスをかけるのは良いことだろう
そんな風に感じたのだが、実際のところ堂安の同点ゴールに
つながった(伊東のパスカット)のはこの予感が正しかったこととなった
予感のもう一つは残念ながら南野のPK一番目のこと
彼は勇気を持ってトライして、あとに続くひとのプレッシャーを軽減したが
一番目のキッカーと知った時「違う!」と声を上げそうになった
全ては結果論かもしれないが、4年に一度しかないこの大会は
不思議な運命を演出するなにかがある
結局は強いものが勝つ、、というシンプルな結論に落ち着くだろうし
そうでなくてはいけないと思うが
それまでにサッカーの神様はいろんな味付けをする
そして幾多のストーリーが作られる
ただ、日本には勢いではなく、強いものが勝つというものを体現できるように
地に足のついた努力を継続してほしいと思う
(頼むからストライカー養成のための何かを考えてくれ!)