パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

今日は2-0から逆転の日

2014年01月13日 17時11分52秒 | サッカー
ACミラン3-4サッスオロ
星稜2-3富山第一

どちらも2-0からの逆転で勝者が入れ替わったゲーム
サッカーでは2-0が一番危険な点差だと言われる
実際自分たちも痛いほどこの経験をしてきた
(もちろん嬉しい思いをしたこともあるが)
この点差が危険なことはサッカー経験者はよく知っているが
それを他人に(子どもたちに)伝えるのは難しい
結局、痛い目をして経験するしか身につかない知識のようだ
そのかわり一旦経験すれば貴重な体験として蓄積される

しかし、何故2-0は危険なのか?
高校時代の試合中の記憶を辿ると
2-0になると、そんなに簡単には負けない
1点取られてもまだ1点ある
フトそんな考えが浮かぶ
だがこの少し緊張感に欠ける考えがプレーの厳しさ
判断を狂わすことになる
そして一旦緩んだ考えを体が元に戻すのが大変難しい
1-0の緊張感を続けることができない
一方追いかける側はかさにかかって攻撃に迫力が増す

南アフリカのデンマーク戦
2-0になった時にはホントにヒヤヒヤした
トマソンにPKで1点差に迫られた時はヤバイと思ったほど

今日のミラン戦ではサッスオロのベラルディが凄すぎた
守りも特別しょぼいというよりは
今日は彼の日、何をやってもうまくいく日
それにしても2点目はスーパーなゴールだった

本田は結局2-4になってからの登場
惜しいシュートもあったが敗戦でスタート
しかし、なにかこの方が本田らしいスタートのような気がする
思えばいつも順調なスタートではなかったから
本田は香川よりは心配はいらないかな
そのうち何とか自分でするだろう
とおもわせる

星稜は勝ちゲームを失ったというよりは
優勝するに値しなかった感じ
守りは固かったが守りだけでは勝てない
攻撃のアイデア・精度、出足、足元の技術は
富山のほうが優れていた
しかし点差は2-0で優勢
だが違和感があったのはあと少しで時間と言う時点で
キャプテンの寺村を交代して他の選手をいれたこと
ここで少しリズム・緊張感がくずれた
あとはそれまで頑張った富山の方に運も味方した
いや運というよりは正しい結果だったように思う

監督には激しい言葉は発せられないだろうが
あの交代は失敗だったと思うのは自分だけだろうか
コメント
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