通勤路にユリの花が咲いていた。
タカサゴユリだろうか。
原産は台湾で南方系の外来種だ。
荒地にはびこるらしい。
美しい花なので、なかなか駆除されないと言われている。
気温の上昇も追い風となっている。
そう言えば8月30日に、ブライアン・ウィリアムズによる岸辺の写生会が米プラザで行われた。
70名近くの親子が参加して、楽しく終えることができた。
腰を痛めていたブライアンは、お行儀よく机に腰掛けて愛嬌を振りまいていた。
彼のおしゃべりも絵画も、年々、成熟していくようだ。
ペルー生まれのアメリカ人であるブライアンも、日本では外来人種の一人だ。
タカサゴユリほど美しくはないが、彼の描く風景画は魅力がある。
抜きん出て美しいものは、駆除されないのだろう。
窓の外は桟橋で、はっけん号が係留されていた。
自分で作ったので自画自賛になるが、気品のある船形は、いつみても心を引かれる。
いまでも世界でトップクラスの調査船だ。
この船を壊すのは忍びない。
さまざまな形態の生物や文化の多様性を受けいれる、寛容な社会であってほしいと願っている。
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