bigjokeの ☆ SPECIAL Days ☆

安全地帯&玉置浩二が大好き♪
ダンナと2人のムスコと過ごす、平凡だけど特別な日々を、気ままに綴ります。

子育て支援って、何?

2007年01月29日 | 育児
今日も暖かくていい天気!だったので、大きな遊具のある公園に行ってきた。
久しぶりに行ったその公園は、この陽気に誘われてたくさんの子どもたちが遊んでいた。平日の午前中ということで、1~2歳児ばかり。安心して遊ばせられる。

遊具に飽きたらジョギングコースを走ってみたりしながら楽しんでいたムスコだけど、途中から何となく集中力を失くしている様子。
もしかして・・・と思ったらやっぱり、う○ちだった。

オシリを気にしつつよたよた歩くムスコの手を引いて、トイレを探す。大きな公園なのでトイレはすぐに発見。しかし・・・
「多目的トイレ」は閉鎖中。張り紙には「冬季の凍結防止のため、2月下旬まで閉鎖します」とある。(今年は、例年にない暖冬なんだけどなぁ・・・まぁ、お役所仕事だから仕方がないのか・・・)
横の女性用トイレにも洋式トイレがない。これは困ったゾ!

ふと見ると、公園の隣には真新しい図書館が見える。あそこなら大丈夫だろう!と、元気のないムスコを連れて図書館方面へ。でも・・・建物が暗い。そっか、今日は月曜日。どうやら休館日らしい・・・どうもツイてないなぁ。

図書館の隣には役場がある。さすがに役場ならトイレも使えるだろうということで、ムスコを抱っこしてそちらへ向かう。入り口からすぐの場所に「多目的トイレ」を発見。ようやくう○ちともおさらば~と思ったら・・・
その「多目的トイレ」の中に、オムツ交換台は見当たらない。別のトイレを探そうかと出たところで、掃除をしていた女性が「どうしました?」と声をかけてくれた。
「オムツを交換できる場所はありませんか?」と聞いてみると、意外な返答。
「ないんですよね~ここには。よく聞かれるんですけど・・・」

・・・・・・・・・・しばらく返事もできなかったよ。

結局、「多目的トイレ」の中で、持っていたビニール袋を床に敷いて、オムツ交換したよ。いつまでもう○ちを持ったまま徘徊するわけにもいかないから・・・

でも、おかしいよね。ここは、役場でしょ?赤ちゃん連れた人からお年寄りまで、どんな人でも訪ねて来る場所でしょ?
「多目的トイレ」の入り口には、車椅子のマークに並んで、子ども連れのイラストも書かれている。でも、中にはオムツ交換台も子供用便座もない。あのイラストは、子連れで入ってどうやって用を足せといっているんだろう???
別に、新しくトイレを新設しなきゃならないなんて話じゃない。ショッピングセンターなんかには必ずあるように、「多目的トイレ」の中にオムツ交換台を設置するだけだよ。工事をするのがムリなら、小さいベビーベッドを置くだけでもいい。そんな簡単なことがなぜ、できないんだろう?
おばさんが「よく聞かれる」と言っていたということは、ワタシだけが必要だと思っているわけではないということ。今まで何度か聞かれて、それでも対策ができていないということだ。役場の怠慢としか言いようがない。

「子育て支援」というと、必ず耳にするのが「児童手当の増額」だったり、「保育所や託児所の新設」だったりする。もちろん、そういう対策も必要かもしれないけど、現在子育てしている親たちが、少しでもストレスなく外出できるようにするのも立派な「子育て支援」じゃないんだろうか。
役場の隣にある公園を見てみると、来ているのはムスコと似たような歳の子どもばかりだ。もちろん、大半がオムツを使っているだろう。その子たちがオムツを交換する場所すら提供できずに、何が「子育て支援」だ。

ワタシなんて、たった1人の子どもを2年しか育てていない、まだまだペーペーの親だ。それでも、
「ベビーカーを押していても安心して歩ける歩道があったらいいなぁ」
とか、
「雨の日でも小さい子どもが体を使って遊べる遊具があるような、屋根付きの広場があったらいいなぁ」(室内サッカー場やゲートボール場なら見たことがある)
とか、気がつくことは多々ある。

多額のお金をかけて施設を作るだけが行政の仕事じゃないでしょ。弱者に対してちょっとした気配りができることが、一番の行政サービスなんじゃないかな?
役人の人たちには、もうちょっと地に足をつけて、行政の役割について考えてもらいたいものだ。