bigjokeの ☆ SPECIAL Days ☆

安全地帯&玉置浩二が大好き♪
ダンナと2人のムスコと過ごす、平凡だけど特別な日々を、気ままに綴ります。

20年

2016年11月13日 | 安全地帯&玉置浩二
1996年11月13日。20年前のちょうどこの日、ワタシは初めて、玉置さんの生歌に触れた。
CAFE JAPANツアー富山公演。会場は、今はもうない富山市公会堂。古いホールだった。


パンフレット


チケット

中学生の頃、「プルシアンブルーの肖像」のシングルレコードを買ったのが、ワタシの玉置さんとの最初の出逢い。その後、お小遣いを貯めて、3枚組アルバム「安全地帯V」を買った。ただ、この時はそれだけだった。

そして1996年。玉置さん大活躍の年。大河ドラマ「秀吉」に出演し、連ドラ「コーチ」にも出演。ワタシはその両方リアルタイムで見ていた。「コーチ」の主題歌はあの「田園」。昔ちょっと聴いてた安全地帯からは想像もつかない曲調でびっくりした。懐かしい気持ちもあり、軽い気持ちでCAFE JAPANツアー富山公演のチケットを取って、当時はまだ結婚前だったダンナと2人でライブに初参戦。

ライブの玉置さんは、衝撃的だった。

さすがに20年も経てば、いくら衝撃的出逢いだとしても細部の記憶は曖昧。ただ、玉置さんのパフォーマンスに引き込まれた感覚は覚えてる。「エネルギー」でドラムを叩きながら歌ったのも驚きだったし、会場の大半の客が一番期待していただろうあの大ヒット曲「田園」を、アコースティックな感じで演ったのは意外だった。そして、一番印象的だった曲が「フラッグ」。安全地帯の頃の妖艶で都会的な曲しか知らなかったから、退廃的で心がざわつくようなあの曲の世界観はただただ意外で衝撃だった。

初めて玉置さんのライブを見たあの「富山市公会堂」は、間もなく閉館し、取り壊された。当時、公会堂の前を通って通勤していたから、取り壊されていくのを毎日見ていた。ある日、外壁が取り壊され、客席とステージが道路から丸見えになってた時があった。あれは胸が痛んだなぁ。ワタシの想い出の場所が無くなってしまうのがすごく淋しかった。

今、富山市公会堂の跡地には、立派なホテルが建っていて当時の面影はない。翌年のJUNK LANDツアーからは、これまた立派なオーバード・ホールで開催されている。
ただ、やっぱりワタシの中で、玉置さんとの出逢いはあの古くさい公会堂のステージだ。

20年前のあの日から、ワタシはずっと玉置さんの音楽を聴き続けている。あれ以来、何度同じ曲を聴いても「飽きる」ことはないし、どれだけ聴いても「もっと聴いていたい」と思う。
衝撃的玉置さんの生歌との出逢いを果たした後、安全地帯デビューの頃からのアルバムは、一気に「新曲」として聴いた。今となっては安全地帯・玉置浩二ソロの作品で知らない曲はないけど、だからこそ「初めて」の衝撃を2度と感じることはできないんだよなぁ・・・

玉置ファンとしての「20年記念日」は単なる通過点でしかない。この先もずっと、玉置さんの音楽に包まれて生きていきたい。