bigjokeの ☆ SPECIAL Days ☆

安全地帯&玉置浩二が大好き♪
ダンナと2人のムスコと過ごす、平凡だけど特別な日々を、気ままに綴ります。

あらしのよるに

2013年05月16日 | 読書
子供と一緒に読む絵本。
その中で、すごく気に入ったのが「あらしのよるに」シリーズ。

今更だけど・・・今更、読んだ。タイトルは知っていたけど、ようやく。

オオカミとヤギの奇妙な出会いと友情。
お互いの勘違いから始まるのは、ワタシが好きなアンジャッシュのコントを見ているよう。
「いつバレちゃうの?」っていうドキドキ感がたまらない!

オオカミのキャラが、すごく好き。
オオカミのガブは、ヤギの肉が大好物。でも、あらしのよるにヤギのメイと出会い、語り明かして、友達になってしまった。大切な友達のメイと、「もうヤギは食べない」って約束しちゃった。でも・・・やっぱりヤギの肉は大好物だし、お腹は減る。そこで「食べたい」「食べちゃダメ」の葛藤が、もう面白くって!

シリーズ全7冊のうち、6冊目まで読了。最初は微笑ましいお話だったのに、どんどん切ない話になっていってしまって・・・残すは最終巻。どうなっちゃうんだろう???ハッピーエンドになればいいのになぁ。

子供の絵本だと侮るなかれ。

木村裕一(きむらゆういち)著。
1.あらしのよるに
2.あるはれたひに
3.くものきれまに
4.きりのなかで
5.どしゃぶりのひに
6.ふぶきのあした
7.まんげつのよるに
他、スペシャル等もあり。

読書は楽しい~

2009年02月21日 | 読書
先日、本に挟んで使える小さい読書ライトを買った。小さいけどそこそこ明るいし、ちょうど文庫本のサイズぐらいを照らしてくれるので、隣で寝てる子供たちにも迷惑にならないからすごく便利!
このライトのおかげで、寝る前に少しずつだけど読書できるようになった。寝る前の読書って、最高!落ち着くし、楽しいし、寝付きが良くなった。(すぐに眠くなってなかなか読み進めない、または入り込み過ぎて寝不足・・・なんて弊害もあるけど。)

で、久々にワタシの心にヒットした小説が、これ。

隠蔽捜査(今野敏 著/新潮文庫)

最初は、主人公、エリート意識の塊でイヤ~な感じだったけど、不思議と読み進めるうちに好感を持つようになった。
もともと警察モノは好きだから楽しかった。まぁ、ワタシ的には「新宿鮫」の鮫島警部よりステキな警察官にはなかなか巡り逢えそうにないんだけど。
続編もあるみたいだからまた読んでみたいな。

web本棚

2008年10月27日 | 読書
あこちんさんのところで紹介されていたので、ワタシもweb本棚作ってみた。(あこちんさん、ありがとうございます!)

 興味のある方はこちらへ→bigjoke家の本棚

読んだ本は帰省するごとに持って帰っているので、とりあえずは手元にあるものを少しずつUP。感想は、やっぱり読んだ直後に書かないとダメだなぁ。
昔はEXCELで☆の数とか感想とかをマメに管理していたんだけど・・・今じゃそんな時間は全く無い。どころか、PCだってたまにしか使ってないし。(ブログチェックなんかはほどんど携帯。)

次、いつ更新できるかは分からないけど・・・たまには更新したいな。
てか、秋だし、もっとゆっくり本読みたいよ~

空想の世界へ

2008年08月02日 | 読書
ここ最近、急に読書熱が高まったワタシ。
たま~に、そういう周期がある。そのうちまたぱったりと読まなくなるんだけど。
(急に読みたくなるので、気になる本があったときはとりあえず買って置いておく。読みたくなるとガマンできないから~)

今日はダンナが出張で泊まりなので、留守。ここぞとばかり、夜更かしして1冊読み終えてしまった。そろそろ、午前3時。久しぶりだよ、真夜中。
明日は眠いんだろうけど、ダンナ不在なので、目覚ましかけずに寝よう。

ダンナは朝型。朝早くに起きて、ジョギングなんだか散歩なんだか知らないけど、毎朝ワタシが起きる前に出かけている。
ワタシは夜型。朝は明る過ぎて、集中できない。朝は1日の始まりで、何かとやらなきゃいけない事ができてしまう。その点夜は、もう「今日はいいや」って諦めてしまえるから気持ちが落ち着く。静かだし。

何で、本を読むのかな~なんて考える。知識を得たいから?でも、知識を得たいなら、小説読んでもあまり意味無いなぁ、とか思う。知識を増やすならHOW TO本じゃなきゃね。でも、その手の本は、ニガテ。

で、気が付いた。別に、知識を増やしたいからじゃない。実生活では体験できない空想の世界に行きたいから、かな?
今日読み終えた本は、正直、辛かった。どんどんどんどん落ちていく。でも、不思議と気分は悪くない。主人公が、芯のしっかりした少年だったから。周りの人たちがかなりイヤ~な感じだったけど、ほんの数人、ホンモノの人がいた。そして、最後の1ページで、不意に涙が出た。この話が事実だとしたら救われないけど、小説だから終わりよければすべてよし。

空想の世界に行ってみたいから、短編はあまり選ばない。すぐに断ち切られてしまうから。長編で、早く先を知りたい~けど読み終わるのがもったいない~って感じが好き。

さて、今回の「読書熱」はいつまで続くかな?
夜更かしすると翌朝がツライけど・・・もう少し読みたい感じ。

久々に読書

2007年01月18日 | 読書
久しぶりに本を読んだ。
読み始めるとなかなか止まらなくなる。寝不足注意!だなぁ・・・

今回も(?)ナッパさんが以前に紹介してくれた本を読んでみた。

「廃用身」(久坂部羊 著/幻冬舎文庫)

「廃用身」とは、麻痺などで動かなくなって回復の見込みも無い手足のこと。老人医療に情熱をそそぐ青年医師・漆原は、厳しい介護の現状を救い、かつ麻痺を抱えるお年寄りのQOL(生活の質)向上を図るため、廃用身の切断という画期的な治療法を考え出す。順調に進むかに見えたこの治療法も、マスコミに取り上げられ、世論の餌食にされてしまう・・・


ナッパさん同様、読後の感想は「やられた!」
ワタシは、ナッパさんの読書記の記事を読んでいたのに、それでもやられた!

以前、「慟哭/貫井徳郎・著」でも結末のどんでん返しに驚いたことがあったけど、それ以上だった。だって、読み終わってしばらくは、そのからくり(?)に気づかなかったぐらいだもん・・・

最初の、漆原の手記の部分、これは素直に読めた。
後半の、編集者の註の部分、これを読み進めると、どんどん落ちていって・・・とにかく、作品の世界に入り込んでしまった。だから、騙される!(著者の思い通り?)

介護の未来に対する警鐘とか、マスコミ報道のあり方とか、いろいろ考えさせられる作品だった。

「やられた!」内容について書きたいけど、書くのは惜しい!なんて気持ちがしている。
興味のある方は、ぜひ!

ナッパさん、いつも本の紹介ありがとうございます。またまた、ワタシのツボにヒットいたしました~これからもまたお願いします!

読書の秋

2006年10月20日 | 読書
秋といえば、読書。(個人的には秋じゃなくても読みたい時が読み時。)

最近、本屋に行くことがあまりなかったので全く知らなかったけど、ワタシが大好きな「新宿鮫(大沢在昌・著)」シリーズ最新刊が出ていた。たまたま見ていた朝の情報番組のランキングに登場していて、その日のうちに購入。
いや~、鮫ワールド、久しぶりだな~

本来、重いし、収納するにもかさばるのでハードカバーは好きじゃないんだけど、文庫になるまで待てるわけがない。文庫が出たら買いなおして、ハードカバーの方は売りに出そうかな。

ちょっと寝不足を覚悟しつつ、数日で読了。
やっぱり、「鮫」シリーズ、好きだなぁ。今回のは人間関係も分かりやすかった。
読み始めると、シリーズの別の作品も読み返したくなる。

読書の秋は、しばらく続きそう・・・かな?

家族の物語

2006年07月14日 | 読書
ここ数年、ずっとミステリー系の小説を好んで読んでいる。
スピード感やドキドキ感がたまらない。先が知りたくて、ついつい夜更かししてしまったりする。
ただ、最近ちょっと趣向が変わってきたかな。物語の進行のドキドキより、もうちょっと心理面での葛藤なんかを描いたものを読みたくなってきた。ドキドキ感にもちょっと飽きてきたのかもしれない。

そこで、「家族」の物語を2つ、読んでみた。

「100万回の言い訳」(唯川恵 著/新潮文庫)

結婚7年目の共働き夫婦。2人の仲は決して悪くはない。けど、「何が」が足りないと感じた妻は、子どもを持とうと決心する。ところが、ひょんなことから別居生活をすることになり、お互いに「夫婦とは何か?」を考え始める。

ウチも結婚して丸7年が過ぎた。共働きではないし子どももいて、この物語の夫婦とはまた違った価値観で生きているけど、「夫婦とは何か?」についていくつか共感できるな~なんて部分もあって、なかなか興味深かった。夫婦お互いにいい感じになる異性がいたり、オシャレなお店が出てきたりと、何となく一昔前のトレンディードラマを彷彿とさせる感はあるけど。

内容とは関係ないけど、著者の唯川恵さん、金沢の出身だそうで。名前は聞いたことがあったけど手にとって見たのははじめてで、勝手に親近感を持ってしまった。

そして、もうひとつ。

「幼な子われらに生まれ」(重松清 著/幻冬舎文庫)

お互いバツイチで再婚した夫婦。妻の連れ子の女の子が2人居る。夫は、その2人の女の子をかわいがって「いい父親になろう」と努力している。けど、別れた妻と暮らす実の娘により愛情を感じている。そんな時、妻の妊娠が判明。それを機に、特に上の女の子の態度が一変し、夫も妻への気持ちに変化が生じてしまう。

こちらは、ちょっと重かった。ちょうど世間で似たような家族構成で育った子が事件を起こしたりして、尚さら考えさせられた。ただ、結末は前向きな感じになっていたので、ちょっと救われたかな。物語がどんどん沈んでいく時、読んでるワタシまでちょっとブルーになったりしてしまった・・・
自分は母親になったけど、男親は実の子でも、「父親」になるのは意外と大変なのかもしれないなぁ。

ワタシの読書熱は、上がり下がりが激しい。読むときは一気に読むのに、読まなくなるとしばらく本を手にすることすらない。今は、またちょっと読みたい周期に入っている、かな?今の気分としては、ピュアな恋愛モノなんか読みたいなぁ。ドロドロしたものにはちょっと疲れたのかも・・・

死にぞこないの青 他

2006年05月31日 | 読書
このところちょっとグチグチしてしまったので・・・
最近読んだ本のことでも。

ナッパさんのブログで紹介されていたので読んでみた。

「死にぞこないの青」(乙一 著/幻冬舎文庫)
小学生が担任教師をはじめクラス中からイジメに遭う。
すごーく個人的な読み方をしてしまったけど、ムスコが将来こんな目に遭ったらどうしよう~なんて身につまされてしまって、すごく入り込んでしまった。
最後はかなり大胆な(?)解決策に打って出るんだけど、それがなんだか清清しいというか、あまり現実的ではないかもしれないけどこれで良かったのかな?と思える。

そして、この本を買いに行ったときに隣においてあった別の1冊も購入した。

「暗いところで待ち合わせ」(乙一 著/幻冬舎文庫)
1人ひっそりと静かに暮らす盲目の女性と、殺人の容疑で警察に追われている青年が、あるきっかけから女性の家で同居するようになる。ただし、お互いに相手が存在していないかのように・・・
人付き合いがヘタで傷つきやすい2人だけど、気持ちがとても暖かい。そしてその2人がようやく心を通わせる時、涙が溢れた。久しぶりに、本を読んで泣いた気がする。

この作家さんの作品を読んだのは初めてだったけど、2冊ともかなり読後感のいい作品で、他の作品も読んでみたいと思った。

なんだか上手く表現できないけど・・・気になった方はどうぞ。

崩れる

2006年02月05日 | 読書
しばらく前からはじめた、ムスコ寝かしつけ時間の読書。
ずっと、1日30分ペースで続いている。
夜以外にも、ムスコの昼寝時にも読むようになった。やっぱり、ワタシは読書は好きみたいだ。楽しい。

長編だとついつい夜更かししてまで読んでしまうので、短編を中心に読むようにしている。
最近読んだ短編で、面白かったのがこれ。

「崩れる 結婚にまつわる八つの風景」(貫井徳郎 著/集英社文庫)
タイトル通り、結婚に関する8つの物語が入った短編集。
登場人物は皆、ごく普通の生活をしているどこにでも居そうな人物。それが、ほんの些細なキッカケによって穏やかな日常生活を失ってしまう。
8つの物語の中でも特に、仕事も家事もろくにせずゴロゴロしてばかりいる「カス」の夫と、自分の夢を追って勝手に仕事を辞めてしまった息子に翻弄されてしまう主婦の物語『崩れる』と、高級マンションに引っ越した子持ちの主婦が、ママ友達との付き合いに苦悩する『誘われる』が面白かった。
どちらも、物語の主人公の気持ちが容易に想像できてしまって、夢なのか現実なのか分からないような感覚に陥るほど入り込んで怖いぐらいだった。

興味のある方は、ぜひ。