bigjokeの ☆ SPECIAL Days ☆

安全地帯&玉置浩二が大好き♪
ダンナと2人のムスコと過ごす、平凡だけど特別な日々を、気ままに綴ります。

小さな親切

2005年09月01日 | 育児
昨日の夕方、ちょっと用事があって駅前まで足を伸ばしました。
そこには1F2Fにフロアが分かれている本屋が入っていて、2Fの絵本コーナーへ行こうと思ってエレベーターに向かいました。

今まで気が付かなかったけど、ベビーカーを押して階を移動するのって、どこでもちょっと大変。エスカレーターならすぐに行けるのに、エレベーターって端っこばかりにあってかなり移動距離が長くなってしまいます。
道路の歩道が狭かったり、段差が多かったり、段差にスロープがなかったり・・・今まで不便な思いをしたことは多々あります。
ベビーカーならいずれ子どもが大きくなれば使わなくなるけど、車椅子の方なんかはかなり大変な思いをしていらっしゃるんだろうなぁ、って子どもを持って初めて気がつきました。

話を元に戻して・・・
エレベーターのボタンを押して待っていると、到着したエレベーターから外国人の女の人が一人降りて来ました。空いたその箱に乗ろうとすると、なぜかすぐにドアが閉まってしまいました。タイミングが悪くて乗れなかった私たち。仕方なくもう一度ボタンを押すと・・・
「大丈夫ですか?」
さっきエレベーターから降りた女性がわざわざ戻ってきて声をかけてくれました。
ちょうどその時、もう一台のエレベーターのドアが開きました。とっさに声をかけられたのでびっくりしてしまいましたが、開いたエレベーターに乗り込んでから「大丈夫です、すみません」と答えたところでドアが閉りました。どうしても、つい「すみません」って言っちゃいます。「ありがとう」って言えたら良かったのに・・・
せっかく親切に声をかけてくれたのに、びっくりして素っ気無い対応になってしまいました。なんだか申し訳ないです。

そういえば、つい先日も別のショッピングセンターでムスコを抱っこしてエレベーターに乗りました。ちょうど一緒に乗ってきた小学5、6年ぐらいの男の子が押した階に行く予定だったので、そのまま乗っていました。すると、
「閉めていいですか?」
男の子が私たちを見て声をかけてくれました。
この時も、声をかけられるとは思わなかったので、びっくり。この時はなんて返事したかな?「お願いします」とかなんとか言ったかも。
今時の子どもは・・・なんてよく言われるけど、赤ちゃんを抱いたワタシに気づいて声をかけてくれた男の子に、とても暖かい気持ちになりました。ムスコもこんな気遣いができる子になって欲しいなぁ、って。

昨日の外国人の女性も先日の小学生の男の子も、その声のかけ方がすごく自然で、普段からそういう風に気軽に声をかけているんだろうなぁ、って思える人でした。
よく「ボランティア」なんて耳にするけど、そんな大きな活動だけじゃなくても、ちょっとした気遣いで他人の役に立てることってあるんだって、改めて気が付きました。

ムスコとの外出で「小さな親切」の暖かい気持ちを感じる機会に恵まれたのだから、これからムスコが大きくなってもこの気持ちを忘れることなく、ワタシも自然に気遣いができる人になりたいと思います。