アマチュア無線局 JH0FHB

25年越しの14MHz SSB無線機の製作

ゲルマラジオの実験-21

2019年08月24日 | ゲルマラジオの実験


【2019.08.24】
今日は、私もカミさんも午前中は仕事だった。
私は数日前から、あるフィールド実験を計画していて、本日が実践の日となった。
上の写真は、本日の午後2時過ぎに実験をしている様子。

<ダイオード1本だけのラジオ>
私は、夜中に突然アイディアがひらめくことがある。
そうなると、色々考えてしまい殆ど眠れない。
今回は、ダイオード1本だけでラジオを聴いてみる実験を思いついてしまった。

ダイオード1本に数mのアンテナ線と、自作の低周波アンプ、それとアース線だけのラジオで有る。

自作の低周波アンプを使用する目的は、目出度くラジオが聴こえたら動画を貼り付けて残したいからだ。(百聞は一見に如かず)

「百聞は一見に如かず」と言うが、更に続きがあるとは知らなかった。
「百見は一考に如かず」
「百考は一行に如かず」
「百行は一果(効)に如かず 」
「百果(効)は一幸に如かず」
「百幸は一皇に如かず」

さて、話は元に戻るが、
昼食を済ませてカミさんを誘い、フィールド実験に出発した。
寝不足気味ではあるが、天気も良く、仕事からの開放感から意気揚々としている。
カミさんをビックリさせてやる・・・

向かった先は、SBC(信越放送)の送信アンテナで11回目の記事で取り上げた場所である。
アンテナ直下の涼しげな木陰を実験場所に決め、数mのアンテナ線を木の枝に引っ掛けて、木の根元にアース棒を約10cm程地中に打ち込んだ。

赤丸の部分がアンテナ線


矢印の部分がアース棒


<聴こえた!!>
ドキドキしながら、アンプのスイッチを入れてボリュームを上げてみた。

やったー、大成功!!
自作のアンプから、はっきりとSBCラジオの放送が聴こえた。
但し、このラジオには「選局機能」が無いから聴こえるのは、目の前の巨大なアンテナから輻射されるSBCラジオの電波だけである。

有頂天になった私はカミさんに自慢した。

カミさんも喜んでくれたが、この実験の光景は傍から見れば「怪しい」と疑われるかもしれないという事で、実験風景を動画で記録して約10分後に撤収した。


実は「ダイオードだけのラジオ」については11回目の記事で少しだけ触れていた。
あれ以来、気になっていたが、今回の実験で立証できた。
送信アンテナの直下では、ダイオード1本でラジオが聴こえる」のである。



実験風景の動画をご覧ください。

190824 ダイオード1本だけのラジオ

コメント (2)
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