さて長らく中断していた「オーディオ・ヴィジュアル」編。
昨年は、まるまる一夏を腰痛と共に過ごしたおかげで、ブログの更新どころではありませんでした。
ということで、話は昨年の7月にさかのぼります。
では、「RCAケーブル」の交換から。(RCAケーブル交換のいきさつは「バナナプラグと電源ケーブル」を御参照ください。)
これもまた、『stereo』誌(2006年5月号)でケーブルの特集の記事から気になる製品をピックアップしていきました。
その中でも評価が高かったのは「QED QNESS」(¥3,7500/m)なるケーブルでした。
「音場感がよい。音の純度は高く、正確でありつつ深みも感じさせ心情的なものも良く出ている。」(鈴木)
「大変に細かい表情を伝えてくれるケーブルである。音場の広がりは左右と前後両方向の次元で広大。低音の量感もいざというところでしっかりと引き出してくれる。」(山之内)
ということで、今まで使用していたケーブルに大いに未練を残しながらも、「QED QNESS」を購入することに。ちょっと値段は張りますが、溜まっていたポイントを使用すれば、2万円ちょいの出費ですみそうです。
「ヨドバシ」に在庫を問い合わせてみると品切れ中ということ。そこで、輸入もとの「東志(03-5423-5511)」に問い合わせてみると、なぜか突然売れてしまって品切れ中のこと。2週間程度で再入荷するので、ヨドバシにでも予約を入れておいて欲しいとのことでした。雑誌に掲載され、高評価を得ていたことを御存知なかったようです。
さて、ヨドバシに予約を入れて2週間ほど待っている間に腰痛に見舞われ、歩行に支障が。しかし、ヨドバシからの入荷の連絡を受けて、サポーターで腰を縛り上げ、いざ新宿へ。(その日は、姪にTVを買ってあげる約束もしていたので。)
腰痛に耐えつつ、会食と購入を終え、やっと帰ってまいりました。
それが上記の画像とこれ。
腰をこれ以上痛めないように気をつけながら、ケーブル交換をしました。
さて、おそるおそるピエール・ブーレーズ指揮「ペトルーシュカ」をかけてみる。
むむっ、あまり良くない。「雄渾さ」や「広大さ」はびっくりするほど感じられるのですが、今まで使用していたケーブルと比べ、音色の味わいはずっと後退してしまいました。そのうえ、「雄渾で広大な」くせに、寸詰まりのような不思議な感じの音です。これでは楽しめない、しかし、仕事も忙しくなるし、いまさらどうしようもないので、エージングによる変化に期待して、このまま鳴らしこむことにしました。(つづく)
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「バナナプラグと電源ケーブル」
昨年は、まるまる一夏を腰痛と共に過ごしたおかげで、ブログの更新どころではありませんでした。
ということで、話は昨年の7月にさかのぼります。
では、「RCAケーブル」の交換から。(RCAケーブル交換のいきさつは「バナナプラグと電源ケーブル」を御参照ください。)
これもまた、『stereo』誌(2006年5月号)でケーブルの特集の記事から気になる製品をピックアップしていきました。
その中でも評価が高かったのは「QED QNESS」(¥3,7500/m)なるケーブルでした。
「音場感がよい。音の純度は高く、正確でありつつ深みも感じさせ心情的なものも良く出ている。」(鈴木)
「大変に細かい表情を伝えてくれるケーブルである。音場の広がりは左右と前後両方向の次元で広大。低音の量感もいざというところでしっかりと引き出してくれる。」(山之内)
ということで、今まで使用していたケーブルに大いに未練を残しながらも、「QED QNESS」を購入することに。ちょっと値段は張りますが、溜まっていたポイントを使用すれば、2万円ちょいの出費ですみそうです。
「ヨドバシ」に在庫を問い合わせてみると品切れ中ということ。そこで、輸入もとの「東志(03-5423-5511)」に問い合わせてみると、なぜか突然売れてしまって品切れ中のこと。2週間程度で再入荷するので、ヨドバシにでも予約を入れておいて欲しいとのことでした。雑誌に掲載され、高評価を得ていたことを御存知なかったようです。
さて、ヨドバシに予約を入れて2週間ほど待っている間に腰痛に見舞われ、歩行に支障が。しかし、ヨドバシからの入荷の連絡を受けて、サポーターで腰を縛り上げ、いざ新宿へ。(その日は、姪にTVを買ってあげる約束もしていたので。)
腰痛に耐えつつ、会食と購入を終え、やっと帰ってまいりました。
それが上記の画像とこれ。
腰をこれ以上痛めないように気をつけながら、ケーブル交換をしました。
さて、おそるおそるピエール・ブーレーズ指揮「ペトルーシュカ」をかけてみる。
むむっ、あまり良くない。「雄渾さ」や「広大さ」はびっくりするほど感じられるのですが、今まで使用していたケーブルと比べ、音色の味わいはずっと後退してしまいました。そのうえ、「雄渾で広大な」くせに、寸詰まりのような不思議な感じの音です。これでは楽しめない、しかし、仕事も忙しくなるし、いまさらどうしようもないので、エージングによる変化に期待して、このまま鳴らしこむことにしました。(つづく)
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「バナナプラグと電源ケーブル」
タンノイのカンタベリー15をウエスギの管球アンプで鳴らしています。
クラシックファンとして、ごくありふれた定番の組み合わせですが、いろいろ遍歴を重ねて、結局そこに落ち着きました。
たかはしさんもオーディオマニアだったとは!
私は筋金の入っていないマニアです。
「カンタベリー15」と、JBLの「K2シリーズ」は、いつか鳴らしてみたい憧れのスピーカーです!
定番なればこそ、安心して音楽に浸れるというものですね。私は浸れる音を求めて、いまだに試行錯誤中です。
「オーディオ編」も後三回ぐらい続きそうなので、こちらの方もよろしくお願い致します。
しかし、「カンタベリー15」は堂々として美しいスピーカーですね(生産終了が惜しいです)。たかはしさんの聞かれている音も、堂々としてさぞ美しいことでしょう!
音は想像どおりで、長所はもちろん欠点も好き、そういう感じです。というか、そう思わないとやっていけない、というところでしょうか。もはや買い替えする資金はありません。
ブーレーズのペトルーシュカのCDを持っています。春祭とカップリングのものです。
これもあんまり聴いていませんでした。
ケーブルは難しいですよね。それだけに興味をそそられますよね。
エージングの効果が早く出るといいですね。
ケーブル交換など最たるものですね。
それにしても、ワックスを何度もお塗りになったとは、たかはしさんの「カンタベリー」はたくさんの愛情を注いでもらったのですね。
ブーレーズの「ペトルーシュカ」は、私の最近のオーディオチェック用として重要な役割を担っております。昔は聴いても面白いとも思わなかったのですが、今は、これが楽しく聴こえるかどうかが、フルオーケストラ再生の判断基準となっております。
でも、おかげさまで、紆余曲折を経ながらも、音の方もだいぶ煮詰まって来ました。この間の紆余曲折についても、近々ブログにアップしたいと思います。