一杯の水

動物であれ、人間であれ、生命あるものなら誰もが求める「一杯の水」。
この「一杯の水」から物語(人生)は始まります。

「鮮烈な音!」

2007年04月22日 19時14分22秒 | オーディオ&ヴィジュアル
RCAケーブルを「QED QNESS」に変更してから一月、エージングに期待するも音質に大きな変化は見られません。(参照「RCAケーブル交換!」

元のRCAケーブルに戻ることは不可能なので、何とかこれで鳴らしていかなければなりません。
そうなると、今考えられる改善点としては、タップからアンプまでの電源ケーブルの変更でしょうか?
前々回の電源ケーブルの変更で味を占めた身としては、二匹目の泥鰌に期待せざるを得ません。(参照「バナナプラグと電源ケーブル」)

ただ予算的には厳しいので、前回と同じ「PSC-4500XG SILVER」を購入するわけにはいきません。
ということで、毛色も違うアクロリンク「6N-PC4023」(¥18,900)に決定。
ま、今より悪くなることはないと思うので。
それに、毛色が違っていた方が、とっかえひっかえ、色々と変更する楽しみもあり得ますし。


アクロリンク「6N-PC4023」

さて、セッティングも完了して、例によってブーレーズ指揮クリーブランド管弦楽団の「ペトルーシュカ」をかけてみます。
う~ん、これは大して変わりません。
音が詰まって、のびのびと広がらない点は、まったくと言って良いほど変わりません。電源ケーブルの変更による音質の変化も、これでは判りません。ちょっと困ってしまいましたが、仕様がないので、このまま10月まで鳴らし続けます。
さすがに、この間は、音楽を聴く時間も激減しました。その頃思ったのは、交換前のRCAケーブルの音色のことばかり^^;

しかし、「窮すれば通ず!」 
10月も半ばを過ぎた頃に、「バナナプラグ外してみたらどうだろう?」と、ふと思い付き、早速バナナプラグを外してみました。
恐る恐るブーレーズの「ペトルーシュカ」をかけてみます。
おおっ、何と言う鮮烈な音でしょう! 
光に輝く滝の飛沫を、間近で全身に浴びているような感じです。
このような音は、今まで我がスピーカーで聴いたことはありません!

これが、RCAケーブル「QED QNESS」の本領なのでしょう。
それまで使用していたRCAケーブルのナローで燻し銀の如き味わいとはまったく異質の音です。
しかし、深く燻し銀の如き音に慣れた自分にとって、この雄大かつ鮮烈で明るい音色に慣れるのは、今しばらく掛かりそうです。

次なる改善点は、RCAケーブルを「QED QNESS」に交換してから、フルオーケストラの強奏時にどぼつくことが多くなった「低音の再生」でしょうか。
古いRCAケーブルでは、そのようなことはほとんどなかったので、経験不足故に、これには苦労しそうです。

しかし、三月に入ると、課題は「低音の再生」などと、暢気なことなど言っていられない事件が起きてしまいました。(つづく) 

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