練馬に、かつて「TVチャンピオン」のカレー選手権で優勝したお店があります。
ここ一年ほどは足を運ぶ機会がなかったのですが、それまではちょくちょく友人と連れ立って食していました。
どこでも味わうことのできないスパイス溢れるカレーが魅力でした!
ここのお店と比べると、どこのインドカレー屋もスパイスをけちり、つなぎを多くしたカレーに感じたものです。
高円寺から練馬へ向かうバス通りに系列店があったのですが、バスの中からふと見ると、そのお店には「休業」の貼り紙が!
「これはやばい、なんかあったのかな」、と本店を訪ね、確かめることにしました。
真夏の暑い中を、練馬駅から歩くこと約10分!
冷房のない狭い店内に入り、汗だくになりながら、「キーマ・カレー中辛」、「プレーンナン」そして「サモサ」を注文。
「ここがインドだ!」と思えば、店内の暑さはかえって風情を感じるものですが、気になったのは、コックさんが変わったような気がすることと、なんかスパイスの香りが店内に漂っていないことでした。ま、スパイスの香りは、窓や扉を全開にしていたせいかも知れないので、気にするのを止めて、近くのコンビニまで、汗拭き用のタオルを買いに出ました。
さて、先に「サモサ」がでてきました。
勇んで食べてみると、「アレッ?」
次にカレーが出てきました。
ちょっと不安になりながら、ナンにつけて食べてみると・・・・・・
「う~ん・・・・・・」
これはこれは極めて凡庸な味に変わっておりました。
このお店の特徴であったスパイスが、効いていない!
ショックで食べきるのも大変なほど。
これでは、練馬まで足を運ぶ価値も意味もなくなりました。
しかぁし、この日たまたま体調が悪かったせいかもしれないと考えた私は、2日後にまた出向き、「サモサ」等は注文せずに、「サグチキン・カレー辛口」一本に集中することにしました。前回のインパクトのなさは、「中辛」だったせいかもしれないので、今回はあえて「辛口」を注文!
さて出てきました!
が~ん!
オーラが全く感じられない。
後は言わずもがな、自分の中の大切なカレー屋が一軒、消滅いたしました
***************************************
しかし、味の復活を願って、一年に一回は足を運ぼうと思っています。
****************************************
2006年版はこちら。
「シャネ・パンジャブ――味の復活!」
ここ一年ほどは足を運ぶ機会がなかったのですが、それまではちょくちょく友人と連れ立って食していました。
どこでも味わうことのできないスパイス溢れるカレーが魅力でした!
ここのお店と比べると、どこのインドカレー屋もスパイスをけちり、つなぎを多くしたカレーに感じたものです。
高円寺から練馬へ向かうバス通りに系列店があったのですが、バスの中からふと見ると、そのお店には「休業」の貼り紙が!
「これはやばい、なんかあったのかな」、と本店を訪ね、確かめることにしました。
真夏の暑い中を、練馬駅から歩くこと約10分!
冷房のない狭い店内に入り、汗だくになりながら、「キーマ・カレー中辛」、「プレーンナン」そして「サモサ」を注文。
「ここがインドだ!」と思えば、店内の暑さはかえって風情を感じるものですが、気になったのは、コックさんが変わったような気がすることと、なんかスパイスの香りが店内に漂っていないことでした。ま、スパイスの香りは、窓や扉を全開にしていたせいかも知れないので、気にするのを止めて、近くのコンビニまで、汗拭き用のタオルを買いに出ました。
さて、先に「サモサ」がでてきました。
勇んで食べてみると、「アレッ?」
次にカレーが出てきました。
ちょっと不安になりながら、ナンにつけて食べてみると・・・・・・
「う~ん・・・・・・」
これはこれは極めて凡庸な味に変わっておりました。
このお店の特徴であったスパイスが、効いていない!
ショックで食べきるのも大変なほど。
これでは、練馬まで足を運ぶ価値も意味もなくなりました。
しかぁし、この日たまたま体調が悪かったせいかもしれないと考えた私は、2日後にまた出向き、「サモサ」等は注文せずに、「サグチキン・カレー辛口」一本に集中することにしました。前回のインパクトのなさは、「中辛」だったせいかもしれないので、今回はあえて「辛口」を注文!
さて出てきました!
が~ん!
オーラが全く感じられない。
後は言わずもがな、自分の中の大切なカレー屋が一軒、消滅いたしました
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しかし、味の復活を願って、一年に一回は足を運ぼうと思っています。
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2006年版はこちら。
「シャネ・パンジャブ――味の復活!」
写真を見ただけで平凡そうなナンとカレーですね。
わざわざ暑い中、店まで約10分もかけて行かれたのに残念でした。
10年以上前、初めて私もインド人シェフの本格的なインド料理店に友人と共に行きました。
インド人シェフ一家で営業していた店で、特に混んでもないのに注文を取りに来るのがスローモーで、日本人と違うと思いました。
ただ、出てきた料理は本当に美味しかった。特にマトン・カレーがスパイスが効いて、日本のものとは全く違いました。
残念ながら、その店は今はありません。スパイスの効く本格派カレーは日本人に受けないのかも。
私も昔から好きだったお店が数店閉店してしまっています。
「閉店」ならまだいいですよね、思い出だけはしっかり残っている…。
あるのに「違う」というのは悲しいなぁ。
残念でしたね。
いや~、一年前までは、他のカレー屋では味わえない、「スパイスの饗宴」と呼ぶにふさわしいカレーだったのですが、残念です。
さらに上を目指さねば、同じレヴェルを保つことも難しいのかもしれませんね。
私が暮らす西荻は、このところ、中央線沿線随一の「カレー王国」の観を呈してきておりますが(笑)、スパイスが立ち上がって絡まりあう「シャネ・パンジャブ」のカレーは、どの店でも真似が出来ない特長だったと思います。それだけに、やはり残念ですね。
これは去年のレポートと言うことでお許しください。
今年のレポートは「シャネ・パンジャブ――味の復活!」
http://blog.goo.ne.jp/benzo_k/e/e986df1a7ce3e6a352b1b74b4edd01a4
になります。
記事本文も若干修正しておきました。