一杯の水

動物であれ、人間であれ、生命あるものなら誰もが求める「一杯の水」。
この「一杯の水」から物語(人生)は始まります。

「スピーカーから煙が!」――ついに寿命か、ルネッサンス90!

2007年04月30日 18時16分19秒 | オーディオ&ヴィジュアル
三月の某日。
いつもの様に音楽を聴いていると、左スピーカー(向かって右)から出る音が、またまた、ペロンと皮が剥けたようになりました。
「再三再四、左スピーカーだけ、音の皮が捲れるのは、左スピーカーがまだ鳴り切っていないか、何らかの障害があるからだ」と結論付け、スピーカーにテスト信号(「Soundphile Collection Vocal」PHILIPS使用)を流して音のバランス等を確認することにいたしました。

まずは、
<バランスチェック>
左右ともに問題なし!

<正相・逆相チェック>
これも問題なし。ここに問題があったらかなり恥ずかしいかも!

<フルビット信号>
「1000Hz 0db」の信号を流してチェック。
右スピーカー……問題なし!
左スピーカー……ここで問題が!
解説書には、「初め音量を小さめにセットして、ヴォリュームを少しずつ上げ、滑らかな信号が急にザラついたりしないかチェック」と書いてあるのですが、リモコンで音量を上げていくと、左スピーカーのビリ付きがどんどん酷くなっていきます。「これはやばい」と、思ったときには、時すでに遅し!
スピーカーの「ミッド・ハイ」のあたから煙が立ち上っていました!!

あわててヴォリュームを絞り、アンプのスイッチを切り、サランネットを外して確認しました。

う~ん、リボン・ツウィーターが台無しです。


これでは「修理」をお願いするしかありません。

心配になり、右スピーカーもチェック!
おお、ほっとしました。
こちらは大丈夫なようです。(トップの画像)

ということで輸入元の「デノンラボ」に早速電話。
しかし、修理担当のSさんは、所用で出社するのは4日後になるとのこと。
Sさん以外、他の社員の方は誰も、見積もり等を含め御存じないとのことで、電話を受付けて下さった方に故障の状況等を伝え、仕方なくSさんからの電話を待つことになりました。

約束の日、朝一番に電話を戴きました。
そのときのお話では「テスト・トーン」はスピーカーを痛めることが多いので流さないこと。さらには、ソプラノの「キャスリーン・バトル」の声も危険だとのことでした。「声がきれい汚いの問題ではなく、正弦波(?)が生じる」とのことでした。
煙は、剥がれたリボンがショートしたのだろうとのことでした。

見積もりに関しては、リボンが剥がれてしまった「EMIM」は高額で、かつ残り二個とのこと。
出張費等合わせて、10万弱掛かりそうでした。
痛い出費ですが、他のスピーカーを新規購入するよりはずっと安いので、修理をお願いすることにしました。

ついでに、スピーカー背面のスポンジもボロボロなので(触っただけで崩れ落ちるので掃除もできません)、修理当日に、そちらも持って来て頂く事になりました。



    ************************************
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2 コメント

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Unknown (たかはし)
2007-05-01 17:38:22
大変でしたね。出費も痛いですね。でも仕方ないですね。
生まれ変わった音に期待、ですね。
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生まれ変わった音 (便造)
2007-05-02 18:27:35
たかはしさん、こんにちは。

修理が無理な場合を想定して、近くのオーディオショップで何種類かスピーカーを聞かせていただいたのですが、やはり、百万を越えるスピーカーでなければ、「ルネッサンス90」を越える音を出してはくれませんでした。幸い、「修理可能」とのことでしたので、今回は修理をお願いいたしました。

スピーカーのセッティングに予想以上に時間が掛かり、「ホームページ」の更新がおろそかになりました。

近々、「イーシャー・ウパニシャッド」をわずかながら更新いたしたいと思います。
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