インドには、至福で始まり悲しみで終わる祭りがあるという。 . . . 本文を読む
今日の東京は、午後から凄まじい夕立に襲われました。
雨もすごかったのですが、特筆すべきは落雷の激しさでしょうか。
まるで古きインドラ神が去って、新たにその地位に着いた若きインドラ神が、デビュー戦に臨んで、張り切り過ぎたような感じでした。(←「インドラ神のデビュー戦」は、吟遊詩人さんに頂いたネタです)
リグ・ヴェーダでは最も多くの讃歌を捧げられている雷霆神インドラも、時代が下るに従って、その地位も . . . 本文を読む
19世紀のインドでのお話です。
カルカッタ北方にカーリー女神を祀ったダクシネッショル寺院がありました。
寺院に付属する庭園の掃除人にラシクと言うパリアがいました。
当時のインドはカースト制度の締め付けが厳しく、そのうえパリアといえば、4カーストにも入らないほど低い階級でした。もしバラモンがパリアの顔を見たときには、「断食をしたうえに、祈りの言葉を唱えなければ再び清められることはない」、と言われて . . . 本文を読む
新プロジェクター『LP-Z4』(SANYO)を購入してから早一月半。
黒の表現に多少の不満が残るも、画質の調整もだいぶ進み、今まで体験したことのないような「美味しい画」が出るようになりました!
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ここまで満足できる「画」が自宅で経験できるなどとは、考えたこともなかったです。自分の予想をはるかに上 . . . 本文を読む
今回のお題は「好きなスポーツは?」ということですが、熱く語れるほど好きなスポーツと考えると、もはや思いつくものがありません。
ということで、スポーツには「娯楽」や「楽しみ」という意味もあるので、この際思いっきり拡大解釈して書かせていただこうと思いました。
近代インドの聖者にスワーミー・ヴィヴェーカーナンダという人がいました。
マハートマ・ガンディー(マハトマ・ガンジー)が出る以前に、イギリスの . . . 本文を読む
今行きたい所といえば、インドのガンジス河(ガンガー)源流ゴームク(ゴームカ)です。
以前インド旅行をした折に、ゴームク数キロメートル手前まで行き、時間の関係上断念したことがありました。それ故に、インドの暑さを思い出す夏になると、無性に思いが募るときがあります。
(上の写真は断念した付近からのゴームク方面、名峰シヴァリンガの眺めです!)
(ガンガー源流付近の水は石灰質を多く含み白く濁っています . . . 本文を読む
しかしある晩のことです。
雨季の降り続く雨に耐え切れず、ついに河の堤が決壊しました。村は、洪水に襲われ、村中瞬く間に水浸しになりました。家はつぶれ、家畜や人々は押し流されていきます。ナーラダも逃げました。左手に妻を、右手に二人の子供を抱え、もう一人の子供は肩に乗せ、ナーラダは、高台目指して押し寄せる濁流の中を進み始めました。しかし、その流れの速さにナーラダが足をとられた瞬間、肩に乗せていた子供が . . . 本文を読む
ナーラダは水を求めて、ある家の戸をたたきました。
「水を一杯いただけないでしょうか」。
すると出てきたのは、類無く美しい一人の娘でした。
「聖者様、どうぞおあがりください」と、彼女は尊敬の念をこめてナーラダを家に迎え入れました。
彼女はナーラダをもてなしながら、家のこと、家族のこと、そして自分のことを語りました。ナーラダが相談にのっているうちに、いつしか辺りは夜の帳に包まれていました。
「聖者様 . . . 本文を読む
動物であれ、人間であれ、生命あるものなら誰もが求める「一杯の水」。
この「一杯の水」から物語(人生)は始まります。
ある日、主ヴィシュヌの恩寵に深く感謝した賢者ナーラダは、ぜひともお役に立ちたいと、ヴィシュヌ神に申し出ました。ヴィシュヌは笑いながら首を振り、「私が無償で与えたものに、行為で報いることは難しい」と、ナーラダを諭しました。
しかしナーラダはあきらめずに、「ぜひとも」、とせがむので、主 . . . 本文を読む