「映った！」――「衛星放送受信」事始

レコーダーの「Wooo」が届きましたので、セッティングに入りました。

まずは衛星からの電波の受信レヴェルが40以上になるように、「BS・CSアンテナ」の向きと仰角を決めなければなりません。ベランダから見える位置にテレビを運んで受信レヴェルを確認しますが、先日設置したアンテナの位置（参照「BS・CSアンテナを立てた」）では、受信レヴェルは「０」のまま、ピクリともしません！　結構良い方向にアンテナを設置したと思っていたのですが、これは残念です。位置はそのままで、アンテナの向きを変えてみたり、仰角を変えてみたりしたのですが、変化がありませんでした。

受信しないのであれば仕方がないので、設置したアンテナをいったん取り外し、アンテナを手に持ってベランダを行ったりきたりしてみました。やはり受信しませんねぇ。ちょっと暗澹たる気持ちを抱えながら、エアコンの室外機の上に上って、アンテナを高く掲げてみたりもしたのですが、変化はありません。ここであきらめると、努力と投資の全てが無駄になります！
ちょっとでも電波を受信できれば、芋蔓しきに電波がなだれ込んでくるはず、と自分に言い聞かせて、さらにベランダをうろちょろ。その姿は、恥ずかしくもあり、また傍から見れば滑稽でもあったことでしょう（笑）

作業に取り掛かって30分ほど経った頃でしょうか!
なんとベランダのまん真ん中、それも自分の頭上近辺にアンテナを掲げると受信するではありませんか!　受信レヴェルは「２７」！　ちょっと方向を変えたりすると、また「０」に戻ってしまいます。しかしこんな所で受信しても、アンテナの取り付けようもありません。とりあえず「芋蔓方式」を信じて、その場で受信レヴェル「４０」を目指してアンテナの向きなどを上や下へと微調整。

いや～、やれば出来るものです！　なんとか映りました！！！

となると次は、ベランダの他の場所でも受信できるようにすることです。
もとの設置場所で受信できるのが、アンテナも邪魔にならずに理想的ですので、アンテナの方向や仰角を変えないように、そろりそろりと移動するも、矢張り事はそんなにうまくいきません（笑）

でも、移動中でも受信する場所があったので、もとの設置場所でも受信するに違いありません。元の設置場所へアンテナを差し込んで、調整をしました。
おおっ、うっ映りました！！！

自分が予想していたよりも西、それも予想よりもずっと高い位置にアンテナを向けなければならなかったようです。

（アンテナと平行にカメラを設置して撮影）

設置が済んで数日。「Wooo」の扱いにもやっと慣れてきたところです。
これでまた落ち着いた日常に戻れそうで、今は、ほっとしているところです。