BENのブログ Going My Way

仕事、子育て、遊びなど、自分のモチベーションを上げるために書き始めることとしました。

視覚支援とスケジュール、子供は欲しがっている! しかし・・・

2006-07-19 18:58:00 | 自閉症
今日、市内の障害児学級全体の研修旅行(日帰り)があり、
子供たちは、バスで小樽水族館へと出発しました。

そのときの出来事です。

8:00に公民館前に集合。
8:10から出発式です。

次男坊の担任は、
立つ場所がわかるように、
足形を書いた緑の紙(もちろんラミネート済み)を地面においてくれます。
そして、約10分間の出発式の見通しが立つように
紙に書いたスケジュールを提示し、次第が終わるたびに横線で消していきます。
(私は、タイムタイマーを準備していきましたが、不要でした・・・)

今年は、歩き回ることなく、いられました。
すばらしい!!
昨年までは、考えられません!

ここで気になったのは、隣に立っていた違う学校の児童です。
次男坊の担任のスケジュールを見聞きして、
次を確認するのです。
文字が認知できるかわかりませんが、
明らかに、スケジュールを知りたいようでした。

並んだすぐ後ろに、バスがすでに止まっています。
早く乗りたいのは、どの子も同じだと思います。
それを自らの力で我慢できるように、
見通しを立てる術を与えてあげることが、重要だと思います。
その子の担任は、子供が次男坊の担任に話しかけると、
口に指を当てて「しー」と促すだけです。
これで、静かに出来る子供もすごいですが、
なんか違うような気がしました。

このエピソードで言いたかったことは、
子供が、自ら「スケジュールによって見通しを立てたい」というアクションを起こしていること
しかし、その子の担任は、そのことに気づいてあげていないこと
でした。

教育って何ナノかな・・・
特別支援教育は、子供のことを知ることから始めるはずなのに・・・
支援の仕方を変えるとその子の力がまだまだ伸びるような気がして・・・もったいなあ~

な~んて、思った朝でした。
コメント
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