日伊文化交流協会

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イタリアでウケた意外なモノ

2008年08月21日 00時02分06秒 | イタリア全般
イタリアにありそうでない便利グッズ!
いや、本当はこれ書き出したらキリがないんですけれどね、
でもまぁ、例えば大阪の家庭には必ず一台はある、

    たこ焼き器

が日本全国でみたら、ごくわずか。

ってことがありますからね。
自分の周りのことがスタンダードだとは限らない・・・

ちなみに私はヨメイリのときに、実家に代々伝わる(ウソ)年季の入ったたこ焼き器を黙って持ち出したら、母親から怒りの電話があって、すぐに返しなさいっ。って言われました。
大阪人にとっての「たこ焼器」は、
イタリア人の「マッキネッタ」と同じ
使い込むほどに味が出る!!!

あっと、話が脱線しました。とにかく、そういうレアなものじゃなくて、
ほとんどの家にある、本当に当たり前のものが、イタリアにはない。って言う例を考えました。

以前、
イタリア人のトイレの便座カバーをプレゼントしたらバカウケした話
はココ↑に書いたんですけれどね。

今回は夏バージョン






まずその一つが、



靴下とかパンツなんかを干すときに使う



洗濯バサミが一杯ついた物干し

(正確な名称不明・・・)


そして、もう一つが

    洗濯ネット





すいません。
こんなこと書いちゃいましたけれど、在伊邦人の方に
「フツーに売ってるよ。」
と言うつっこみが入るかもしれません。
私の乏しい経験の中の話なので、
場所によってはそうかも。って程度で聞いてくださいね。


えっと、まず「洗濯バサミが一杯小さな物干し」

についてなんですが、
私がイタリア人の友人宅に一週間ぐらいの短いホームステイをさせてもらったときのこと、折りたたみ式のその小さな物干しに洗濯物を干したところ、イタリア人の家族から、何それ~と興味シンシンの目で見られました。
「いや、あのこれは、えっと・・・、狭いスペースに効率よく洗濯物を干すためのもので・・・」
と説明したら、

さすが日本はテクノロジーの国だ。

と感心されました。
『テクノロジー』って言うのとはちょっと違うんじゃないかと思いつつ。


「じゃぁこれ知ってる?」


と言って、次に取り出したのが、洗濯ネット。


がっちゃんは、旅行に行くとき、衣類を数枚の洗濯ネットに分けて持って行きます。
こうすると、帰国したとき、汚れ物を入れた洗濯ネットを、そのまま洗濯機に放り込めるしとっても便利。
洗濯ネットはサイズが色々あるから、下着用とか、Tシャツ用とか、色柄物用とか、分けられますしね。

で、これに入れて洗濯すると、衣類が傷まないし、特に色の濃いコットンの衣類は、繊維の毛羽立ちが少なくなるので、色あせを防ぐと力説。
このとき、「毛羽立ち」とか「色あせ」と言う単語が思いつかなくて、わざわざ辞書を取りに行ってまで必死になって解説する私に、イタリア人もいたく感動した様子で、これまた、
テクノロジーの国。だと褒め称えてもらいました。


で、こんな単純なものっていうか当たり前のものが何故イタリアにはないのか、考えてみました。

これはね、地域によると思うんですけれど、
ほら、洗濯物をお向かいのアパートとヒモを2本張り渡して
引っ張って干すところがあるでしょう?
あの場合は、こういった吊り下げるものが使えないんじゃないかと。
あとは、こうパタンと折りたためる物干し竿
みたいなものを使ってる家は、
こんなチマチマした干し方をしなくても、
充分干すスペースがあるからでしょうか。
とにかく、あんまり見たことがなかったんです。

ただ、本当にイタリアは地域によるし、
たまたまその家族がそういうものに疎かった
だけなのかもしれないんですけどね。

その折りたたみ式の物干しはそのままプレゼントしたんですが、
後日、海へバカンスに行った家族が、メールが届きました。




  水着を干すのに本当に便利だった。
  集まった親戚からもうらやましがられたから、
  日本のテクノロジーはすごい。
  と宣伝しておいた。




そのこと。

何かビミョーな違和感もありましたが、一応肯定的な意見と捕らえようと思います。


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24 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私のお勧めは、 (さばぇ)
2008-08-21 01:31:08
ずばり、「便座カバー」です。:)
もうこれ、いろんなところで言ったり書いたりしてるんですが、とにかく私はこれを友達に持ってきてもらって以来、冬の便座に座る際の一瞬の躊躇から開放されました。:D
ってそんなに熱く語ることではないのかもしれないですけど。^^;;

洗濯ネットも日本から持ち込んでます。
この小さな物干しもイタリアで見たことなくて、日本在住イタ人の友達もこれには痛く感動してて、こんなものイタリアにないわよ、すっごい便利~! と言ってたので日本から持ってきて&友達が置いてったものを重宝して使ってたんですが、実は最近イタリアでもこれをちらちら見かけるようになりました。
やっぱりこれ、便利ですよね。:)
イタ人は気にしないみたいだけど、やっぱり下着を外にべろ~んと干すには抵抗ありますし、部屋干しするにはぴったりサイズ!
ビバ!日本のテクノロジー!?:)
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お返事(その1) (がっちゃん)
2008-08-21 02:05:48
☆さばぇさまへ☆
そうそ、まさに便座カバー
さばぇさんのコメントを読んで、前に書いた記事を文中リンクを張りました。
だってね、イタリアの便座って、日本の樹脂みたいなのじゃなく、陶器だから本当にひやっこいですよね。
ぷるぷるってなっちゃいます。(笑)

そうですか。やっぱりイタリアでも見られるようになったんですね。
イタリア人って日本人からしたら便利って思うものでも、美的感覚が許さないのか、それとも単に頭が堅いのか、なかなか受け入れませんけれど、家庭製品はやっぱり主婦が使うからか、受け入れられやすいんでしょうかね。
でも、こんなもの日本だったら30年以上前からあるような気がするだけに、イタリアって・・・
と思います。
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ご無沙汰してました♪ (gellius)
2008-08-21 02:23:44
実はあたくすの友人には便座カバーは不評だったんです。・゜・(ノε`)・゜・。 なんか気持ち悪いらしい。
洗濯ネットと洗濯挟みのついた物干しはどちらとも見たことはあるけども、あまりメジャーでないと思います!だから、きっと知らないイタリア人も多いと思うなぁ。これはだから喜ばれるでしょうねぇ♪
あたすはこないだ、友人(日本在住)にブラを洗う為のボールみたいなのを教えてもらって痛く感動しましたぜよ。あれはイタリア人も感動するんじゃね?って思ったけど、イタリア人はあんまりワイヤー入りブラしないから、形が崩れないとかそういう悩みあんまりないかもなぁ。
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お返事(その2) (がっちゃん)
2008-08-21 02:47:42
☆gelliusさまへ☆
おっ今ジェリちゃんのブログに行って帰ってきたらコメントが・・・
おかえりなさい~。早速訪問してくれてありがとね。

そっかぁ~不評だったんだ。
確かに掃除しにくくなるしね、あの隅々まで家をキレイに磨き上げるイタリア人には不潔っぽく感じるかも。
だって、いくら毎日洗濯するマメな主婦だったとしても、家のトイレは複数の人間が利用するしね、「気持ち悪い」って言う気持ちも解ります。
だからこそ、便座ヒーターが生まれたのかもしれません。

>イタリア人はあんまりワイヤー入りブラしないか
>ら、形が崩れないとかそういう悩みあんまりないか
>もなぁ。

そうそう、それだけじゃなく、パット自体も薄い人が多くありません?ほらゴージャスなレースとか。
そうなると、たまにTシャツからチ〇ビが透けて見えて目のやり場に困ることっもあるんですけど。
でも、イタリアにもオイルブラありますよね。
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ゴムへら (pallina)
2008-08-21 03:35:58
先の細い料理用ゴムへら、すごく喜ばれました。
今回は100円ショップで髪染めセット買っていったんです。実家で見つけたんですけどあの耳カバーってのが秀逸だなと。

大受けしました。
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私も (eriko)
2008-08-21 05:18:41
大阪出身ですよ!
そしてモチロン、イタリアへの嫁入り道具・たこ焼き鉄板&たこ焼きセット持参です。
その割りにあまり使ってないけど。(^^ゞ
でも、「イタリアの家にもある!」事が大阪人の誇り。

ミニ物干しも洗濯ネットもモチロン日本から持参して愛用していますが、
我が家のミニ物干し、洗濯ハサミ部分が全部カエルなんです。
カエル好きの旦那が100均で見つけて、狂喜乱舞して2セット購入。
イタリア人への日本土産は、100均の物が
ヘタな工芸品とかよりずっとウケると分かったので、
最近はもっぱら100均で調達してます。
でも、逆はいつも悩むんですよね~
食べ物以外に日本人が喜ぶ手軽なイタリア土産がなかなか無いもんで。
その点、イタリア人は何でも「ケ・テクノロジーア~」(これ、キーワードですよね。)
と言って喜んでくれるので助かります。(^^ゞ
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個人的には (masa)
2008-08-21 08:06:33
調理用だとトングでしょうか。ただ、イタリア人が欲しがるかどうかは分かりませんけど(ってブログの趣旨にずれてますが)。

今の店もそうですが、パスタを上げるときはピンセットを使ってます。麺を挟み難いし盛り付けもし難いし。ところがこのトング、今のところ売っているのを見かけた事がありません。パスタに限らず、いろいろ使いやすいと思うんだけど・・・

あと一部限定になりますが和包丁でしょうか。日本の包丁はとにかく切れるといって、イタリアの料理人は結構持ってます。多分、普通の家庭に持っていっても「コイツは良く切れるな!」と喜んでもらえるのではないでしょうか?
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Unknown (tosca)
2008-08-21 08:15:35
私も洗濯ネットはイタリアに持参しましたよ~。
旅行のたびに2つくらいは持ち歩くし。
イタリアの洗濯機は特に勢いが凄いから、
衣類が傷むし色落ちするんですよ。
色落ちは温度調整でなんとかなるけど、
傷むのはどうにもならないから、
ネットは非常~に便利♪
これ使ってるとイタリア製品で良くある襟元や
袖口のほつれが防げます!

日本の洗濯バサミがいくつも着いた折りたたみ式物干し、便利よね~。イタリアではMUJIでしか見たことない(日本の店じゃん・笑)。
イタリアだと皆長い細い棒か紐で干すけど、これだと上着干すときに困るんだよね。しわができて…。
イタリア人って何にでもアイロンかけるから、
しわがあってもいいのかもしれないけど、
シャツとかニットものの形が崩れるから
どうしてもハンガーで干したくって、住み始めた当初、物置に放り込まれてあった使ってないハンガーを必死にかき集めましたよ~。
干してパンパンっと叩く!
イタリアじゃやる人みたことないけど、
これ、日本の主婦の常識!?
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Unknown (じょるなーた)
2008-08-21 10:36:27
学校で、洗濯ネットと洗濯挟みのついた物干しの話が話題になった時、先生が「なんてすばらしい物があるんでしょう」と感心していたので次のお土産で、洗濯挟みのついた物干しの小さいの(大きいのは、中国系のお店で売ってるらしいんですけど、小さいのがほしかったそうです)どっちも持っていったら、超感激していました。
こっちにすれば、100円ショップで買ったようなものなのに・・って感じですが。
その後も、物干しの小さいのを活用する度に、私の事を思い出してくれるそうです 笑)

あと、私は使いませんが、揚げ物とかの後の油の処理で、日本には油を固めて捨てるものがあるというのも感心していたので、持っていったら、これも興味深深でした。
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お返事(その3) (がっちゃん)
2008-08-21 11:56:10
☆pallinaさまへ☆
ゴムへら。ほほぉ~

>今回は100円ショップで髪染めセット買っていった
>んです。実家で見つけたんですけどあの耳カバーっ
>てのが秀逸だなと。

これに爆笑↑
そうそう、あのちっちゃなシャワーキャップみたいなやつでしょう?
私は今まで一度も髪の毛を染めたことがないので、知らなかったのですけれど、あるとき、イタリアの化粧品工業会の通訳で、毛染め製品の企業のアテンドをしたとき、日本の製品のパッケージの中に、それが入っていて、「これは何?」と聞かれて、とっさに、耳カバーだと理解した私は、その旨を説明しました。
その時のイタリア人の顔を言ったら・・・

    「驚愕」

って感じでしたよ。
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