人格で演出された笑顔は崩れない・・・

2021-01-12 18:39:11 | 日記
『最近ある会社で中年の事務経験者を募集した。応募者二百数十名の中から三名の採用者を選んだが、人事課長の話では、笑顔が採否の尺度だったという。一見奇警ともとれる採用方針だが、真実は多分に含んでいる。魅力のある笑顔というのは一朝にして仕上がるものではなく、その人間のすべてを表現するものとして、人格内容のあらゆる集積が裏打ちされている。演技で出来た笑顔は見破られやすいが、人格で演出された笑顔は崩れることがない。魅力あるサラリーマンにとって、多少の才能よりもはるかに分のいい天禄というべきだろう。』(司馬遼太郎作品から引用)。先日のセミナーで人を樹木に例えて伝えたばかり。つまり、人にとっても樹木にとっても笑顔と感謝は“いのちの水”、これがあれば枯れることはない。対人関係の良好さの維持は笑顔と感謝が必須条件だが、演技の笑顔と人格で演出された笑顔の見分けには思いが至っていなかった。きょうの楽しかったことは、○心斎橋エトレ(ヘアサロン)でヘアカット&マッサージでくつろぎタイムを持てたこと、○動画配信『SEVENTEEN/セブンティーン』(スペイン2019年 少年院で出会ったセラピー犬を追って施設を脱走、兄や祖母の助けを借りつつ犬を捜してスペイン北部を巡る17歳少年のヒューマンドラマ)純粋な愛による真っ直ぐな行動には感銘したこと、○大寒波襲来日の家人特製の豚汁、うまかったことだ。(11,440歩)