普請道楽

建築家との普請の記録のためのブログ。
しかしすでに家も建ち、今では徒然なるまま感じたことを書く「日日雑記」であります。

シアトルのロゼッタ

2007-12-06 21:36:31 | Weblog
昨日は、今回の仕事の大きな山場の1日であった。

朝、仲間と2人で気合いを入れるために近くのカフェショップへ。

カフェ・ビータ。
http://www.caffevita.com/
泊まっているホテルから歩いて30秒の場所なのであった。

このお店は、前日、シアトル在住の女性から教えて頂いた。
曰く、
「シアトルではスタバよりタリーズ、地元の人は、さらにローカルな名店ごのみなんですよ」
ほー、日本ではスタバが圧勝している感があるが、本場ではそうなのか、フム。
そうはいってもシアトルでは、街の至る所にスタバがあり、愛されている感もある。

ま、それはさておき、地元で意される老舗の名店、カフェ・ビータ。
お店では、件の女性の指示通り、「ダブルトールラテ」を頼む。
するとなにげなーい先制パンチ。
なんと「ロゼッタ」と呼ばれる美しい模様が惜しげもなく描かれている。


飲んでみる。
旨い!味が濃くて、自然の甘さがあって、なんとも贅沢な気分。
たった3ドルの愉悦。

しかもこの「ロゼッタ」は飲んでもなぜか消えない。


すごいなぁ。
ってそんなに感動することでもないのかな。
でも感動。

しかし、この素敵な一杯が、その日の自分の出来を分けました。

この日は、青い空も見せ、憂鬱なシアトルが次第に素敵な街に見えてきた。
ここに住む人々も、気がついてみると、優しげにほほえむ人が多い。
雨でかすんでいた僕の心が、ようやくこの街をちゃんと見せるようになった。

こじんまりとして、気取らないけどお洒落で、優しい街。
敬愛するジミヘン、そしてカート・コバーンを育んだ街。

雨が晴れ、仕事の山を越えてみると、そんなシアトルが少しだけ好きになっていた。

シアトル雨情

2007-12-04 01:30:31 | Weblog
レイニータウンといわれるらしい。
ニルバーナのホームタウンだったらしい。

ずっと雨が降っている。

昨朝、シアトル入り。
ジェットラグで今朝は、5時過ぎに目が覚めた。
あんまり時差に悩んだことのない僕には新鮮な体験。
散歩でもしようと、窓を開けるとこの風景。

雨情ですな。

ちなみにここは全米一、自殺の多い街らしい。

やれやれ。

自転車改造計画

2007-12-02 00:46:21 | ジテンコ
今関くんが、前から提案してくれていた事の1つに自転車の改造があった。
彼は、自転車のマエストロでもあった。
乗っているのは自作のドロップハンドルなのであった。

僕のは10年前に購入したマウンテンバイク。
街乗り用にスリックタイヤに変えてくれるという。
それだけで走りが軽快に変わるという。

で、なぜか今日、決行された。

阿佐ヶ谷にある「フレンド商会」という老舗の自転車屋に行き、タイヤとチューブを購入。
今関くんは日が暮れているにもかかわらず作業に取りかかった。

もともとマウンテンバイクであるため、ゴツゴツのタイヤがついている。
これは悪路に適してはいるが、アスファルトではただ抵抗が多いだけなのだという。

写真は、取り外されたマウンテンバイクのタイヤ。
なるほど、いわれてみれば確かにそうだ。
お世話になりましたが、さようなら、と。

で、僕のタイヤをはずされた自転車、なんだか鳥の骨みたい。
少し情けない様子を晒している。


そして孤軍奮闘する今関くん。
いや、彼は本当に何をやらせても出来てしまう。
こんな人、希有ですね。


果たして30分後には、僕のマウンテンバイクは、クロスバイクに生まれ変わった。

乗ってみたら、確かに軽快!
軽い、軽い。
すげー、こんなに変わるのですか、タイヤ1つで。

あまりの感動に完成写真を取り忘れました。。。
また後日。