普請道楽

建築家との普請の記録のためのブログ。
しかしすでに家も建ち、今では徒然なるまま感じたことを書く「日日雑記」であります。

TOKYO!

2009-08-27 23:36:33 | 観た、聴いた、読んだ
オムニバス映画である。

ミシェル・ゴンドリー。
レオン・カラックス。
ポン・ジュノ。
3人の映画監督が東京をテーマにのびのびとった映画である。



これが面白い。

東京って外国人からこんな風に見えているんだって見方も出来る。
それはステレオタイプではなく、愛情や憧れがちゃーんとある。

どれも面白かったけど、ポン・ジュノがとった最後の作品が一番面白かった。
「ひきこもり」と「地震」をテーマにしている。
蒼井優がいい。

東京、というか日本も、この20年で随分と見られ方が変わったと思う。
「ジャパン・クール」じゃないけれど、独自の文化を発信し始めている。
だから映画の中で役者たちも、みんな実にのびのびと演技している。

僕らの世代は、外国にコンプレックスを持っている最後の世代かもしれない。
まあ、そんなこと思うのも、おぢさんになったってことですかね・・・。

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2 コメント

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映画館で寝る愉楽 (しゅん)
2009-08-28 23:18:19
カラックスの新作!ということで公開時に
映画館で見ましたが、奇しくもカラックスは
途中で爆睡しました。
まともに観たのはゴンドリーだけですが良かった気が。
魚喃キリコとか山本直樹みたいな漫画の世界?
加瀬君と藤谷さんの醸し出す
若者の雰囲気はなかなか心地良かった気がします。
ポンジュノは、蒼井優が可愛かったことと
冒頭の地震のシーンだけ覚えてます。
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カラックス (カワ坊)
2009-08-29 13:52:10
カラックスの”MERDE”は、かなりパンチが効いて面白かったよ。
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