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普請道楽

建築家との普請の記録のためのブログ。
しかしすでに家も建ち、今では徒然なるまま感じたことを書く「日日雑記」であります。

再び「走る」ということ

2009-07-21 22:48:48 | Weblog
先週末の土曜、肉離れからちょうど3週間がすぎた。
医師からは、3週間を過ぎれば走ってもいいと言われていた。
だからずっとこの日を待ちわびていた。

夕方、一人でいつもの川縁のコースにたった。
肉離れをした右足に痛みはない。
しかし使っていなかったため少しこわばっている。
入念に準備体操を行い、身体をほぐす。

スローなペース、1キロ6分で、出来れば10キロを走る。
違和感があればその場で止めようと思っていた。

走り出すと、身体が重く、関節という関節が錆ついている感じがする。
そして肉離れへの恐怖心から無意識に右足をかばい、フォームも崩れていた。
1キロほど走ると右足のこわばりがやや強くなる。
右足をかばうために左足も同じようにこわばっている。
立ち止まり、こわばりはあるが、痛みはないことを確認し、
もう一度、入念にアキレス腱を伸ばした。

そしてランニングを再開。
フォームを意識し、右足を必要以上にかばわぬよう心がける。
すると次第に走りが軽くなっていく。

結局、1時間かけて10キロを走りきった。
走ることの心地よさが体中に満ちわたるような、とても気持ちの良いランだった。

なぜ走ることが快楽になるのか、それは分からない。
しかし僕は、その快楽を知ってしまっていた。
そして再び走る始めることが出来た。

その喜びを夕闇の中、噛みしめた。



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