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場所っプ

トリオフォー&素人の乱シランプリそして場所っプ山下陽光の日記bashop77@yahoo.co.jp

蟻鱒鳶ルと途中でやめると牡蠣小屋の可能性 その2

2019年02月21日 15時40分42秒 | 途中でやめる

蟻鱒鳶ルと途中でやめると牡蠣小屋の可能性 その2

何から影響を受けて作ってるのか?

店をやめて、九州に移住してから人に会う機会が減ったけ、わざわざ会いに来てくれる友人がたくさん居て、特に福岡に住んでから、仕事や旅行のついでに連絡をくれて会ったり泊まってくれたりする。
広く浅い付き合いから、狭く深い感じになっている気がする。
以前は本や雑誌や人から入ってくる情報に影響を受けてたけど、今はSNSが多くて、無茶苦茶影響を受けている。

前回書いた、敷布とワンピースも影響を受けまくって作ってるので影響受けた物事を書いてみようと思う。

前にもパッチワークしたようなズボンやワンピースを作ってたんだけど、それは、プロジェクトFUKUSHIMAの大風呂敷プロジェクトの巨大さや、画像がナデガタインスタントパーティーの中崎透氏のツイッターから流れまくっていて、その影響で作っていた。そのことを中崎君にあったときに話したらまったく気がつかなかったよー!そうなの!と驚いていた。

世の中で起きてる最悪な安倍政権のニュースを筆頭に、景気の悪い嫌なニュースばかりが目立つ。しかし、SNSを通して見えて来る友人知人、凄い人が作ってる画像や音源やトークやラジオを掘りまくっていると、最高に楽しくて今は水よりも素直になってて、毎日人生観が変わるような素晴らしい考え方やテキストに出会えて無茶苦茶楽しい。どんどん良くなっていて日々が最高に楽しくて、たまにニュースとか見ると日本から脱出したくなるけど、なんとか生きております。

リンクをペタッと貼れば済むんですが、何が凄かったのかをエモエモのエモで書くと普段飛ばないリンクもギャンと踏んでいけるのではないかと思いました。
画像を貼らずに、最後にリンクを貼るので興味があるページに飛んで頂けたらと。

まずは、イラストレーターのさぶさん!
さぶさんが作った画像を見てると武器なしで全てを自前で作り上げて戦っていくような感じがして、とてもみずみずしい。岡啓輔さんが言う作る喜びにあふれまくっている感じが伝わりまくる。ある時思いついたかのように敷物を毛糸で編んでギャンギャン作っている時期があって、その頃にUPされる画像が全部最高でした。今書きながら気がついたのが、リンク貼って最高でした。と書いてあっても何処の何なのかわからないし、見たときの時間やタイミング、その後どうなったのかも書かないと伝わりにくいなぁーと。

さぶさんに2年くらい会ってないので、見た感想でしかないんだけど、毛糸の敷物を作り出すまで模索してる感じがしたのと、敷布というのはイラストレーターは普段、机に向かって絵を描いて展示をするなら壁なんだけど、床って選択肢?あるかもしんない!と脳みそが開いたような作ることへの解放感があったんじゃないかなーと。それがネットを通じてだけどSNSストレートバチコン伝わりました。それで自分も服に限らず色んなものを作れるんじゃないかと思えました。

新しい骨董をはじめてしばらくした時に、時間があったので下道君と都内を散歩して古道具坂田に行った。
古道具坂田は一見ゴミにしか見えないようなものを、ほぼゴミなんだけど、なんか良くないっすか?良くねぇよ、いや、まてよ、ちょっと良いかも!と思わせぶるっぷりがエビかよ!と言いたくなるほどに価値観反転しまくる本当の意味での新しい骨董店というのを
何となく知ってたのと、作家の毛利悠子さんがインタビューしたネットの記事を読んだことがあったので気になってた。実際に本人に会うとおっかないんだろうなぁと思ってびびってたけど行ってみると素晴らしくて、新しい骨董をやる前に行ってたら凄すぎて、影響受けすぎてやれなかったんじゃないかと思うほどに刺激的だった。
下道君とはそこで別れたんですが、本当は横浜美術館で開催されていた村上隆のコレクション展をゴールにしたかったと。
そんでまた別の日に1人で横浜美術館に行ったんですが、膝から崩れ落ちるほどのなんじゃこりゃ感。何の店だよ!と絶叫したくなるほどの無茶苦茶魅力的な現代美術作家の作品から陶器や、古道具坂田で売られてたボロ雑巾まで、セレクトが凄くて、展示なのか店なのか一貫性があるのかないのか?
展示空間がインターネットみたいで狂ったチョイスをしてる誰かのタンブラーをスクロールしながら、知ってる、見たことある、なんじゃこりゃ、凄いというような幾つかの感情をハッシュタグにしながら並べられているような展示で、たまらんかったです。

近年、需要と供給を満たしながら、消費者としていかに安く手に入れるかと、売る側として、いかにチョロく稼ぐかコスパ大会ばかりで、予算に見合わないことはやらないという、徹底的に自分だけは損したくないムーブメントが大火事起こしそうな程に盛り上がりまくってるのに、村上隆のコレクション展は全く知らん世界のお店に連れて行かれたような気持ちになった。

やっぱこれっしょ!いや無料っしょ。ってずっと考えてた。

その後、カーサブルータスで敷布、ラグ特集号が出てて、ライトイヤーズ にようこそと書かれた巻頭特集。凄かった。
モロッコで仕入れたラグを奄美王島の泥染め職人が染め直すような、場所を越えまくった、本来存在しないようなアボガド寿司のような時空の飛び方と見せかけて真っ当であるという凄さにひれ伏しまくって、お店に行ったら値札が書いてなくてびびって聞けず、家に帰って来て値段見たら、無理したら買える値段で、最高とチキショウが同居しながら、石田ゆり子の家の床の敷布のほとんどがライトイヤーズ で買ったブツだと判明して、石田ゆり子床ワンピースと名付けてギャンギャン作った。
この感じで言うと、敷布付きワンピースが出来上がるのは必然な気がする。



次は、なぜ、無料で牡蠣を振る舞うのか?について書いてみたいと思っております。




プロジェクトFUKUSHIMAの大風呂敷プロジェクト
パッチワークされた布の巨大っぷりが最高
https://www.instagram.com/p/Bm7QndzhdX_/?utm_source=ig_web_button_share_sheet

イラストレーター さぶ アイコンの下の方にあるrug のページに可愛いトラやメロンの画像が最高です。
https://www.instagram.com/submiddle/

古道具坂田 インタビュー 毛利悠子
http://qonversations.net/interview/758/

横浜美術館で開催された村上隆のスーパーフラットコレクション展
リンク先で動画が見れますが、現物のどうなってんだ感が伝わりにくい。
https://yokohama.art.museum/special/2015/murakamicollection/index.html


途中でやめる直売
2月24日
12時オープン
13時トークスタート

スペシャルゲストトーク
蟻鱒鳶ルの岡啓輔さんがやってきてくれます!

次回も牡蠣無料の24世紀型の直売です!
楽しみにお待ち下さ〜い!

福岡市中央区鳥飼3-12-32