こばなし

日々のよしなしごと

大人になった愛犬

2005年10月07日 | ペット・動物
我が家の愛犬は、去年結膜炎になって、エリザベスカラーをすることになった。
目がかゆいのでたくさん掻いたせいで、ばい菌が入り目が腫れてしまっていた。
エリザベスカラーとは、要するに首に巻いて、目を掻くことを防止するためのものである。
去年病院に行ったときに、「一度なったら毎年なりますからね~」と言われていたのだが、
今年も目やにがすごくなってきたため、早速エリザベスカラーを装着。
そしてやっかいなのが目薬である。愛犬は目薬が大嫌いなのである。
お医者さんは「二人掛かりで一人が気をひいてやればすぐできますよ」と言っていたけれども、
そんなに簡単なことではないのだ。素人には。
とにかく目薬が嫌な愛犬は、それと分かるととにかく逃げまくる。
逃げるので押さえつけると、暴れる暴れる。
そして必死の形相で唸る。威嚇する。この顔がまたブサイク。
手加減してくれてはいるものの、うっかりしていると噛み付かれる恐れもある。
わたしも母も、一度ずつ軽く噛まれたことがある。
噛んだあとには蹴飛ばされる愛犬。殴られる愛犬。しゅんとする愛犬。
ここだけ読むと犬がかわいそう…とか言われそうだが、
普通に怒っただけではうちの馬鹿犬はダメなのだ。全然懲りない。
小さい犬というわけでもないので、蹴飛ばすくらいでないと効かないのだ。
下手にぶつとこっちのほうが痛かったりする。

毎回そんな踏んだり蹴ったりを繰り返していたのに突然、愛犬が大人しくなった。
どんな心境の変化だか知らないけれども、前ほど目薬を嫌がらなくなったのである。
大人になったなぁと、うれしい親心。
自分に子どもができたら、こんな感じなのだろうか。


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