こばなし

日々のよしなしごと

何重にも、虹の輪のように、私のまわりには愛情の輪がある。

2010年10月10日 | 日記
こねこが…
2匹じゃなくて3匹だったー
親猫入れて計4匹
避妊or去勢手術約2万×4で8万じゃないかー

でも仕方ない
手を出したのはわたしだ
こういうときのためにお金を稼いでるんだから

慣れさせるのは時間がかかりそうだけど…


親猫は小さくて痩せていて
それでも一生懸命子どもたちの面倒を見ていて
お母さんてすごいなと思う

常に周りの音にビクビクしていて
きっと今までたくさん怖い思いをしてきたんだろうな
だから子猫も警戒心が強い

昼間はだいたいどこかに隠れていて
夜だけ餌を食べに出てくる
もう離乳期に入ってるみたいだ

絶対に餌はやるな
住み着かれたら困るから
いたら追い払え

猫が好きではないママが言ってきた
なので言い出せなくなってしまった
こっそり餌をやっているけど
そのうちバレるかもしれない

どうしてうちのママはこうなのかな
なんとかしようって一緒に考えてくれない
命なんてどうでもいいみたい

あんな子たちを見て
どうしてそんなことが言えるの
理解できない

かわいそうかわいそうって言うくせに


かわいそうって連発する人がきらい
そういう人に限って何もしないし
相手を見下してるから
かわいそうだなんて思うんだ
言われたほうは自分がかわいそうだなんて
思ってないかもしれないのに



いろんなところを渡り歩いてきて
うちの近所で子どもを産んで
うちの軒下で子どもを育ててる

そうやってうちに流れ着いて来たんだから
そのことに意味はあるよ


生まれてきてくれてありがとうって
ちゃんと言わなくちゃ





最近王国をまた読み始めた
なんだかそんな気分
新しいことが始まりそうな
















 自分の体と心と魂、それを持ってさえいれば、欠けるものはいつでもなにひとつなくて、どこにいようと同じ分量の何かがちゃんと目の前にあるようなしくみになっているのだ。もしそう感じられないのであれば、それは本人の問題に過ぎない。


王国 その1 アンドロメダ・ハイツ/よしもとばなな