ティーチングとコーチング

2022年03月13日 05時54分09秒 | 少年野球

指導者の方々 毎週選手への指導 ご苦労様です。

私も指導者の端くれ 日々「どのように指導・表現・言い方をすれば判りやすく理解してもらえるか」自問自答の日々です。

特に低学年(4年生以下)に対しては、一番難しい所だと思います。

その指導方法について、またある文献から一部紹介させて頂きます。

タイトルにもあるように 「ティーチング」「コーチング」の違いについて今回書かせて頂きます。

 

では、このティーチングとコーチングの言葉の定義をネットで調べていきたいと思います。

ティーチング:知識経験豊富な人が、知識経験が浅い人を相手に自分の知識やノウハウを伝えるという手法

コーチング:知識経験が多少ある者に対して、対話を通して自ら答えを導き出せるようにサポートする指導の手法

ん~似ているようで…似ていない…難しい書き方をしています。

さらに調べるとティーチングは受ける側が、その取得する知識についてほぼ無い状況で、コーチングは受ける側にもある程度知識はあるとも記載されています。

野球の指導に於いては、学童・少年野球であればティーチングで、プロ野球選手への指導はコーチングに当たるのでしょうか?

で、今後はそれぞれのメリット・デメリットについて考えていきます。

ティーチングであれば、上記に述べた通り技術の大幅な向上が図れますが、受ける側は一方的になってしまう形式も多くなるかと思います。

(もちろん質問等で補うことも可能ですが、もともとなかった知識なので質問も難しいかも)

一方、コーチングは今度はティーチングとは逆に、受ける側も多少知識があるので議論が活発に行えるメリットはあります。

しかし、ティーチングとは異なり、個々持っている課題や内容が異なるので大人数で行うには難しいと思います。更に時間も要します。

また、コーチングの大きなスキルとして「受ける側のポテンシャルを引き出す」事も非常に需要な要素となります。

要は、ただ自分の持っている知識を出すだけであれば、これは「押しつけのティーチング」です。

ですので、コーチングに求めれる能力は非常に能力の高い事です。

選手が困っていたら、直ぐに答えを出すのでなく、選手が自発的に悩んでいる事を表現できる状態を導くようにする事だと思います。

そして、出てきた悩み(問題点)を選手と一緒に考え、傾聴して自主性を尊重する事がとても重要だと思います。

またその際には、選手の意見を最後までじっくり聴くようにしてください。

聞いた上で「その場合はこうした方がいい」と正解を教えるのではなく、方向性(練習方法など)を提案しては如何でしょうか。

まあ、中々学童野球(小学生での野球)は難しいでしょうが、少年野球(中学生以上)になれば、有効だと思います。

 

いかがだったでしょうか?

生意気な親父の意見です。参考になれば嬉しいです。

では、週末も学童・少年野球の指導 がんばりましょう!

 



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