「こんぴらカルタ」完成/琴平高1年生が製作
郷土の伝統や文化、産業などを学ぶため、香川県琴平町の琴平高校(高田耕治校長)の1年生が本年度に取り組んできた「こんぴらカルタ」が出来上がり19日、製作に携わった生徒に完成品が配られた。
カルタは、生徒に地域の一員としての自覚を持ってもらおうと、総合学習の時間を活用して製作した。まち歩きなどの体験活動や、地元旅館の女将(おかみ)、郷土史研究家らの講習を受け、札の内容、レイアウトなどを生徒自身で考案。「あ」から「わ」まで、44組の絵札と読み札(それぞれ縦約10センチ、横約7・5センチ)を作った。
読み札には「練り歩く歌舞伎役者に紙吹雪」「にんにくの一大産地琴平町」など、観光と農業が一体となった町の特徴を網羅。植松彩花さん(15)は「学習を進めるほど、もっと町のことを知りたくなった。みんなに自慢できるカルタができた」と満足そうに話した。
来年1月27日には町公会堂で、地域住民とともに「さぬきこんぴらカルタ大会」を開催する。完成品は町内の小・中学校や町観光協会などへ寄贈される予定。
坂出商生が「そるとろぷりん」開発/特産の塩使用
香川県坂出市の坂出商業高校(丸田温子校長)の生徒と同市内の洋菓子店が共同で、市特産の塩を使ったスイーツ「そるとろぷりん」を開発した。試行錯誤を重ねて商品化にこぎつけた生徒たちは「甘さと塩のうま味が絶妙。ぜひ食べて」とPRしている。
地元農産物を用いた食品などのブランド力向上を目指す市が、同高に商品開発を依頼。情報処理科3年の5人が「課題研究」の授業の一環で取り組んだ。
生徒は放課後などを利用して商品開発に挑戦した。テーマを「塩スイーツ」に絞り、シュークリームやタルトなど約10種を考案。洋菓子店「Patisserie YUTAKA」(同市京町)のアドバイスを受け、プリン作りに決定し、生徒と同店が何度も試作を繰り返した。
完成した商品はカラメルに塩を加え、ほのかに香る塩味がプリンの甘さを引き立てている。商品名の「そるとろ」は、食材の「塩」と「とろり」とした食感を掛け合わせてネーミングした。
完成後、生徒はJR坂出駅前でチラシを配布してPR、先日の坂商フェア「セキレ」で初めて販売し、800個が売れたという。
現在、商品は市から「さかいでブランド」の認定を受け、同店で販売。田岡豊オーナーシェフ(34)は「生徒は本当に一生懸命考えてくれた。長く愛される商品になってほしい」と話していた。価格は1個230円(税込み)。
三豊工高勢V3/ロボット相撲全国大会
手作りロボットを土俵で戦わせる「第23回全日本ロボット相撲全国大会」(富士ソフト主催)が18日、東京の国技館であった。三豊工高(香川県観音寺市大野原町)の2年吉田勇也君(16)がラジコン型で頂点に立ち、同校から3年連続で“横綱”を輩出する快挙を成し遂げた。
同大会は幅・奥行き20センチ以内、重さ3キロ以内のロボットを対戦させ、直径約1・5メートルの土俵から相手を落とした方が勝ち。1016台が参加した地区大会を勝ち進んだ84台と、海外12台を含めた96台が全国大会に出場した。
吉田君はラジコン操縦でロボットを動かすラジコン型に参戦。自慢のロボット力士「蒼穹(そら)」を高速で巧みに操り、予選トーナメントと3台総当たりの決勝戦を勝ち抜いた。
吉田君は「メカトロ部の部員と一緒に活動してきた成果を発揮し、優勝できてとてもうれしい」と喜びを語った。
同校勢はラジコン型で2連覇を達成。2年前には自動的に動くプラグラムを内蔵した自立型で優勝を飾っている。主催者によると、3年連続の優勝は同校が2回目。【四国新聞より】
香川の高校生が元気である。
地元の活性化に一役買ってる。
私の時代など、地元に迷惑ばかりかけていた。
こんなエピソードがある。
学校付近の通学路にタバコの吸い殻が多いと、近所の人が電信柱に空き缶の吸い殻入れを吊り下げてくれた。
当然、学校は情けないとお怒りでした。
新聞には良い事で載るようにしましょう。高校生諸君。
高校三年生~リミックス~ 森山直太朗
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