空と無と仮と

「ハクソーリッジ」も観てみました

沖縄戦を描いた「ハクソーリッジ」って、
ネットか何かで初めて見た時は、
ハクソーリッジがどこだか分からなかったです。

米軍と日本軍の呼称が違うのは当然なのですが、
よくよく調べたら前田高地だったのですね。
嘉数高地や安里五二高地と並ぶ激戦地です。

「良心的兵役拒否者」という、
日本ではあまり馴染みのない衛生兵の、
実話を元にした物語ですね。

作品自体は面白いかどうかといえば、
①もう一度見たい
②一回で十分だ
③途中で挫折
という超個人的見解で評価するならば、
②の一回で十分でした。

あくまで面白いか、
そうでないかという基準です。
史実がどうのこうのというのは、
学術研究の範疇内であって一切関係ありません。

それと、いつものことではあると思いますが、
日本兵の扱いが雑でしたね。
最後のハラキリも、なんだかなぁ~って感じ。
ま、いいか…

観ている最中にとても気になったのが、
主役の人は「別の映画で見たことある!」
ってことなのですけど、
それが思い出せなくて思い出せなくて、
終わった瞬間にネットで調べていたということです。

遠藤周作原作で、
マーティン・スコセッシが監督した「沈黙」の、
主役の人と同じだということ。
それが分かってスッキリしたのでした。
めでたしめでたし!

「スターウォーズ」のカイロ・レンが出てたのは、
すぐ気がついたんですがね。

皆さんもそういうことがありませんか?
「この人どっかで見たけど、なんか思い出せないんだよなぁ」
って感じでモヤモヤすることがありませんか?


前田高地は何回か訪れたことがあります。
ただ、ハクソーリッジと呼ばれた場所は、
あまり記憶にないんですよね。

インターネットで改めて場所を確かめると、
「ああ、ここだったのか!」って、
初めて思い出したくらいです。

自分が見た風景と当時の画像が、
あまりにも違いましたから、
見過ごしてしまいましたね。
なんか、もったいないなぁ…

それもそのはず。
どうも、戦後は砕石したらしくて、
ハクソーリッジ近辺は削られてしまったそうです。

ま、仕方がないですね。

最大の激戦地といわれたシュガーローフ。
日本軍の呼称だと安里五二高地のことですが、
この場所も大きな大きな貯水施設が建てられましたから、
一見すると何だかわからない感じになっています。

嘉数高地ぐらいでしょうか、
当時の面影を残しているのは。

今は嘉数台公園として整備されていますね。
地下陣地入り口やトーチカの跡が、
現在も生々しく残っています。

興味がある方は一度ご覧になった方がよろしいかと思いますよ。

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