獣害で絶望的になって人と会いたくなかった時に「だーれも私たちのことを知らないところに行きたい」とネットサーフィンで決めた宿に泊まるために彦根へ。
これからの人生は「ゲストハウス」とか「農家民宿」巡りをしようと決めてたけど、元気がないときはそれすらできないんだーというのを知れたのも良き経験◎
(今はすっかり浮上しました。獣害対策は解決策見えないけど)
どのくらい「彦根」のこと知らなくて来たかというと、直前まで「箱根へ行く」と思ってたくらい(´∀`)
夕飯前に、宿があるあたりの「花しょうぶ通り」をお散歩。
「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されている地域なだけあって、足助の町並みみたいに古い建物がたくさん!
が、夜6時にはほとんどのお店が閉まってまして。
「もう帰って、あしたの明るい時にまた来よーよ」と話してた矢先、「九条」「脱原発」と書いてある看板が!
なんつー勇気のあるお店!
そこだけお店が空いてたので中に入ってみることに。
店内には馴染みの自然食が並び、奥さんと話していたら、どうやらそこの息子さんはその世界では有名な人らしい。
「紙芝居AKOちゃん」「旅人AKOちゃん」の愛称で呼ばれているらしく、名前を検索してみたらいろんな人と繋がっているではないか!
イラストレーター柚木ミサトさんや、青森の農boyの投稿にも登場してる!
(ひろのさんとも繋がってた)
AKOちゃんのお父さんお母さんに「ちょっと上がって」と声をかけてもらって、長男さんとAKOちゃん(次男)が出ているテレビを見せてもらって、おもてなししてもらった♡
自転車で日本中移動してるAKOちゃんがいろんな人にお世話になってるから、お母さんはその「恩送り」として、ご縁があった人にできる範囲でおもてなししているそう。
息子を誇りに思う気持ち、周囲の人たちへの感謝の気持ちにほっこりあったかい気持ちになった♡
AKOちゃん自身は携帯を持っていなくて、他の方が作った「AKOちゃんFacebookページ」があったよ!
https://www.facebook.com/AKOchanLoveEarth/
https://www.facebook.com/groups/AKOchanLoveEarth/?fref=nf
子どもと行く旅も面白いけど、夫婦ふたり行き当たりばったりの旅もだいぶ面白い( ‾ʖ̫‾)
そして、宿に戻ってホームページを拝見してたら、ここのオーナーさん(和田さん)もなんだか面白そうな人だった。
こちらが宿泊した「鳥羽や旅館 http://www.tobaya.jp/」の夕飯。
この日は大江牛のすき焼きを出してもらったよ(美味しかったー)!
夕飯後、お散歩がてら、彦根のスナック街に社会見学!
めちゃたくさんのスナックやキャバクラや飲み屋が連なってる場所があって。
人なんてほとんど歩いていないのに、店内からは笑い声やカラオケの音が聴こえてくる。
「こんなにたくさんお店があるけど、やっていけてるんだろうか?」
がまず私たちの疑問だった。
ここは「花しょうぶ通り」と「芹川」に挟まれたところにある歓楽街で「袋町」(いくつもの細い路地が走り、袋小路となっているため)と呼ばれてるんだって。
昔ここらは遊郭で、昭和4年の時、69軒、娼妓80人、芸妓100人、舞妓20人いたそうよ。
http://www.packet.ne.jp/hanasyoubu-st/guide/yuukaku.htm
二人で夜の街を歩きながら
「ここは空家かねぇ?」
「地元の衆はおるのかねぇ?」
と気になる私たち(笑)。
ただの旅ですのに、どこ言っても私らは「空家事情」が気になるw
今回の宿はネットで「なんとなく」見つけた宿だけど、着いた瞬間も「ねぇ、ここ、いいとこだと思う」とけーすけにそっこー話した。
どうやら「鳥羽や旅館」の和田一繁さんはUターンで地元に帰ってきて「なんとか面白い街にしよう!」と動いている方でした。
商店街の人たちがみんなで推して市議会議員になられた、とっても温和で優しい方なんだそう(AKOちゃんのお母さんが教えてくれた)。
けーすけが旭を愛して何とかしようと頑張っているように、旅先で似たような方に会えるなんて!
お話伺えて嬉しかった(もっともっとお話し聴きたい)!
和田さん、お世話になりました!!!
どこの町でも、地域おこしを頑張ってる人がいて、自分のふるさとを愛している人がいて、面白い人がいるんだね (´~`)
さてチェックアウト後、花しょうぶ通りを散策。
なんだか気になる建物がたくさんあるわ…
武将好きなけーすけはに小学生みたいに目をキラキラさせてるし。
「鳥羽や旅館」の和田さんが掲げている言葉
「一人が皆のために、皆が一人のために」
すごく良い言葉だなぁと思って調べてみたら、ラグビーでも使われている言葉とも!
(和田さんはラガーマンだったのかなぁ?)
「はなしょうぶ通り」の途中にこちらも見つけたよ。
「万民はひとりのために、ひとりは万民のために」
戦国武将の石田三成の家紋として有名な言葉なんだって。
「一人が万民のために、万民は一人のために尽くせば、天下の人々は幸福(吉)になれる」
素敵な言葉ね♡
さてと、彦根城に向かった私たち。
まずは外堀と内堀の間にある、ゆうこりんの母校でパチリ。
※普通に高校生は授業受けておりましたがな。
まずは彦根城資料館に。
「刀の展示」に目を輝かせるけーすけ(撮影不可)。
わたし、刀にさっぱり興味がないのは、性別ゆえかしら、武将に興味がないからかしら。
せっかくの旅だし、誰を待たせるわけでもない(時間制限もない)ので、思う存分、刀鑑賞をしてもらい、お菓子とお抹茶いただきました♫
まず、お茶の前にお菓子をいただく。
これ、樹木希林さんの映画「日々是好日http://www.nichinichimovie.jp/」を観たばっかりだったから知ってた!笑
けーすけ氏、お菓子食べて「うめぇ!!!!」
お抹茶飲んで「うめぇ!!!!」
お言葉がなってません( ゚∀゚ )
江戸時代を再現した藩主の居間や茶室を見学してたら、「御亭(おちん)」という部屋が。
てことはですよ!
ちんちゃん亭は「ちんちゃんちん」 ではないのか?
そいでもって、殺し合いのなかった平和な城!って聴いてなんだか安心。
あの立派な天守は、なんとたった3年で移築?されたらしい。
どうやって重たい石や木やもろもろ運んだのか謎だけど、とにかくすげえ。
彦根城基礎知識
https://www.travel.co.jp/guide/article/6503/
さて、刀の展示のところ(資料館)で時間を費やしすぎて、お腹がすいてしまったので、彦根城を挟んでみたりして
(ここで2人の携帯の電源が死んだので写真がない)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/79/1ba68d49dff1a7cc4f6aa7c6cbbd30ca.jpg)
「鳥羽や旅館」の和田さんにおススメしてもらったレストラン。
おばあちゃんが経営してるのに、めちゃ豊富なメニュー。
せっかくな昭和レストランに来たので、基本の「ハンバーグナポリタンスパゲティ」!
お腹が満たされたら琵琶湖経由でドライブし、
眠くなったからちょっと仮眠するか…と。
どこか、15分くらい仮眠できるような駐車場はないかしらと探して、道の駅的なところに停めて座席を倒そうとしたその時、
うっすらと「ケガと弁当は自分持ち」の看板が見えた。
プレーパークなの??
なんか子どもたちがたくさんいるし、ツリーハウスやターザンロープもあるやないか…
眠気も吹き飛び、車を降りて遊び場に向かう。
ねぇ、プレーパークなの??
ねぇ、ねぇ、プレーパークなの??
ねぇ、ねぇ、ねぇ、プレーパークなの??
プレーパークじゃねぇか(((;゚Д゚)))
ここ、年金暮らしのおじちゃんが食費を削ってまでして一人で細々と管理してる遊び場だった。
どんだけ居ても1人100円。
毎日開園、10〜18時までやってるんだって。
平飼いの卵6個500円で販売してるのと入場料だけではとても管理費が賄えない…わなぁ。
草刈りや、遊具の修繕も自腹でやってるそう…。
そこまでして、子どもたちの笑顔のために続けてくれてる。
ぜひ遊びに行って、カンパしてきて♡♡♡
(ボランティアで関わってくれる人いたら嬉しいなぁ)
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「冒険広場」
滋賀県米原市宇賀野浜田1362-1
一式と食料持ってこればバーベキューしてもいいって!
一日中遊べるよ。
ご飯持ってきて卵買ったら卵かけご飯も。
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面白い出逢いやサプライズ満載の旅になりました。
いつもご機嫌けーすけは「へぇ!オモロいじゃん!」「いいね!いいね!」ってノリも良いし何でも興味持ってくれるから、奴との旅は確実に楽しいのだ。
出逢ってくれたみなさんありがとう♫