バンビの独り言

バンビことけーちんの、あくまでも「独り言」デス☆

「婚活経営のワザ!ちんちゃんコンとは?」@DARA Works at Shitara(2019.12.11)

2019-12-11 23:42:26 | いなか暮らし・ちんちゃん亭

今日は、設楽のスモールビジネス研究会である「DARA Works at Shitara」にお招きいただいて、「ちんちゃんコン」についてお話してきました!

私たちが自称日本一と思ってる「ちんちゃんコン」。
たくさんの方に知って欲しいのーーー!
「なんなら全国行脚したい」という野望があるくらいですから、それを語れるチャンスもらえて嬉しくてしゃーないわけです。

パワポの一部を紹介します。

私は離婚・再婚経験者です。
だからこそ見えてくるもの・ことがあります。

とにかく元だんなさんはとてもかっこいい人でした。
仕事も真面目、子どもたちの気持ちに寄り添う優しいパパ。
(子どもたちは「怒られた記憶」ってほとんどないと思う。次女に関してはゼロだと思う)
私が理想としていた「シュタイナー教育」に関しても書籍を読み、協力してくれていました。

私が政治的発言をしても(元夫は行政の仕事もしてた)
「自由に発言したらいい。けーちんの発言によって仕事をクビになるような会社なら、クビになっても構わない」
と言ってくれたり、だんなさんの貯金を使ってどんな事業をはじめようが、どこにどれだけ寄付しようが反対もせず、小言も言わず、ひたすら私のやりたいことや自由を尊重してくれた人でした。
何を相談しても「いいと思うことをしたらいいよ」と言ってくれるので、そのうち相談もしなくなりました。
話さなくてもまぁいいや、と。

18年間の結婚生活の中で、その「オールOK」や「放任主義」を寂しいと感じるようになってしまったのです(←ぜいたく!と怒られそうだ)。

私 、恋愛依存症なのだろうと思うのね。
自分を一番大事に思ってくれる(常に言葉や態度で愛情を注いでくれる)人がいないと途端に寂しくなってしまうのです。

「嫉妬されないのは愛されていないから?」
「詳しく聞かれないのは私に興味がないから?」
離婚する数年前からパートナーがいないような寂しさを抱え、だんなさんにはずっと片思いのような気持ちでした。

「こんな結婚生活は私らしくない。自分にふさわしい人を見つけたいから別れて欲しい」と告げました。
この「離婚」には家族も友だちもびっくりでした。
(なんせ喧嘩もしなかったくらい平和な日常だったのです)

私たち夫婦の離婚は、どっちかが悪いわけでも、「結婚に向かない人」だったわけでもなく、「一匹狼タイプの夫」と「恋愛依存症の妻」という組み合わせの問題だけだったように思います。
(私が妻でなかったら、「自分のことは自分でやってくれる」「全くめんどくさくない」「とても自立した」理想の夫だと思います)

でも次の結婚は、「絶対無二の親友」のようなパートナーシップにしたい!と強く思いました。

私たちは燃え上がる恋愛で結婚したわけではなく「条件」で結婚したようなもの。
って言うとほとんどの人に「ひどいー!」とびっくりされるけど、「恋は盲目」だとどうしても本質に目がいかなくなってしまう。

私がけーすけを選んだ理由は
「(連れ子の)娘たち、私の両親、家族や友だちを大事にしてくれる人に違いない」
「一生優しくしてくれる、大切にしてくれるはず」
と確信したからでした。

けーすけも
「一緒に旭を盛り上げてくれる」
「きっと家族とうまくやってくれる」
「学び合える、きっと楽しい人生になる」
が理由だったみたい(笑)。

だから、私たちは付き合いだした時よりも、新婚だった時よりも、日々一歩づつ絆を深めていってます。
昨日よりも今日、さっきよりも今の方が、相手への愛おしい気持ちが増す、そんな関係。
「大好き」って感情よりも最強なのが「愛おしさ」だと思ってます。
そしたら容姿が崩れたり、髪が薄くなったり、老いることを恐れずに済むもの。
見た目の美を気にしたり、相手に好かれようと努力しなくて済むようになれば、人と比べなくていい(ラクになる)し、安心感の土台ができて、本来の自分の良さを発揮できるようになると思う。
ありのままの自分を認めることができたら、承認欲求がなくなるよね。

結婚は好きな人と一緒に暮らす、だけのことじゃない。
「苦楽を共にするパートナーを見つける作業」。
自分の弱さだけじゃなく、自分の家族や、自分の友だちや、周りの人のことも関係してくること。
それを一緒にカバーし合える相手でなくちゃいかんと思う。

ちんちゃんコンは、普通の結婚相談所とは真逆だと言われています。
一般的なところでは、詐欺に遭わないように「独身証明書」「年収証明書」「学歴証明書」なるものが必要だそうですが、ちんちゃんコンではそれを聞かないどころか、既婚者でも参加OKとしています。
なぜ「離婚調停中でもOK」かというと、離婚して欲しいと申し出た人への最大の嫌がらせが「離婚届に印鑑を押さない」ことなのです。
これで多くの人は疲労困憊します。
そのうちメンタルがやられ、離婚に向けて頑張る気力さえも失われていきます。
裁判に持ち込んだり、弁護士をつけたり、それにもかなりの精神力とお金を消耗します。

だから、安心できる・背中を押してくれる異性の存在が大切だと思っているのです。
もし「お金を出すことをごねている」相手ならば、「慰謝料も養育費も要らないから印鑑を押して欲しい」と相手に伝えることができれば、スムーズに離婚できるかもしれない。

まず、開催前に参加者さんに質問を出します。
その答えをまとめて冊子にして、参加者さんに配ります。
(あとで読み返すことができるように)

1日目は自分を知ってもらう時間。
普通の合コンだったら、短い時間だし、なんとか気に入ってもらわないといけないので、「どんだけ魅力的か」を伝えたいところだけど、ちんちゃんコンでは「いずれ分かること・知っておいて欲しいこと」を話してもらいます。
「いずれは両親の介護をすることになる」
「跡取りなので親と住んで欲しい」
「結婚したらどこでも自由に動ける」
などなど。

「弱さの情報公開」をする時間も設けます。
言いたくないつらいことは言わなくていい。
けれど、知っておいて欲しいこと・分かって欲しいことを話してもらいます。
「身の丈に合った認められ方」をせずに、表面的なことや、第一印象のイメージを植え付けられて過大評価されるのは全然嬉しくないこと。
そんなの深い関係になればすぐにボロが出るしね。
あとで「イメージと違った」「そんなこと聞いてない」と落胆されないように、言える範囲内で自分の弱みを話してもらいます。


だいたいpm10時くらいまでワークショップをやって、そこから順番にお風呂、待ってる方はおしゃべり。

2日目は内面を掘り下げる時間です。

この中の「愛を感じる5つのパターン」ワークは、パートナーシップだけではなく、家族との関係、子どもとの関係、友だちとの関係、職場の人との関係においても使えるワーク!

そもそも男と女は基本的に考え方も表現方法も違う。

「価値観が合わないからダメ」というわけではなくて、相手のニーズを知ることで、歩み寄ることもできるし、諦めることも、諦めてもらうこともできると思う。

わたしとけーすけはおおよそ価値観は似ているけれど、違うこともあります。

例えば私は「約束は守って欲しい」し、「守るように最大限の努力をして欲しい」けどどうしてもできない時は「謝罪の気持ちを聞かせて欲しい」人。
だから私は、気が乗らないことは約束しないし、社交辞令も言わない。
生半可な返事をしない。
けど約束したことは極力守りたい。
守れないなら分かった時点で謝罪をする。

けれど、けーすけは「約束を必ず守らなければいけない」概念がない。
「途中で気持ちが変わること」も「優先順位が途中で変わること」も「キャンセルすること」も当然あることだし仕方ないと思ってる。
(逆に人にドタキャンされても怒らない大きな器の持ち主


これはずっと平行線で、どれだけ話してもお互い理解ができなかった。
相手の考え方を変えようと試みたけれど無理だった(笑)

だから方法を変えて「私を期待させない、ガッカリさせない」ようにしてもらうことした。
簡単に「行く」「やる」と言わずに、分からない時は「分からない」と言ってくれるようになったの。
そしたら私は期待しないから、ガッカリしなくて済む。
けーすけに誘っても難しいようなら他の友だちを誘うか、自分でなんとかするか、諦める。
これでずいぶん喧嘩が減りました。
わたしもけーすけに「約束は守らなければならないもの」の価値観の押し付けはやめました。
(けーすけは、相手を困らせない・ガッカリさせない・迷惑をかけない、ために約束は守ります。笑)

そして、ちんちゃんコンの特徴は、無料のアフターフォローがあること。
参加してくれた人は、普通なら人には話さないような胸の内を話してくれるので、どんなことを大切にしているのか、どんなことを弱みに思っているのかを、私たちも知ることになります。
そうするともう他人のような気がしない!笑
だから恋愛に関することもそうでないことも悩みを聴かせてもらってます。
マッチングしたお二人には(必要ならば)ずっと伴走していきます。
幸せでいてもらえるように、結婚するまでもそのあとも。

私は仕事がら「夫婦関係の悩み」を相談してもらうことが多いけれど、うまくいっていないカップルや夫婦の原因の90%は「まともにコミュニケーションが取れない」ことなのです。
対話できない、話を聴いてもらえない、理解しようとしてくれない、など。

結婚生活にもっとも大切なことが、「話を聴く」「話を聴いてもらう」ことだと思うからこそ、
ちんちゃんコンは、「コミュニケーション」から出会いがスタートします。

「こんなに自分の話を聴いてもらったのははじめて」
「こんなに自分の弱さをさらけ出したのははじめて」
と多くの方が言ってくれます。
それは「守秘義務は守る」が大前提であること、参加人数が少人数であること、スタッフが3人(ちんちゃん夫婦・ゆみっぺ)のクローズな場所だからできることなのかもしれません。
「ここでの話は持ち帰られない」「他言しない」ことを参加者全員とお約束しています。

パートナーができればそんな嬉しいことはないけれど、パートナーができなくても、「結婚したくないことに気づいた」としても、この2日間で得るものはたくさんあると自負しています♡

みなさんの感想の一部をご紹介しまーす。

もはや、合コンの域を超えている(笑)

ちんちゃんコンを、各地に広めたいなーーーー
主催者の私たちにも気づきと学びが多いこのワークを、出前でやりたい。

それが無理でも、ちんちゃんコンで大切にしていることを、各地で伝えたい。

なんと!田舎に移住したい方にとって「田舎の跡取り」は一番人気だったりします。
(家、農地、信頼の3本柱が揃っているので)
いなかの移住施策に使ってはいかがでしょう?笑

ご静聴ありがとうございました♡

ご質問・ご相談は
tinchantei@gmail.com
まで♡

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