先日の、蜘蛛の糸に絡め捕られたドングリを越えてさらにずんずん進むと、宅地造成から取り残されたような雰囲気の公園、というか小高い丘というか、とにかくそんなところに行き着く。半割丸太のベンチがある以外は、"その場所"があるだけで特に何があるわけではない。しかしその何にもないことがかえって居心地の良さを生み出しているのだ。ただ、ベンチに腰掛けているとヤブ蚊がぶんぶん飛んできてあちこち食われて痒くてたまらぬ。というわけで早々に立ち去ることにす。まだまだ修行が足りぬ。
では、おやすみなさい。
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