仕事帰りに職場近くの書店に立ち寄り文庫本を二冊ほど購入する。帰路の地下鉄車中にてぱらぱらと読み進め、混み合い出した車内に一旦読むのを止め、付属のしおり(大抵の文庫本には挟まってますね)を読み終えたページに挟み込む。そこで、本日購入の文庫本の奇異な点を発見する。
大抵の場合、文庫本にはしおりが一枚に新刊書の広告が一枚二枚挟まっているもので、しおりはともかく広告のほうがどうにも収まりが悪く、片手でページを繰るときなどうまくいかなくなることもあるものだが、今日の文庫本には何故だか、広告は挟まれておらず、しおりのみ三枚、挟まっていたのだ。これは嬉しい。
そんなすてきな本に出会え、さらに途中からは目の前の席が空き、座って帰ることもできたのだ。何やら運の良い日だったのであろう。そういえば夕方のにわか雨も、ちょうど外から室内に戻っていた時間帯にざっと降って、また外に出る頃にはすっかりやんでしまっていた。これもまた運が良かったと言えるのであろうか。
2nd blog mixi mail form