時差のためかローマでは2泊ともよく眠れず
ベッドで腹筋などして朝を待ち、朝食後メトロでバチカン市国へ。
昨日街中の観光インフォメーションで入国チケットを買っておいたのは
ナイスな判断。
まだ観光客のまばらなサンピエトロ広場で、360度の写真をとる。
当日チケットを買う人の長蛇の列を横目で見ながら
博物館へ入館 天井絵や紀元前の沢山の彫刻にすごいすごいを連発する。
システィーナ礼拝堂、サンピエトロ大聖堂をくまなく見学し、ランチ。
その後、15分ほど歩いてサンタンジェロ城へ。
サンタンジェロ橋とテヴェレ川
早めにホテルに帰り、近くのレストランで夕食を、と思ったのに開いてなかった。
仕方なくホテル1階にある、日本でいえばコンビニか食料品も売る雑貨屋さん の
ようなお店で食べよう、ということになって、隅にあるたったひとつのテーブル
につき、ビール、ポテトチップ、ハム等を買い飲み始める。
つまみが足りなくなると、チーズやシーチキンを持ってレジに行く。
すると店員のお兄さんは頼まなくてもお皿に開けてすぐに食べられるように持ってきて
くれるのでした。
ひっきりなしに訪れる買い物客は牛乳1本やパンなど少しづつ買っていくのだけれど、
そのたびに「いまのひとは○○人だよ」と聞かれもしないのに説明にくるフレンドリーさに皆、
酔いも手伝って楽しさ全開になってしまい、特にM君などは家では絶対にご立腹の
ポテトチップや開けただけのハム、チーズの夕ご飯に、楽しい楽しい!
を連発したのに私は一番驚いたのでした。
あとでこの地理的にも不便な古いホテルに泊まったことが、楽しくて一番印象に残る
出来事となるとは、着いた時に思いもよらなかったことでした。