食と世界

食と世界についての雑記 菜食・断食の勧め

 日本人の平均寿命1

2006-04-01 02:55:30 | Weblog

日本人の平均寿命は今後暫く伸び続けると言われる。戦前に育った人々が長生きしてくれるからです。

昭和10年生まれは今年71歳。その多くは90歳まで生きられるだろう。幼少期を和食で過ごし、成人するまでに砂糖などの異物を体に入れていない人間はあらゆる臓器が強く免疫力も高いのです。更に食の嗜好が良く満腹は恥という認識もある。足腰が強い。自然が好き。こういう人々は得てして長寿です。

しかし平均寿命の伸びに関しては疑問も多い … 少し考えても、今いる40代50代が本当に平均寿命まで生きるだろうか?

現在40歳の人間はもう40年生きて今の80歳の様にピンピンしていられるかどうか。40代の心疾患やガンが相当に増えています。40年前と比較して脂肪摂取量は3倍、糖尿病患者数は6倍、境界型、予備軍を含めるとその数2000万人。

今55歳(以上)の人間は成人するまでにファーストフードもカップ麺も食べていない、非常に丈夫な体質でありながら生活習慣病で倒れ始めている。丈夫に育った世代の2人に1人がガンになる ならば我々の世代は… 大半がガンになると考えるのが賢明です。オーバーな話ではありません。

お酒は20歳を過ぎてから
人間の土台は30歳過ぎまでに形成されると言います。つまり若年からの暴食はそれだけで寿命の到達度を下げてしまうものなのです。特に臓器が弱いと健康な長寿が望めない。若者の潰瘍性大腸炎、十二指腸潰瘍、過敏性腸炎、神経性胃腸炎、クローン病、便秘の何と多い事か。内臓の破壊者・砂糖と美食の影響力は見るからに絶大、しかしいくら指摘しても国民は見て見ぬ振り

酒もやる、タバコもやる、砂糖もやる、運動しない、よく怒る… 平成生まれの多くは45歳までに大病を患い90歳以上生きられる人間などほぼ皆無だろう。既に小学校高学年の4人に1人が高脂血症、5人に1人が動脈硬化というデータも… これだけ体に極大な負荷を掛けて尚45歳まで生きられる人間の生命力を称えたい。呆けている間に恐らく日本人の平均寿命は60歳代に落ちる― この問題に如何に対処すべきだろうか。 

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