食と世界

食と世界についての雑記 菜食・断食の勧め

高インスリン体質

2013-12-31 06:13:28 | 食欲・断食


女性ホルモンを投与し続けた男性の変わり様がすごい
http://rocketnews24.com/2012/07/24/233031/



ステロイド依存の女性ボディビルダー、キャンディス・アームストロングさん
ジムに通っても十分な筋肉が付かず、スレンダーな体に悩んでいたアームストロングさん
彼女は仲間の勧めでステロイドホルモンに手を伸ばし、薬のおかげで彼女は望む筋肉を得られたものの、体の「男性化」という大きな代償を払うことになった。
まずはヒゲ、ニキビに悩まされるようになり、そして骨格が大きくなり、最終的には彼女の陰核が長さ1インチの陰茎に成長してしまった ・・・




容姿、筋肉、脂肪、髪の量などを決めている身近なホルモンには何があるだろうか。

●テストステロン 精巣や副腎、卵巣で生成され、分泌量は20代でピーク。女性の血中濃度は男性の20分の1以下。
●エストロゲン 二次性徴を促す女性ホルモン。乳ガンに関与。男性にも存在。
●アドレナリン 不安・ストレスに応答し副腎髄質から分泌。肝臓・筋肉のグリコーゲン分解を促進、血糖値・血圧を高める。
●ノルアドレナリン 同じく血圧・覚醒感を強める闘争系ホルモン。毒性がある。欠乏で無気力症。
●ドーパミン 生きる意欲を作る。
●コルチゾール ストレスに応じ副腎皮質から分泌される。血圧上昇、血糖値上昇、心拍数上昇。筋肉を減らし、脂肪を増やす。免疫力低下。
●β―エンドルフィン 笑いと快感のホルモン。免疫力上昇。モルヒネの6倍強の鎮痛作用を持つ。「ランナーズ・ハイ」を起こす。
●セロトニン 安らぎのホルモン。副交感神経を刺激。欠乏で食欲増加など。
●PEA 恋愛初期に多く分泌され、美肌効果や食欲減退効果、恋をすると綺麗になる原理。覚せい剤の成分。
●インスリン 血糖値を下げるホルモン。分泌過剰は糖尿病のリスク。
IGF-1 と共に細胞成長作用を持ち、老化の原因と言われる。








最近老化とはインスリンが働く事ではないかという有力な知見が現れている。

インスリンは肝臓での IGF 結合蛋白の産生を抑止し、これらが結合しない活性型 IGF-1 を増加させる。IGF-1(インスリン様成長因子1)とインスリンは共に IGF-1 受容体に結合して PI-3 キナーゼ、Akt シグナル経路活性化を通し、細胞増殖を促進しがん化にも関与する事が示唆されている。

ヒト血管内皮細胞の寿命に関する試験では活性型 Akt の導入により血管内皮細胞の寿命は短縮し、老化の形質がみられた(機能障害、血管新生能の低下、炎症性分子の発現亢進など)。カロリー制限はインスリンシグナル経路を不活性にして抗老化に働くことが容易に示される。

インスリンシグナルの抑制は線虫、ハエ、マウスにおいてその寿命を延長させる
血液中のIGF-I濃度が高い人では肺がん死亡の危険度が増加
インスリンの過剰分泌で大腸がんリスクが3.2倍に 厚労省研究班
mTORの働きが過剰に続くと、細胞や組織の老化が促進される



 


人間の行動の選択次第で容姿、免疫力、老化速度が左右されることは興味深いが、糖類にある多種の老化性の害をいずれも低く抑えるのがヌードルである。やはり人類には正しい糖質の選択が課せられているのではないだろうか。

あなたの若い日に、あなたの造り主を覚えよ。(伝道の書 12:1)


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2 コメント

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麺類 (クッキングホイル)
2014-01-01 10:12:31
そば好きには朗報です。
でも酒をガバ飲みしますので相殺どころではありませんが(笑。
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Re: 麺類 (秀和)
2014-01-04 16:29:02
クッキングホイルさん
お返事遅れました、明けましておめでとうございます。

「糖とインスリンでガンが育つ」は常識になりつつあるそうですがインスリンには交感神経刺激作用もあります(緊張・動悸・便秘)。新年から飯断ちをして来て、そのせいか相当気分が良いです。

"神の愛"とほざく低劣なものはこの程度のトラップも避けられないのでしょう。
1月3日の浅草にもスピーカーを持った説教集団がいましたが、世の法則と合致しないものは見ていて滑稽です。
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