食と世界

食と世界についての雑記 菜食・断食の勧め

 弱い日本人

2006-04-16 04:11:01 | Weblog
弱い日本民族は弱者の心情をよく知り“弱い者の味方”と奮起した時は恐るべき力を発揮する。同時に長い物に巻かれ易く天皇へ前へ倣えすれば忠実な天皇の僕、巻かれる相手が悪魔であった場合愚直な悪魔の奴隷となる。ここ数十年の日本人は人間が神を失えばどれ程速やかに堕落し得るものかの極端な適例であります。

「平気でゴミを巻き散らかせる事が強者の条件」とはどのような価値観なのか?結局は人類史上最も小さい者が金や地位を得て私は偉いのだと見栄を張ろうとしているに過ぎない現代社会。これだけ人間嫌いが蔓延しているのも無理はない事です。

競争社会の只中で
競争する事は良い事だろう。しかしそれはフォローし合い互いを尊重し合った上での事。
子供の運動会が理想的な競争の姿であるのに対し大人の競争は無慈悲。妨害し蹴落とし合ってまで勝ち負けを競う。こと日本においてはそうであり、諸外国では職務や学務を放棄してでも全体で結束して人間の尊厳を守らんとする当然の意識や美俗が生きています。

日本人の間から急速に消え去ろうとしている人間らしさ、隣人愛。転んだ人間を見ても手を貸して起こしてやらず 転んだ人間が悪いので自分だけは前へ行くという。酔っ払いの車にはねられる園児も自己責任だという。

全体で歓びや重荷・責任を分かち合わず、助け合う事もなく、誰一人望んで社会から弾かれた訳ではないのに、ホームレスを見て何も感じる事がない。結局、本当の貧困が日本人の心の中にあったのだろう。


あなたは、『わたしは金持ちだ。満ち足りている。何一つ必要な物はない』と言っているが、自分が惨めな者、哀れな者、貧しい者、目の見えない者、裸の者であることが分かっていない。 (ヨハネの黙示禄) 

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