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食と世界

食と世界についての雑記 菜食・断食の勧め

寄生獣

2006-03-03 23:48:08 | Weblog

寄生獣」(漫画)における犯罪者・浦上のセリフにこのようなものがあります。
「てめえの正体も分からねえ奴がおれに文句を言う。」

現代は確かにそのような時代なのです。どういう事かと言えば金だ物だと喚いては地球環境を壊し、自然の情愛を持たない者が偉そうな顔をして街を闊歩しています。凶悪犯罪が起きても心一つ痛めない鬼とも獣とも分からぬ人間があなたに文句を言っています。

純粋な人間にはつらく、薄汚い人間は平然としていられる社会。傷付きたくなければタバコをふかし洋楽でも聞いてすかしていれば良いが何かが違うと感じた一部の人間は自傷行為を繰り返しています。周りの人間の汚さ故に厭世的になる者も多いかもしれない。何故現代社会が息苦しくつまらないかと言えば世が悪魔の作った価値観に支配されているからです。例えば毎日食べられる事は幸福だからそこから出るゴミはきっちり分けリサイクルする事が最低限のモラルだと説いても、その意見に力も価値もない。裕福になったのなら後進国をいたわる事が当然の事ではないかと考えるが人々は当然のように募金箱の前を素通りする。募金をする者が有象無象の視線を気にしなければならないのです。

募金をする者を偽善者と見なし弱者は「見殺し」にする事が正義。この国の人間は善人を鬱陶しく思うどうしようもない病にやられてはいないだろうか?

この作品中には「人間どもこそ地球を蝕む寄生獣」というセリフが登場します。相当に捻くれた考えではあるものの年々この傾向は強まっているように感じます。 この見地に立つ者は人間を殺す事、人間の数を減らす事が正義であると考えます。浦上は大量殺人犯でした。善心の故に殺人を行い殺せば殺すほど地球は綺麗になるため自分は正常だというのです。

この作品は「人間を捕食する生物」「地球を汚し動物を殺戮する人間」 どちらが本当の悪魔なのかを問うていたようですが浦上にとっては人間こそが悪魔そのもの。 “人間として当然の事”に価値を認めない社会にはかような凶徒が現れる事でしょう。逆に江戸時代の様に全員で環境保護をする社会には捻くれ者・異分子が現れ様もないのです。

これは何を意味するのか? 人間が悪魔の価値観に支配され、悪魔に魂を売り渡すような事をしている限り「人間は余りに愚かだ」 「人間は殺してもいい」 「騙してもいい」 「盗ってもいい」
野蛮な思想に囚われる者が大勢出てくるという事です。

一つ言える事は、あなたが環境保護や募金をせず悪魔のように振舞う事は人間は下らんという犯罪者を増加させてきたし、これからも増加させ続けるという事です。全ては連帯責任です。そう言えば、詐欺が異様に増えてきたと思いませんか。

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理不尽2

2006-02-28 17:21:00 | Weblog

自分すら守れないので相手も守れない先進国の人間。人間の精神と身体を何かが蝕んでいる。

弱者をかばう為の力が弱者圧迫の為に使われる理不尽。神は紛れもなく弱い者の味方であるので「神の御名のもと」世界で自爆攻撃が起こるのは当然の事です。最大の悪に、最大の報いがある 先進国の飽食と環境破壊により後進国が不当に罰せられ、大人の飽食の罪は子供が受け継ぐのです。何が悪であるか、もう大人も宗教者でさえも考えていない。

自分は無関係と思っている現代人は全地球に対する自分の立場を知りません。飽食は視野を狭めてしまいます。我々は全世界の人間と友人になれる能力を有しているというのに勿体無い事です。

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理不尽

2006-02-27 02:13:54 | Weblog

DV男は相手の正論に耐えかねて女を殴る事が多い。筋道の通らぬ理不尽を放置する悪風を正さない限りいずれ社会は破綻するだろう。例えばあなたや良民庶民が飢饉に喘ぎ、衣食もままならぬ状況に瀕しながら高級官僚達は自利や楽ばかりを貪っていたなら 大塩平八郎の様に義憤からテロを起こす気にならないだろうか?理不尽な迫害に対する怒りと正義心から全てのテロは起きています。

悪を悪と取り決めねばならない時に、飽食も美食も悪い事だという認識がない。我々は不条理を不条理と思わず弱者を圧迫しているから平和を守れないのです。栄養失調で困っている者がいる時に第二の栄養失調とは随分失礼な状況ではないのか?特に栄養を独占し肥え太り、傲慢な態度で弱者に接している国には最大の義憤の矛先が向きます。

自分は随分前に「この国で救うべきは無実の罪で苦しむ子供」と書いたが過度の快楽に浸った大人がそれを悪いと思わず自分の役目を覚えない限り弱者は永久的に苦しみ続けるのです。罪もない者が刺され殴られ恐怖に晒されるような理不尽に対し神が憤らないのなら、誰も神などいないと思うし信じたくもない。宗教者は特にあらゆる理不尽から手を引く時です。

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聖書の神は怒りやすい

2006-02-25 02:16:24 | Weblog

聖書の神が怒りやすいとはある意味当然の事のように思えます。善心の強い者ほど悪に対して激しく憤るからです。これだけ想像を絶する事件が起きても怒りを覚えず数日後には忘れている人々こそ何処かおかしいのではないだろうか?

涙が流れないのは脳に汚物が詰まり錆びているため。何でも食べて良い宗教があるとは驚きです。

 「この平和が1分でも長く続いて欲しい」と思う瞬間はないでしょうか。どうやら闘わずに守れる平和も、麻薬を吸引しながら守れる平和も無いようです。砂糖まみれで怒りやすく、焦りやすく、自制心はなく、切れやすい子供のような国が核のボタンを握れば世界が破滅へ向かう事は自明の理だろう。

平和を守るには常に求道し「戦争は格好良い」と言い出す馬鹿を全員で見張る事です。多数決で戦争という最大の理不尽が肯定されるのであればまた100年前の繰り返しです。

世界の何処かで自然災害でもあれば断食して祈るというのが宗教者としてのあるべき姿ではないでしょうか。どれだけの事件、事故、災厄が起きても涙も流さずケーキやステーキを貪り食らっているのは自然な人間の姿とは思えません。パウロがこのように言っています。
「彼らの良心は麻痺しており」
「知性の腐った 信仰の失格者です」

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子供を守るには

2006-02-23 00:19:44 | Weblog

子供を守るには健全な大人が社会を築いていなければなりませんね。
20年後の日本では日常的に子供が刺されているのかもしれません。
  「自分の殻に篭っていたい」
  「あの人とは関わり合いたくない」
このような人々が増えれば犯罪を起こすには格好の環境が出来あがります。

そして弱い者ほど武力や知力を頼り一番偉大な力を知らない。米国の戦争がまさにそうで抗ガン剤に等しい対症療法でガンを消失させたかに見えるが各地にガンの芽を撒いてしまった。精神虚弱の甘党に世界の警察が勤まる筈はありません。

この国の大人ももう何も考えていませんね。○歳で死ななければならない罪が子供にある訳もない。大人の罪過の報酬は子供が否応無しに受け取る。大人が闘わねば守れる平和もない。一人だけ壮健で強壮になって守れる平和もない。

若者が何を食べようと口出しする気はあまりないのですが大人にはもう好きな物ばかり食べるのをやめて頂きたいのです。もう十分美食したのだし大人のする事は子供が真似します。

人一人産む事がどれだけ大変か。
人一人育てる事がどれだけ大変か。


知っているのは人の子の親ではないのか?何故全員で犯罪を食い止めようと考えないのか。人類愛の歓びの前に、砂糖の快楽などカスのようなものだろう。

飽食者はその血も脳も曇っています。救いの無い暗闇の中で惨殺された動物達を笑いながら早食いしゴミ箱へ捨てている社会には、血も涙も無い人間が溢れ返るのです。
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チョコレートで…

2006-02-11 02:23:55 | Weblog

チョコレートに含まれるポリフェノールで血液サラサラ
このような宣伝文句でチョコレートが売られている現代日本。今に「チョコレートでガンが治る」という謳い文句が飛び出すのだろう。

コーラなど糖度の高い水を手に取ると落とすのが大変なほどべとついてしまう。糖分の大量摂取によって血液は水あめのように粘性を持ち流れにくくなる…砂糖が入っているだけで駄目です。

⇒ ■砂糖の害ダイジェスト■
サリドマイド禍においても甘党の女性以外は奇形児を産んでいないというデータがあります。(参考) 

砂糖を恐れる事はフードファディズムでも何でもありません。人類の英知です。 

 

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