Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

蕨採りの祟り?と春景色

2021-04-23 09:08:01 | 田舎暮らしの現実

目覚めてすぐはまだよかったものの、時間が経つにつれ鼻の奥に独特のつーんとした感じがしてきます。

毎年GW近くに畑に行くと、ほぼ100%の確率で激しい鼻炎に悩まされます。どうやら私の敵であるアレルゲンの元=野草は何種類もあるらしい。

大量の鼻水を放出(笑)することと引き換えに、大量の蕨を採ることは出来ましたけどね。

帰宅してすぐ重曹をふりかけ熱湯をかけてあく抜き、と思ったら、いつも使う一番大きな琺瑯のボウルでは少々手狭な感じだったので、耐熱ガラスのボウルにも

出動要請。しばらくおいて嵩が少し減ったところでひとつにまとめました。

                 

今夜には食べられそうですが、こういうときに筍があったらなぁと思います。採りたての生筍も売っていましたけど、帰宅後はバタバタなので、とてもそこまで

やっている時間はないなと諦めました。一週間ほど前、ご近所さんから茹でた筍をいただきましたけど、またどこかからやってこないかな?と他力本願な私。

 

蕨だけではなく他にも食べられる野草はないかと、先日こんな本を買ってみました。

              

身近な食べられる野草の下ごしらえやレシピが載っていて、当然ながら畑周辺で見かけるものも。そのなかでも特にアクが少なめで簡単に食べられるもののひとつ、

カラスノエンドウを茹でて、かつおとしょうゆをかけてみました。

               

奥の小さな皿のものがカラスノエンドウ。手前はコゴミの胡麻和えです。さすがにコゴミは自然に生えているものを見つけるのは難しく、おそらく農家さんが

栽培しているものだと思います。それでも運がよくないと出会えません。今回はちょうど農協のスーパーにあったので即座に手に取りました。

カラスノエンドウが食べられるものなんて考えもしませんでしたが、くせもほとんどありませんでした。茹でるときの香りや味に、少しだけ豆の匂いや味を

感じることが出来るくらい。

コゴミはくせのない山菜で、シャキシャキした食感の後で少しぬめりを感じます。蕨もそうですが、そういうぬめりを感じるといかにも山菜を食べているという

気がします。

 

今回の相方の農作業は、グリーンピース、ほうれんそう、大根の種まきとレタスの苗の定植、そして種ジャガイモの植え付け。

グリーンピースを今から蒔いても・・・と思うけれど、少し前にスーパーで買ったうすい豆が本当に残念な代物だったこともあり、あえて反対しませんでした。

もうダメ元でいいや。

レタスは今回40植えましたが、まだ60ほど残っています。まだ朝晩は冷え込むので、時期をずらして植えるほうが被害が少なくて済むかもしれないということで。

現に昨日の朝はマイナス1度ちょっと。ほとんどは朝露でしたが、日当たりの悪いところは霜が降りていたくらいなんです。

ジャガイモは今年4種類。男爵、はるか、普賢丸、タワラヨーデルというラインアップです。いつもならメイクイーンを植えるところですが、今年は特に

種イモが少なかったようで、手に入りませんでした。

                

規則正しく整列したジャガイモたち。この後数を数えて土をかぶせました。

はるか(この名前がついた作物は結構多い)は以前にも作ったことがあります。肉質が特に白いですね。普賢丸とタワラヨーデルは初めての品種。

大きめの種イモは切って切り口に藁灰をつけて植え付けますが、普賢丸もタワラヨーデルも肉質は黄色、タワラヨーデルは外側が赤っぽい皮でおおわれています。

新しい品種は食べるのも楽しみですが、毎年ニジュウヤホシテントウの被害に悩まされます。私はゴムひきの手袋をはめて指で潰して退治しますが、数が多くて。

 

季節の進みが早い今年ですが、今回は行き帰りに、標高の高いところではまだ山桜や花桃がきれいに咲いているのを楽しめました。

畑の近くでも山桜が見ごろを少し過ぎたくらいで、強い風に花びらが吹雪のように降りそそぐのは風情があっていいものです。

                  

訪れる時期が1週間違っても咲いているときに出会えません。今年はちょうどいいタイミングだったなと思います。

これまたご近所・・・と言っても歩いて行ったら結構かかる距離にあるお宅では、いわゆるオープンガーデンをしていて、芝桜が見ごろということで出かけて

みました。

                   

少し盛りを過ぎていましたが、本当にピンクのカーペットを敷き詰めたかのような。木々の根元にもいろいろな植物が植えられていました。

                

これ、何て言うんでしょうね。初めて見ました。黄色の色味が私好み。

季節ごとにいろいろな花が楽しめるそうですし、日本で十指に入るほどの大きな栗の木もあり、聞くところによると敷地はかなりの広さなんだとか。

都会と違った意味で田舎の土地は管理が大変ですから、広ければいいというものでもないけれど、よく手入れがされているなと思いました。

 

さて、鼻のツンツンする感じも収まってきたようなので、今日はこの後リハビリに行ってこようと思います。夕方には投票所の設営の手伝いに。コロナ禍での

初めての選挙なので、きっといつも以上に時間がかかるでしょうね。