相方と私は性格がほぼ真逆ですが共通点もかなりあって、まず第一に挙げられるのが花粉症。ふたりとも一番ひどく反応するのがこれからが季節本番を迎える
イネ科の雑草。
昨日も買い物の途中で見かけましたが、もう穂が出始めていて、あと1週間もしないうちに花粉が飛び始めることでしょう。嫌だなぁ・・・・・・
世間一般ではスギやヒノキの花粉については飛散予報も出ますが、こうした雑草やあまり一般的ではない種類の花粉については自分の体の反応で飛散を知るしか
ありません。市長選投票日にひどくならないことを祈るのみ。
そして共通点のもうひとつが、腰痛や膝痛持ちというところ。夫婦揃って整形外科のお世話になっていますが、ここ最近、仕事で酷使することもあって、相方の
膝の痛みがかなりひどくなってしまいました。
変形性膝関節症が原因で、当然ながら正座などはしてはいけないことの最初に挙げられるもの。
でも築50年以上、昭和な我が家は和室がほとんど。畳敷きでないのは台所とこのパソコンのある部屋、そして私たちの寝室くらい。
和室が多い、ということは、生活の基盤が椅子に腰かけではなく畳に座す、ということ。
朝食は台所で食べる習慣になっていますが、それ以外は居間で、冬場はこたつ、それ以外はこたつのテーブルだけ使っています。
私は1年半ほど前に左膝の半月板を傷めてからは牛乳パックで自作した椅子を使っています。食べやすくはないけれど、横座りで食べるよりはまし。
膝痛がひどくなった相方はと言うと、座布団を二つ折りにした上に娘がかつて使っていた枕を敷いて対応しています。
牛乳パックの椅子も試してみたけれど、今度は腰が痛いって言うんです・・・・・・厄介な奴やなぁ、ほんまに。
そこで考えたのが、低めのダイニングセット。これを居間で使うのはどうなんだろう?ということ。
居間は6畳で、普通のダイニングセットだと部屋が狭く感じられるのではないかということや、テレビが見づらくなること、年齢を重ねると低めの方が絶対
楽だろうということからすると、それほど悪い選択肢ではないような気がします。
かなり前にある旅館に泊まったとき、食事処で囲炉裏に低い椅子での食事だったのだけれど、それがかなり心地よくて、いつかそういう低めのダイニングセットを
使ってみたいと思っていた時期がありました。
今がその適期、なんじゃないの?と、どんなものがあるか画像検索。すると出るわ出るわ。
いろいろ見てみましたけど、見れば見るほど「無理」という言葉が頭の中に浮かんできます。
なぜならば、私はともかく相方は食後すぐにごろんと寝転んでテレビを観るということが習慣になっています。
部屋の真ん中にダイニングセットなどあったら、場所はともかく寝転んだらテレビが見づらくなるはず。
朝昼晩三食台所で食べる、というのも、春や秋ならいいいけれど、冷暖房がない台所で夏や冬場はちょっと耐えられそうにありません。
その点畑の家はいわゆるワンルームですが、結構広めなのでダイニングセットがあっても余裕で寝転べます。もっともテレビはありませんが。
この家が建てられた昭和40年代には、まだ家電製品の種類も少なくて、今のように何をするにもこれほど電気が必要になるなんて予想もしていなかったはず。
なので電源=コンセントの数が圧倒的に少なくて、これが暮らしにくさに繋がっています。
例えば台所にしても、コンセントはあっても作業をする場所から遠くて数も少なく、導入したい調理家電(ハンドミキサーなど)があっても買えないんです。
リフォームするには財力もないし。だから賃貸でいいから!の引っ越し願望が私のなかでふつふつと湧いてきます。
暮らしやすさを求めてあれこれ工夫するのは大好きですが、やれることには限界がある。これからは体力が落ちてくるのでなおさらです。
気力まで落ちて、もうどうにでもなぁれ、になる前に、ちょっとでも快適、いや「適」だけでいい(笑)から近づけたいと切に願う私です。