Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

仕事は遅かったけど誠意は伝わりました

2021-04-13 05:49:02 | えとせとら

この前の土曜日、畑のある村から固定資産税に関する書類が送られてきました。

口座引き落としにしているので、送られてくるのは納税通知書のみ。4回に分けて引き落とされる金額や固定資産の評価額などが載ったものです。

このところほとんど金額に変化はありませんでしたけど、一応中身を確かめましょうと開封して見てみると、あれ?

なんだか税金、安くなってない?と感じてすぐさま去年の同じ書類を出して見比べてみると、確かに金額が下がっています。

なんでかなぁと思って更に見比べると、最初に書かれている算出基礎の課税標準額のうち、土地のところが空欄になっているではありませんか。

いくら土地が安い田舎とは言え、去年は100万ちょっとの価格が書かれていたんです。

更に課税明細書を見てみると、土地の価格が確かに下がってはいますが、ゼロになったわけでもなく。

この、訳のわからないもやもやは放っておくわけにはいかない、と思ったものの土曜日じゃね。

 

ここでざっと、うちの畑についてご説明。

元々棚田だった土地を2か所購入しました。最初は1か所だけのつもりだったのですが、もう1か所はうまいこと買わされたようなもの。

最初から買うつもりだった土地に小さな家を建て、余った半分を途中から畑にして、買わされたほうはずっと畑オンリーで使用してきました。

畑オンリーで使っていますが、地目は宅地のまま。途中で雑種地にでも替えればいいじゃん、と言われていたけれど、名古屋のことを思ったら税金も広さに

比べてめちゃくちゃ安いこともあってずっとそのままに。

その畑オンリーの土地の現況地目が、今年度からなぜか宅地から畑に変わっていました。確かに畑だけど、もう10年以上畑なのに、今更なんなの?って

思っても仕方ないと思いません?

 

週が明けた昨日の朝、早速村役場へ電話。若い男性職員さんが対応。

土地に対しての固定資産税がないことや、去年の課税評価額と今年の明細に書かれている前年度課税評価額は同額でなければならないはずなのに、金額が

かなり食い違っていることなどについて質問。

調べてから折り返しお電話します、という返事だったのですが、昨日はその後義母の胃ろうのペグ交換で病院へ行かなくてはならなくて、10時半前には家を

出ようと思っていたのでその旨を伝えると、それまでには回答するということで一旦電話終了。

でもその後、出発時間が近づいても一向に電話がかかってきません。役所仕事だからしゃあないか~、と相方と話しながら家を出ました。

 

ペグ交換を無事に、しかも短時間で(普通の診察よりうんと早かった)終えて、お昼を済ませてから帰宅すると着歴が2回。その1度目は私たちが家を出た

直後でした。お、ちゃんと仕事したのね。

1時を少し過ぎた頃、再び電話がかかってきました。

私が疑問に思ったまず1つめ、土地に対する税額がないことについては、今年評価替えがあって地価が下がったからという説明。

でもいくら下がったとしても全くなし、というのはおかしくない?それに畑オンリーの場所だって今更どうして地目を変えたのか、納得できる説明が欲しい。

地目が畑になったから評価額が下がるのはまだしも、家が建っているほうの土地の課税評価額がかなり違っていることについて、おかしいと思いません?

みたいなことを突っ込んでみると、また調べ直してお電話します、とのことでそれから2時間近くまた待たされた後電話がかかってきました。

簡単に言うと、なにやらシステム上の手違いがあったらしく、土地の税金の計算が間違っていたんだそうです。

申し訳ありませんが、再度課税明細書を送らせていただきます、と平謝りの職員さん。それまで宅地だったのが畑に変わった件については、10年以上畑として

使われているので、この先宅地として使うことはないと判断されたらしいです。まあそれならそれでいいけど、もっと早く判断してもらいたかったな。

そしてその電話がかかってくる前にもうひとつひっかかる点を見つけてしまった私。それは建物の屋根について「合金鋼板」とあったこと。畑の家の屋根はどう

考えても金属じゃないぞ!と思って、もし屋根が合金鋼板でなかったら税額って変わりますか?と尋ねると少し待たされた後、変わるとの返事。

建物の税額が下がるかもと思い、職員さんに屋根は金属製ではないはずなので、一度確かめてみてそれから課税明細書を送ってもらうようにお願いしました。

対応してくれた若い職員さん、ミスがあったからということもありますが、一生懸命調べたり説明してくれたことについては役所仕事ではない誠意を感じました。

面倒くさいオバサンと思われただろうけど、これからも頑張ってほしいと思います。

 

もっと簡単に済む話かと思ったのですが意外に厄介でした。でもせっかく税金を、例えわずかでも納めるうえは、ちゃんと納得して納めたいじゃありませんか。

今回の件で、こうした明細などはきちんとチェックするべきだと改めて感じました。どうせ同じでしょ、なんて思っちゃいけませんね。