Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

余命の選択

2020-10-10 08:42:57 | 鬼嫁yukinokoの介護日記

一昨日昼過ぎに畑から戻ってしばらくした後、義母の入院している病院へ出向きました。

義母が胃ろうを作ることについてはもちろんですが、それに伴う今後起こり得る状況などへの対応について説明を受けるためでした。

対応してくださったのは、ベテランの看護師さん。

胃ろうがうまく作れなかった場合や、作れたとしてもうまく機能しない場合(なんらかの理由でそうなることもあるそうな)にどうするかというのが、主な

内容でした。

 

来週水曜あたりにようやく介護度がはっきりしそうで、多分介護度が上がってこれまでショートステイで預かってもらっていた同じ施設の特養でお世話になることに

なりそうではあるけれど、胃ろうが作れて問題なさそうなら、というのが前提。

普通病院側としては、胃ろうを作って1週間ほど様子を見て大丈夫そうなら退院になるけれども、施設側は2週間は見て欲しい、とのこと。

もしも病院側が2週間は無理というか、その必要はないと判断して退院しなければならないとなると、その間の期間をどうするかがまず差し迫った問題のひとつ。

出来れば2週間先までなんとか今の病院にいさせてもらうのが一番だとは思うけれど、そこは主治医の判断次第。

そして、胃ろうがなんらかの理由で作れなかったりうまく機能しなかったりした場合は、特養での受け入れは無理。

その場合に、別の病院へ転院するか老人保健施設に入所するかなどしなくてはならないけれど、3か月ごとの転院が必要になります。

出来ればそういったたらい回し状態は避けたい、というのが相方や私の意向。

看護師さんは、このまま義母の食欲が回復せず(現在も1割程度)胃ろうも作れない場合に、そのまま衰弱して自然死を迎えてもいいのであれば特養でも

受け入れは可能だと話していました。

その晩義弟が家に来て3人で話し合いましたが、相方はさすがに何もしない状態で自然死を迎えさせる選択は出来ないけれど、妻に先立たれている義弟は

それもありだと思うという意見。

とにかく胃ろうを作ることにして、その後はまたそのとき考えるという結論しか出せませんでした。

 

昨日、担当医から連絡があり、胃ろうを作る準備段階として経鼻栄養補給をしたけれど嘔吐したという話で、もしかすると潰瘍などが出来ていて通りが悪くなって

いるかもしれない・・・という話もあり、先行きに懸念が生じています。今日午後から相方と病院へ出向いて、担当医から直接話を聞くことになっています。

もしかしたら義母の食欲不振も今までわかっていない部分に何か病変があってのことかもしれませんね。

いずれにしても、本人の意思を確認することは出来ず、今後については相方や義弟の判断に委ねられることになります。こういう命に関わる判断をするのは

精神的にかなりしんどいです。いずれは見送る日がくるわけですが、それまで出来るだけよりよい方向に進むことを祈るのみ。