くらしのうつわ

信楽焼の窯元に生まれた娘の日記

第2回 TEIBAN展「信楽」 窯元散策路・朝宮編

2012年02月15日 23時59分18秒 | 日記
今日は前回のワークショップ編に引き続き、信楽のまちなかの窯元さんと、今回初参加の朝宮さんのご紹介です。


信楽には、「窯元散策路」という、窯元を自由に見学できるコースがあります。

今回のTEIBAN展では、そんな窯元さんたちもたくさん出展されていました。





傘立や大物を作っている「丸滋製陶」さん

今回は一人暮らし用の狭いマンションにも置ける傘立です。






陶雛人形や五月人形、置物から茶壺まで幅広く作れる「明山窯」さん

もうすぐひな祭りもあって、かわいい手作りの陶雛人形が人気でした。






信楽の新しい土「信楽透器」を手掛けられている「卯山窯」さん

透ける土で、ペンダントライトがとても綺麗でした。






白色にこだわる「shiroiro-ie」こと「松庄」さん

店主自らの白色のこだわりぶりです。






つくばいや大物陶器を製造する「ヤマタツ陶業」さん

自転車スタンドの考案です。試作段階ですので、お客様の意見をたくさん聞いてらっしゃいました。






朝宮農園の「かたぎ古香園」さん「北田園」さん「昇龍園」さん

葉っぱを見ただけで、3社の葉と手摘みの葉やそのほかいろんな状態の葉っぱの違いを見分けわれ、それぞれの葉のお茶の入れ方の違いや温度、飲み方などなど、農園のこだわりをたっぷり教えていただきました。




今回もそれぞれの窯元の特性がたくさん出ている品物ばかりで、前回のお客さまのご意見を参考に、新しく改良されているものもありました。

作り手ならではの対応ですね

作り手と使い手の距離が近いと、すぐに品物に反映されて、どんどんいいものが出来ていくと思います。

今回もたくさんのご意見で、また新しくいいものが出来ていくのではないでしょうか。

TEIBAN展ならではの、作り手と使い手の距離感。

普段から大切にしていきたい距離ですね




本日のくらしのうつわ

朝宮茶 by TEIBAN展