くらしのうつわ

信楽焼の窯元に生まれた娘の日記

第2回 TEIBAN展「信楽」 ワークショップ編

2012年02月13日 23時59分58秒 | 日記
2月9日から12日まで東京新宿パークタワー OZONE で開催されました TEIBAN japan classico展「信楽」。

その中で出展された窯元のうち、今日はワークショップや実演など、土にまつわる展示された方々をご紹介します。



中央や入口などに写真展示があり、信楽の風景を見ていただきます。

そのかたわらで土の大好きな信楽人が新宿のビルの中で信楽を持ち込み作陶やワークショップをしました。





水琴窟や大物が得意の「八山窯」さん

ロクロで大物を作っています。





信楽で唯一のカエル作りの窯元「シクヤ製陶所」さん

大きなカエルが型から出てきました。





リバーシブル皿でおなじみの「文五郎窯」さん

ワークショップで、お客様に作陶してもらっています。





オリジナルの土が豊富な「山中陶土」さん

押し型体験など、土に触れてもらっています。



今回は、窯元ならではの土にまつわることを見ていただくブースの多い展示会になりました。

陶器の出来るまで知らなかった方や、土に触れたことのなかった方も多くいらっしゃたのではないでしょうか。

知っていただく。

知ってもらえる。

私たち信楽の日常が当たり前ではないことを改めて知る。

作り手と使い手の距離が近づくことで、よりいいものが出来上がってきます。

もの作りにおいて、本当に大切なことを東京でまた教えていただきました。


土とばかり触れ合ってばかりではなくて、たまには人と触れ合ってみないといけませんね。

土を触っていると落ち着く信楽人。今回は土を触りながらの接客で、あまり緊張しなかった・・・かな





本日のくらしのうつわ

朝宮茶ティラミス in 新宿パークタワー OZONE