くらしのうつわ

信楽焼の窯元に生まれた娘の日記

第2回TEIBAN展「信楽」 Salon du グータン編

2012年02月16日 23時39分12秒 | グータン
さて、今日は昨日に引き続き、先日の TEIBAN japan classico 「信楽」展のSalon du グータン編です


TEIBAN展に向けて、このブログでもお伝えしていましたように、朝宮さんのお茶粉を使って「朝宮ティラミス」ほうじ茶味、紅茶味、緑茶味をみなさんに振る舞いました。


グータンとしては、お茶粉の課題をいただき、お料理の提案。

朝宮さんとしては、お茶粉を使っての新たな可能性の提案。

そして、私はグータンでいつも使っていただいているうつわを展示会に来ていただいた方に、使い心地を実際目の前で聞かせていただける絶好の機会。

それぞれの思いが集まれば、いいものだって出来るし、新たな出会いと発見があります。


ティラミスを召し上がっていただいている時の緊張感は、いつまでたっても忘れられません。

美味しいと言ってもらった時の感動も忘れられません。

うつわの使い心地がいいと言ってくださった方々の表情は私の財産になります。


本当にいい経験をさせてもらった4日間。


そのうちの1日だけ、東京ガスさんのキッチンを借りることが出来ました

さすがショールームの一角のキッチンルームなだけあって、すごい設備とすごく綺麗なキッチン





さすがの私もテンション上がりまくりです

早速、ティラミス作りです



一人グータンで、なんだかもったいないやら、申し訳ないやら・・・

そして、せっかくガスが使えるということなので、持参してきた タジン鍋で簡単なお料理です。

キャベツたっぷりで、キャベツの味がそのまま味わえる「タジンでキャベツ」

ハムとチーズとブラックペッパーを入れて火にかけること10分。

かわいいタジンの蓋をあければ、出来上がりです



グータンのたびに登場するチャビィのお鍋たち。

ここでも、大活躍です。

土鍋の良さを改めて知り、素材の美味しさに驚いたチャビィたち。

グータンの成長とともに、たくさんのことを学びました。

東京の方にも、チャビィ料理を食べてもらいたいという夢は、少しかなったかな・・・


そして、キャベツとティラミスを私のうつわで、たくさんの人に食べていただきました。






今回、やって良かったってことが、たくさんありました。

準備が大変な分だけのものは、ありました。

やらずに後悔するより、やって後悔した方がいいといいますが、やって後悔のないことって、本当に感動的です。


この経験を生かして、うつわ作りやグータンをますます発展させたいと思います。


お料理を通して出会った方々に心から感謝です。




本日のくらしのうつわ

タジンでキャベツ