A級順位戦など

　今日は天童市で支部対抗戦の県大会が行われております。対局はどうなったでしょうか？私は大会等にはあまり参加せずに、ただ傍観者で恐縮しています

 

　Ａ級順位戦の最終局が先週の金曜日に行われました。別名「将棋界の一番長い日」と言われております。

　名人挑戦者には、６人が６勝４負で並んで、史上初の６人でのプレーオフとなりました。プレーオフは下位の順位の者から対局を行っていくものです。最初に久保王将と豊島八段が対局して、その勝者が広瀬八段と対局し、その勝者が羽生竜王と対局し、その勝者が稲葉八段と対局して、ようやく名人挑戦者が決まるものです。最初の対局者は、５局連続勝たなくてはいけないので大変です。

　Ａ級順位戦では６人でプレーオフとなったところですが、２つの永世称号を持つ渡辺棋王が４勝６負で降級となりました。今回は稀にみる激戦となって、降級者を３人出るリーグ戦であったなど、誰が降級しても不思議ではなかったと思います。

　参考までに、Ａ級順位戦のプレーオフ（第１局）が「ＡbemaTV」で放送されております。