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ウイリアム王子夫妻かヘンリー王子夫妻か…ヴィクトリア・ベッカムの“大いなる悩み”とは

ウイリアム王子夫妻かヘンリー王子夫妻か…ヴィクトリア・ベッカムの“大いなる悩み”とは

著者:森 昌利

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ベッカム夫妻【写真:Getty Images】

 デビッド・ベッカムとヴィクトリア・ベッカムの“ベッカム夫妻”といえば、英国のワーキングクラスが生んだスーパーセレブカップル。その2人が結婚して以来、世界のメディアがベッカム家を追っている。さながら“民衆のロイヤルファミリー”といったところだが、最近のヴィクトリアは“本物のロイヤルとの付き合い”で頭を悩ませているという。仲良し家族としても有名なベッカム家が迫られている“決断”とは?

 ◇ ◇ ◇

 

ウイリアム王子夫妻とヘンリー王子夫妻 招待するのはどちら?

 夫のデビッドは2000年代、イングランド代表主将として世界が注目するサッカーアイドルに。一方で妻のヴィクトリアも1990年代に世界を席巻したスーパーアイドルグループ「スパイス・ガールズ」のメンバーとして一世を風靡し、現在はファッションブランド「ヴィクトリア・ベッカム」を成功させたデザイナー兼実業家だ。

 そんなベッカム夫妻は4人の子宝にも恵まれたが、そのうちの1人が迎える慶事をめぐって問題が発生しているという。英雑誌「クローサー」が掲載した記事によると、その慶事とは来夏に予定されている長男ブルックリンと米女優ニコラ・ペルツの結婚式。ここにウイリアム王子夫妻のケンブリッジ公爵家とヘンリー王子夫妻のサセックス公爵家の“どちらを招待するか”で、ヴィクトリアが頭を悩ませているそうだ。

 近親筋は「もちろん両夫妻を招くことが自然ですが、それでは主役の座が息子カップルから両夫妻に奪われてしまうことにもなります。しかし、どちらかを選ぶということも非常に難しい問題です」と証言している。

 王子兄弟の確執が報じられているだけに、もしも両夫妻がブルックリンとニコラの結婚式に登場するとなればメディアの取材合戦も激化するだろう。冗談ではなく、結婚式どころの騒ぎではなくなる可能性が高い。

 しかし、ベッカム夫妻は両夫妻と親交がある。元サッカー選手のデビッドはイングランドサッカー協会会長であるウイリアム王子と親密な関係だ。デビッド自身もウイリアム王子を「親友」と呼び、最近も「UEFAユーロ2020(欧州選手権)」のイングランド戦を一緒に観戦する姿が話題になった。

 その一方で、デビッドは「一緒にいるのが楽しい」とヘンリー王子との関係を語り、友人関係を築いている。またヴィクトリアもメーガン妃が「ヴィクトリア・ベッカム」のアイテムを着用していることから、妃との関係は良好だという。

 総資産17億ドル(約1887億円)といわれるニコラの父親で超富豪のネルソン・ペルツ氏は、この結婚式に2000万ポンド(約31億4000万円)の予算を組むと伝えられている。今のところ噂されている招待客には、英ミュージシャンのエルトン・ジョンや米俳優のジョージ・クルーニー、トム・クルーズなど超A級セレブリティの名前が並んでいるようだ。

 果たしてそこに招かれるのはウイリアム王子とキャサリン妃のケンブリッジ公爵家か、それともヘンリー王子とメーガン妃のサセックス公爵家なのか。続報に注目したい。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)

 

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【写真】仲良し家族で有名なベッカム家 4月には家族6人の集合写真を公開 「素晴らしい遺伝子」とファンの絶賛を受けた

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メーガン妃父トーマスさん 誕生日にバラの花束贈るも返答なし 価格は約3万円と英紙

著者:森 昌利

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メーガン妃【写真:AP】

 4日に40歳の誕生日を迎えたメーガン妃。同日にはコロナ禍で職を失った女性を助けるためのプロジェクト「40×40」を発表し、豪邸内で撮影されたビデオメッセージと併せて世界の注目を集めた。その一方で、未だアーチーくんとリリベットちゃんの孫2人と対面を果たせずにいる妃の実父トーマス・マークルさんが、今回の誕生日に豪華な花束を贈ったことも話題になっている。妃と“絶縁”の状態にあるトーマスさんは3月、自身のインタビュー実施を訴えて米有名司会者の自宅に突撃したことも大きな話題になった。

 ◇ ◇ ◇

 

黄色のバラ2本は孫2人を表しているという

 先月出演した米FOXニュースの番組で、孫と会う権利をめぐり「カリフォルニアの裁判所に申し立てを行うつもりだ」と発言したメーガン妃の実父トーマス・マークルさん。またエリザベス女王や英国民に対し、「(アーチーくんとリリベットちゃんの)子ども2人の両親の行状を見逃してほしい」などと訴えていた。

 妃との溝が生まれたきっかけは、2018年のロイヤルウェディング直前にパパラッチと共謀してヤラセ写真を撮影したこと。FOXニュースより前に出演した番組ではこの件について許しを請うていたが、状況は未だに変化していないようだ。

 妃の誕生日から数日後、米情報サイト「TMZ」はそんなトーマスさんが妃の誕生日にバラの花束を贈ったと報じた。中央に2本の鮮やかな黄色のバラ、その周囲に美しい真紅のバラを組み合わせた花束で、黄色のバラ2本は孫2人を表しているという。トーマスさんが実際に語った内容として「ハッピーな誕生日と輝かしい日々を祈ります」と記したカードも送ったとしている。

 一方で英大衆紙「ザ・サン」は、この花束がヘンリー王子夫妻の住むカリフォルニア州サンタバーバラのフローリスト「Kaleidoscope Flowers」で注文されたことを突き止め、同店の白いバンが実際に花束を届ける場面の写真などを掲載している。

 トーマスさんが花束に添えた実際のカードとする写真もあり、そこには「HAPPY BIRTHDAY TO MY BEAN WITH MUCH LOVE AND A BRIGHTER FUTURE. DAD」(ハッピーバースデー、私のビーンちゃん、たくさんの愛と明るい未来を添えて。父)と書かれていた。さらに購入時のレシートまで添えられており、お値段は配送料と税込で287.11ドル(約3万1570円)と記されている。

 だが残念ながら、これらに対して妃の反応はなく、完全に無視された状態となっているようだ。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)

 

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【写真】メーガン妃父トーマスさん 3月にヘンリー王子夫妻インタビュー司会者の自宅を訪問した様子 「インタビューを受ける権利がある」との手紙を警備員に渡した

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エリザベス女王 鮮やかピンクコーデで歓迎式典へ ポニー伍長との再会も話題

著者:Hint-Pot編集部

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エリザベス女王【写真:Getty Images】

 7月下旬にスコットランドのバルモラル城へ出発したエリザベス女王。同城での夏季休暇は、4月に最愛の夫フィリップ殿下を亡くしてから今回が初となる。また、バルモラル城は現地時間8月2日まで一般公開されていたため、公開会期が終了するまでは近くのコテージに滞在するとみられていた。そして9日には公式の歓迎セレモニーが開催され、女王は鮮やかなローズピンクのコーディネートで登場。いたずら好きと話題の有名シェトランドポニーとの再会も果たした。

 ◇ ◇ ◇

 

10月までの滞在中も国家元首としての仕事は継続

 エリザベス女王は現地時間9日、スコットランドのバルモラル城で公式の歓迎を受けた。英メディアはそれぞれの形でこれを報じ、中でも英大衆紙「デイリー・メール」は女王のコーディネートに注目。帽子とコートを鮮やかなローズピンクでまとめた装いを「輝きを放っていた」と称賛した。

 英雑誌「ハロー」は、女王が“再会”した動物に注目。歓迎式典に登場したシェトランドポニーのクルアチャン4世だ。式典を行ったスコットランドの陸軍連隊ではシェトランドポニーに下級伍長の階級を与え、マスコットにする伝統がある。現在のクルアチャン4世は2018年からこの役目に就いているが、同年にヘンリー王子が結婚前のメーガン妃を伴って同城を訪問した際は王子の指を噛みかけるという大胆な行動で話題になった。

 同城での夏季休暇は、4月に最愛の夫フィリップ殿下を亡くしてから今回が初。このため女王のコンディションや訪問が予定されている王室メンバーなど、さまざまなトピックスが報じられている。女王の次男アンドリュー王子の元妻セーラ元妃(サラ・ファーガソン)の動向もその1つで、「メール」紙は先に情報筋の話として今夏も訪問が予定されていることを伝えていた。

 セーラ元妃は過去のスキャンダルによりフィリップ殿下との確執が報じられており、同城では殿下との対面が避けられていたという。だが、殿下の逝去後はアンドリュー王子と復縁するとの見方も再燃しており、同城への訪問も併せて注目を集めているようだ。他にはウイリアム王子とキャサリン妃一家やエドワード王子とソフィー妃一家が訪問するとみられている。

 女王の滞在は10月までの予定。夏季休暇ではあるが、政府閣僚などからの文書による報告は毎日届けられ、国家元首としての仕事は継続する。

(Hint-Pot編集部)

 

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【写真】エリザベス女王 バルモラル城の歓迎式典で鮮やかローズピンクコーデ スコットランド陸軍連隊のシェトランドポニーと再会し抜群の笑顔

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【動画】スコットランド陸軍連隊のシェトランドポニー 2018年にヘンリー王子の指を噛みかける実際の様子 抜群の反射神経でとっさに手を引いている

 

 

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ヘンリー王子夫妻の写真どこに…エリザベス女王の謁見室が話題 兄夫妻は目立つ位置に

著者:Hint-Pot編集部

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エリザベス女王とヘンリー王子夫妻【写真:AP】

 英国では首相たちが週に1度、エリザベス女王に謁見して重要な政治的案件を報告することが慣例。新型コロナウイルスの感染拡大以降、ボリス・ジョンソン現首相との直接的な謁見は中止されていたが、現地時間23日に約1年半ぶりの再開となった。公開された謁見室の様子をめぐり、英大衆紙各紙は飾られたヘンリー王子夫妻の写真位置に注目。話題になっている。

 ◇ ◇ ◇

 

小さなサイドテーブルの上に置かれた写真立て その前には牡丹の花瓶も

 エリザベス女王はヘンリー王子に対してはとりわけ甘く、8人いる孫たちの中でも王子が一番のお気に入りと言われてきた。また、その妻メーガン妃にも目をかけ、3月の暴露インタビューで妃が証言したように「常に優しく接して」いたという。

 それは王室上位メンバーのみが利用する「王室専用列車」、いわゆる“お召し列車”に結婚から数週間後の妃も乗車し、女王の公務に同行したことからも分かる。義姉であるキャサリン妃は結婚9年目まで利用が許されず、メーガン妃の乗車は異例中異例の好待遇だった。

 しかし“王室引退”後、ヘンリー王子夫妻は度重なる王室批判を展開。女王はひどく動揺し、心を傷めたと報じられている。そんな女王の心が反映されているのだろうか。英大衆紙「ザ・サン」は、約1年半ぶりに謁見したジョンソン首相以外にも、首相が通されたバッキンガム宮殿の謁見室に注目。ヘンリー王子夫妻の写真が花瓶の裏に“隠された”ように置かれていたと伝えている。

 実際に見てみると、その写真は婚約時に撮影されたツーショットのポートレート。この写真は以前、最も目立つ位置にあるサイドテーブルに置かれていたが、今回はその隣の小さなテーブルに移されていた。しかもその写真立ての前には大きな牡丹が差された花瓶が置かれており、ほとんど写真を確認することができない。

 その一方で、ウイリアム王子とキャサリン妃の婚約ポートレートだったツーショット写真はヘンリー王子夫妻の写真より大きな写真立てに入れられ、サイドテーブルに置かれていた。

 ちなみに謁見室の写真配置を決めている人物は分かっておらず、また配置は定期的に変えられるため、ヘンリー王子夫妻の写真が部屋の中から完全に消えてしまったことがニュースになった時期もある。

 この写真配置だけで女王とヘンリー王子夫妻の関係を量ることはできないが、謁見室は女王が最も大切にしている品々を保管する場所でもあるという。「ヘンリー、メーガン、そしてアーチーはこれからも私の家族の一員です」と、2020年1月の“王室引退”発表直後に出された女王の声明の通り、公人から離れた孫を大切に思っているからこそ目立ちすぎない位置に写真を飾り続けているのかもしれない。

(Hint-Pot編集部)

 

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【写真】ヘンリー王子夫妻の写真立ての位置が話題に エリザベス女王とジョンソン英首相が1年半ぶりに会談した謁見の間 実際の様子

 

ヘンリー王子夫妻の写真は3の位置に。ウイリアム王子夫妻の写真は5にある

 

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ヘンリー王子夫妻 オバマ元米大統領パーティーに招待されない理由 元報道官が指摘

ヘンリー王子夫妻 オバマ元米大統領パーティーに招待されない理由 元報道官が指摘

著者:森 昌利

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ヘンリー王子とメーガン妃【写真:Getty Images】

 8月4日、区切りとなる40歳の誕生日にビデオメッセージを公開し、コロナ禍で失職した女性たちへの支援プロジェクトを呼びかけたメーガン妃。豪邸の一部で撮影されたことも話題になったが、プロジェクトに対する巷のリアクションが“薄い”とする報道もあった。また、バラク・オバマ元米大統領の誕生日パーティーには“招待されていない”という事実も明らかになっている。

 ◇ ◇ ◇

 

「2人はA級セレブであっても超A級ではない」

 元米大統領のバラク・オバマ氏とメーガン妃の誕生日は同じ8月4日。複数の米メディアが掲載した記事によると、オバマ氏は現地時間7日、60歳の誕生日パーティーをマサチューセッツ州マーサズ・ヴィニヤード島に所有する豪邸で開催した。

 コロナ禍のためソーシャルディスタンスに配慮できる野外パーティーだが、批判の声を受けて直前に規模を縮小したことも報じられていた。ちなみにこのパーティーは“撮影厳禁”だったが、数人のゲストが知らずにSNSで動画などを公開し、のちに削除する騒ぎにもなっている。

 米雑誌「ピープル」によると当日のゲストは約200人。英大衆紙はそれ以上とも伝えている。複数の報道によると、その顔ぶれは米俳優トム・ハンクスとリタ・ウィルソン、米映画監督スティーブン・スピルバーグといったハリウッドセレブの他、王子夫妻を擁護している米CBSのジャーナリスト、ゲイル・キング氏など。キング氏の友人であり3月放送の暴露インタビューでホストを務めた米有名司会者オプラ・ウィンフリーは、翌日のブランチに参加したそうだ。

 残念ながら招待されなかったヘンリー王子とメーガン妃。元英王室報道官ディッキー・アービター氏は英大衆紙「デイリー・エクスプレス」に対し、考えられるその理由をストレートに語っている。

 同氏は「(ヘンリー王子夫妻が招待されなかったことに)まったく驚きませんでした。なぜなら、2人はA級セレブであっても超A級ではないからです。初めから招待リストに名を連ねるとは思っていませんでした」と語り、王子夫妻のステータスが米セレブ界で“最高峰に達していない”ことを指摘した。

 一方「エクスプレス」紙は他の記事でも、匿名のハリウッドプロデューサーによるコメントを掲載している。この人物は「(メーガン妃の)誕生日メッセージに対する反響が小さかったことは驚きであり、失望を呼びました」と前置きしながらも、3月放送のインタビューなどで暴露や王室批判の露出が続いたことによる影響を指摘。英王室に憧れて夫妻を支持していたファンが「困惑し、少々(2人に)飽きてしまっています」と語り、米国での人気下降傾向を指摘した。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)

 

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【写真】ヘンリー王子とメーガン妃は招待されず? オバマ氏60歳の盛大なパーティ 現在は削除された現場の写真 数人がSNSに投稿していた

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メーガン妃 オバマ夫妻の“パクり”疑惑の声も 動画配信契約にまつわる声明発表の内容がそっくりと英紙

著者:森 昌利

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メーガン妃【写真:AP】

妃は7月に行ったスピーチでも“盗作”と非難

 メーガン妃とヘンリー王子が会社を設立し、米動画配信大手「ネットフリックス」と複数年の大型契約を結んだニュースが世界を駆けめぐっている。契約金額は明らかにされていないが、1億ドル(約107億円)以上などと英メディアは伝えた。一方で、夫妻は契約に際して声明を発表したが、その内容が2年前のバラク・オバマ米大統領夫妻の声明と「そっくり」だと指摘する声が出て話題になっている。メーガン妃は7月に行ったスピーチで、スティーブ・ジョブズ氏の発言とかぶる言葉があったとして非難されたこともあったが、またも“パクり”疑惑の声が上がっているという。

 ◇ ◇ ◇

 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」は、“メーガン・マークルの恥”と見出しを付けて報じた記事に今回の契約でメーガン妃とヘンリー王子が発表した声明と、2年前にオバマ前米大統領夫妻が同社と契約した際の声明を並べて紹介。「内容が酷似している」と指摘している。

 オバマ夫妻は「人種や階級、民主主義、公民権などのさまざまな問題を取り扱った作品は、単なるエンターテインメントでなく、人々を教育し、つなげ、インスパイアするものになります」という内容だった。

 一方、今回のヘンリー王子とメーガン妃夫妻は「多様なコミュニティと環境問題への取り組みを通じて、世界中の人々に光を当て、その原因を探り、単に情報を提供するだけでなく、希望も与えるコンテンツを作っていきたいと思います」と声明を発表している。

 どちらも単なるドキュメンタリー番組ではなく、人々を教育して「世界に現存する数々の問題の真実に迫る」という姿勢を見せている。「エクスプレス」紙によると、オバマ夫妻はヘンリー王子夫妻に「アドバイスはしていない」と語っているという。

 人種差別や環境問題に取り組むことはオバマ夫妻の専売特許ではないし、立場上、番組制作のコンセプトがかぶるのは仕方ないだろう。けれども声明文まで同じような印象を与えてしまうとなると、これは確かに「エクスプレス」紙の見出しの通り“恥”ではある。

 ちなみにオバマ夫妻もヘンリー王子夫妻も契約料は明かしていない。しかし、人気番組「グリー」の制作者ライアン・マーフィーは5年契約で3億ドル(約320億円)の契約金を手にしたとされる。世界的なセレブの前米大統領夫妻や元ロイヤル夫妻の契約料も、それ相応の金額だろう。「エクスプレス」紙は今回の契約について「1億ドル(107億円)は下らない」とその莫大な契約金額を推定している。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)

 

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【動画】メーガン妃 物議を醸した7月のスピーチの様子 スティーブ・ジョブズ氏のスピーチを引用したとされ、有名な「ノイズ」という言葉を使用している(10秒)

 

 

 

 

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ヘンリー王子がユージェニー王女にSOS? 回顧録取材で“王室内唯一の協力者”に浮上

著者:森 昌利

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ヘンリー王子【写真:AP】

 突如発表されたヘンリー王子の回顧録出版。3月放送のインタビューやポッドキャスト、Apple TV+のドキュメンタリーシリーズでは、自身のメンタルヘルスに絡めて王室を批判していたが、まだ言い足りないことがあるのかと世界を驚愕させた。そして今、執筆協力者として有名王室メンバーの名前が浮上しているという。

 ◇ ◇ ◇

 

夫のジャック・ブルックスバンク氏も含めて夫妻同士で親交があるという

 各紙が注目したヘンリー王子の回顧録出版。その内容予測はさることながら、ゴーストライターとして実際に執筆する人物が米国で優れた報道などに贈られるピューリッツァー賞の受賞者、J・R・モーリンガー氏であることも大きな話題になった。

 そして先日に英大衆紙「ザ・サン」が掲載した記事によると、アンドリュー王子の次女ユージェニー王女が執筆協力者として浮上しているという。

 同紙はこの記事中、王女が「メーガン(妃)にハリー(ヘンリー王子の愛称)を紹介した」と記述。王子のいとこにあたる王女が恋のキューピッドだったと主張している。さらに妃も「ハリーと知り合う前からユージェニー(王女)を知っていた」と発言しており、夫のジャック・ブルックスバンク氏も含めて夫妻同士で親交があるという。

 こうした友好関係があることで、王室を悩ませる回顧録に王女が協力する可能性が浮上したようだ。また王子は回顧録の出版発表前からダイアナ元妃の親族と友人筋に元妃の思い出を聞いて回り、王室を困惑させていたという。

 しかしそれでも、情報提供者が十分にいるとは言いがたいかもしれない。権威あるピューリッツァー賞受賞者が執筆する一冊だけに、王室批判が盛り込まれると予想されるその内容に間違いや矛盾は許されないだろう。

 3月放送のインタビューをめぐっては、ヘンリー王子夫妻の発言に多くの矛盾点が指摘され、一部では批判も巻き起こっている。例えばメーガン妃の「ロイヤルウェディングの3日前に結婚していた」発言は後日、王子夫妻側が声明で事実上の発言取り消しを行う事態にもなった。

 回顧録の出版に際して巨額の前払金が発生したという報道もあるが、その金額に負けず、モーリンガー氏には骨の折れる裏付け作業が待ちかまえているかもしれない。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)

 

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【写真】ヘンリー王子とユージェニー王女 仲の良さがうかがえるツーショットアルバム

2012年7月、ロンドン五輪3日目のクロスカントリー乗馬イベントで
2015年6月、「トゥルーピング・ザ・カラー」で
2019年5月、バッキンガム宮殿のガーデンパーティーで。左はユージェニー王女の姉ベアトリス王女
 【写真:Getty Images】

 

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ヘンリー王子 フロッグモア・コテージを明け渡したユージェニー王女との絆とは 引っ越し用トラックも目撃

著者:Hint-Pot編集部

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ヘンリー王子とメーガン妃、ユージェニー王女【写真:Getty Images】

 ヘンリー王子とメーガン妃が英王室主要メンバーだった時期に暮らしていた、ロンドン近郊ウィンザー城領地内のフロッグモア・コテージ。離脱後も英国の拠点にするとみられていたが、このほど王子の従妹に当たるユージェニー王女夫妻に明け渡したと報じられた。さらには、フロッグモア・コテージに向かう大型トラックも目撃されている。また、今回の住居明け渡しの裏にはヘンリー王子とユージェニー王子の強い絆があるようだ。英紙が伝えている。

 ◇ ◇ ◇

 

従兄妹に当たる王子と王女は子どもの頃から大の仲良しだという

 英大衆紙「デイリー・メール」によると現地時間24日、英「エイブルス」社の大型トラックがフロッグモア・コテージに向かう様子が目撃された。同社は1988年から「王室御用達(ロイヤルワラント)」の認定を受け、荷物の搬送や保管などを請け負っている。

 これまでの報道によると、フロッグモア・コテージ内に残されていたヘンリー王子とメーガン妃の家具などはすでに搬出され、米サンタバーバラの自宅に送られているそうだ。一方で、数週間前から暮らしているとされるユージェニー王女と夫のジャック・ブルックスバンク氏は、現在まだ引っ越し作業の過程にあり、荷物の一部がこの大型トラックで運ばれたのかもしれないという。

 36歳のヘンリー王子と30歳のユージェニー王女は従兄妹の間柄で、子どもの頃から仲が良かったようだ。英大衆紙「デイリー・ミラー」は事情通の話として、2人はエリザベス女王の孫の中でも「最も親しい友人」だったと伝えている。幼い頃は一緒に家族旅行を楽しみ、成人してからは一緒にロンドンのクラブによく出かけたという。

 8月に刊行されたヘンリー王子とメーガン妃の非公式伝記「Finding Freedom(自由を求めて)」では、ロイヤルファミリー内での2人の役割が関係の基盤になったと記されている。ヘンリー王子は次男で、ユージェニー王女は次女。同書では「ヘンリー王子同様、ユージェニー王女も自らのアイデンティティ確立に苦しんでいた」とされている。

 ヘンリー王子はそんなユージェニー王女に全幅の信頼を寄せているようで、メーガン妃との交際を最初に報告した1人であり、ダブルデートも楽しんでいたという。

 フロッグモア・コテージはヘンリー王子夫妻が約3億円超の公金を投入して改修しており、育児のための施設も整っているとされる。ユージェニー王女は来年初旬に第1子を出産予定であることから、ヘンリー王子が助けたのは「驚きではない」と同紙は伝えている。

(Hint-Pot編集部)

 

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【写真】王室御用達企業の大型トラックがフロッグモア・コテージに向かう実際の様子 ユージェニー王女夫妻が入居したとされている

 

 

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【写真】ヘンリー王子とユージェニー王女 一緒にロンドン五輪を観戦する様子 小さい頃から大の仲良しだったという

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